オリエンタルコンサルタンツホールディングス(2498)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 429 | 13 | 6 | 4 | 8.6 | 122.6 | 20.0 | 26.3 |
| FY2017 | 471 | 14 | 9 | 26 | 9.9 | 159.0 | 22.5 | 28.5 |
| FY2018 | 532 | 20 | 10 | 22 | 10.7 | 186.5 | 30.0 | 24.7 |
| FY2019 | 632 | 24 | 13 | -21 | 12.5 | 237.3 | 37.5 | 25.5 |
| FY2020 | 629 | 27 | 15 | 39 | 12.8 | 269.6 | 42.5 | 25.2 |
| FY2021 | 683 | 33 | 17 | 6 | 12.2 | 294.6 | 50.0 | 28.0 |
| FY2022 | 773 | 37 | 27 | -103 | 14.5 | 470.1 | 72.5 | 33.9 |
| FY2023 | 782 | 39 | 28 | -19 | 12.8 | 474.2 | 100.0 | 35.3 |
| FY2024 | 863 | 47 | 26 | 6 | 10.6 | 428.2 | 175.0 | 37.4 |
| FY2025 | 954 | 56 | 38 | -35 | 13.3 | 318.4 | 240.0 | 36.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
財務データが未収録のため、ブランド力、特許、規制ライセンス、独占的IPなどの無形資産に関する具体的な評価は困難です。公開情報からは、特定の強力な無形資産の存在を示唆する情報は確認できません。
建設コンサルタント業界は、顧客との長期的な信頼関係や過去の実績が重視される傾向があります。一度契約した顧客が、同等のサービスを提供する他社へ乗り換えるには、新たな関係構築や情報収集の手間が発生する可能性がありますが、そのスイッチングコストは限定的と考えられます。
事業内容から、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果が生じる構造は見られません。顧客基盤の拡大は事業成長に寄与しますが、プラットフォーム型ビジネスのようなネットワーク効果とは異なります。
建設コンサルタント業界は、高度な専門知識を持つ人材の確保がコストの大部分を占めます。オリエンタルコンサルタンツホールディングスが、競合他社と比較して構造的に低いコストでサービスを提供できるような、明確なコスト優位性を示す情報は現時点では確認できません。
建設コンサルタント業界は多数の企業が存在する競争環境ですが、同社は一定の規模と実績を持つ企業の一つです。しかし、業界全体を代表するような寡占的な地位を確立しているとは言えず、規模の経済による明確な優位性は限定的と考えられます。
競合との比較優位
強気シナリオ
インフラ老朽化対策や防災・減災投資の増加に伴う需要拡大
M&Aによる事業領域の拡大や技術力の強化
DX推進による業務効率化と高付加価値サービスの提供
弱気シナリオ(モート侵食)
公共投資の削減や景気後退による受注の減少
優秀な人材の獲得競争激化による人件費の高騰
競合他社との価格競争の激化による収益性の低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、建設コンサルタント業界全体の成長性が鈍化し、特に公共投資が大幅に減少することが真実でなければならない。また、同社が新規事業やM&Aで期待したほどの成果を上げられず、既存事業においても競合他社との差別化に失敗し、価格競争に巻き込まれて収益性が悪化するシナリオも考えられる。さらに、優秀な技術者の採用・維持が困難になり、人材流出が続けば、技術力や提案力の低下を招き、事業継続が危ぶまれるだろう。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な成長と収益性は大きく損なわれる可能性がある。
5年後のモート予測
インフラ投資の活発化や新規事業の成功により、売上・利益ともに堅調な成長を続ける。特に、DX関連サービスや海外事業が成長を牽引する。
緩やかな市場成長と一定の受注を確保し、安定した収益基盤を維持する。M&Aや人材育成への投資を継続し、競争力を維持する。
公共投資の低迷や競争激化により、受注が伸び悩み、収益性が悪化する。人材流出も発生し、事業拡大が困難になる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 357億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 36.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -12.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.26倍 |
合格数:4/7 部分的合格