9740

セントラル警備保障(9740)に経済的な堀はあるか

サービス業 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
2,800
2026-09-01
時価総額
382 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 493 17 11 11 5.3 78.8 43.6
FY2017 537 17 13 2 5.6 92.2 30.0 44.8
FY2018 624 34 22 28 9.1 152.4 30.0 45.0
FY2019 678 43 29 20 10.3 196.8 38.0 45.5
FY2020 674 46 31 24 10.0 214.4 40.0 47.7
FY2021 691 52 37 48 11.0 251.4 45.0 52.2
FY2022 648 40 26 42 6.9 177.3 48.0 56.8
FY2023 680 43 54 116 13.5 368.8 50.0 57.9
FY2024 714 43 32 0 7.7 222.0 60.0 62.0
FY2025 787 45 25 4 5.7 174.9 60.0 57.6

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:9/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産1/5

セントラル警備保障は、長年の実績と信頼により、警備サービス業界において一定のブランド認知度を確立している。しかし、特許や独自のIPによる明確な優位性は限定的であり、競合他社も同様のサービスを提供可能であるため、無形資産による競争優位性は弱い。

スイッチングコスト3/5

警備サービスは、導入済みのシステムや運用体制、従業員の習熟度などから、顧客が他の警備会社へ乗り換える際には、初期コストや運用変更の手間が発生する。特に大規模施設や金融機関などでは、セキュリティレベルの維持・向上を考慮すると、乗り換えのハードルは一定程度存在する。

ネットワーク効果0/5

警備サービスは、顧客が増加しても、個々の顧客へのサービス提供価値が直接的に向上するネットワーク効果は発生しない。サービスは基本的に個別契約に基づいて提供されるため、プラットフォーム型ビジネスのようなネットワーク効果は期待できない。

コスト優位2/5

警備員の人件費がコストの大半を占める。セントラル警備保障は、長年の経験と効率的な人員配置により、一定のコスト管理能力を有していると考えられる。しかし、人件費の高騰や新規参入企業による低価格攻勢のリスクも存在し、構造的なコスト優位性は限定的である。

規模の経済3/5

警備業界は、全国的なネットワークと多様な顧客基盤を持つ企業が有利となる傾向がある。セントラル警備保障は、全国に拠点を持ち、多様な顧客(オフィスビル、商業施設、個人宅など)に対応しているため、一定の規模の経済性を享受している。しかし、業界全体としては多数の競合が存在する。

競合との比較優位

強気シナリオ

AIやIoTを活用した高度な警備システムの開発・導入によるサービス付加価値向上

M&Aや提携による事業エリアの拡大とサービスラインナップの拡充

人材育成・定着率向上による高品質なサービス提供の維持

弱気シナリオ(モート侵食)

人件費の高騰による収益性の悪化

競合他社による低価格攻勢や技術革新への対応遅れ

セキュリティ事故発生による信頼失墜と顧客離れ

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

セントラル警備保障の投資が失敗するには、まず、警備サービスにおけるスイッチング・コストが想定以上に低いことが証明される必要がある。例えば、技術革新により、既存システムとの互換性が高く、導入・移行コストが極めて低い新しい警備ソリューションが登場し、顧客が容易に乗り換え可能になるシナリオだ。また、同社がAIやIoTといった先進技術への投資を怠り、競合他社がより低コストで高付加価値なサービスを提供し始めた場合、同社の価格競争力とサービス優位性が失われる。さらに、人件費の高騰が抑制されず、同社の収益性を圧迫し続ける一方で、新たな収益源の確保に失敗し続ける状況も考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性は失われ、投資としての魅力は低下するだろう。

5年後のモート予測

強気

AI・IoT活用によるサービス高度化と新規顧客獲得が進み、売上・利益ともに堅調に成長。特に法人向け高付加価値サービスが牽引する。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を見込む。コスト管理が重要となり、利益率は横ばい傾向で推移する。

弱気

人件費高騰と競合激化により、既存顧客の維持が困難になる。新規サービス展開も遅れ、売上・利益ともに減少基調となる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 382億
2. 健全な財務 自己資本比率 57.6%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -0.4%
6. 適度なPER PER 15.3倍
7. 適度なPBR PBR 0.90倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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