ウッドワン(7898)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 656 | 16 | 1 | 36 | 0.2 | 1.4 | — | 43.7 |
| FY2016 | 664 | 29 | 12 | 30 | 2.8 | 24.9 | — | 44.7 |
| FY2017 | 650 | 18 | 2 | -2 | 0.5 | 22.4 | 7.5 | 45.9 |
| FY2018 | 630 | 5 | 2 | -6 | 0.6 | 23.6 | — | 45.2 |
| FY2019 | 636 | 19 | 8 | 37 | 2.3 | 88.9 | 37.5 | 44.2 |
| FY2020 | 591 | 23 | 12 | -12 | 2.8 | 125.5 | 37.5 | 44.0 |
| FY2021 | 666 | 24 | 13 | 7 | 3.0 | 140.1 | 24.0 | 45.2 |
| FY2022 | 658 | 8 | 4 | -28 | 0.8 | 39.2 | 24.0 | 44.6 |
| FY2023 | 648 | -9 | -23 | -10 | -5.2 | -248.7 | 24.0 | 43.0 |
| FY2024 | 652 | 13 | 18 | 4 | 3.9 | 191.0 | 24.0 | 43.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ウッドワンは「無垢の木」というブランドイメージを構築しており、自然素材へのこだわりを訴求している。しかし、特許や規制ライセンスなど、他社が容易に模倣できない強力な無形資産は限定的。
住宅建材や内装建材は、一度採用されると設計変更やリフォーム時の再選定に手間がかかるため、一定のスイッチング・コストが発生する。しかし、価格やデザインの魅力があれば乗り換えられる可能性もある。
同社の事業モデルにおいて、ユーザー数が増えることでサービスの価値が向上するようなネットワーク効果は観察されない。
自社で原木から製材、加工、販売まで一貫して行う「木材流通システム」を構築しているが、競合他社も同様の垂直統合や効率化を進めているため、圧倒的なコスト優位性は確立されていない。
住宅建材・内装建材市場において、一定のシェアと生産能力を持つ。特に無垢材分野では強みを持つが、業界全体としては多数のプレイヤーが存在し、寡占度はそれほど高くない。
競合との比較優位
強気シナリオ
「無垢の木」への需要の高まりと、健康志向・自然志向の継続
住宅リフォーム市場の拡大と、同社製品の採用増加
DX推進によるサプライチェーン効率化とコスト削減の進展
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格製品や代替素材の攻勢
住宅着工数の減少や、建築様式の変化による需要の低迷
原木価格の変動や、気候変動による供給リスクの増大
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ウッドワンへの投資が失敗するには、以下のシナリオが真実である必要がある。第一に、消費者の住宅建材に対する嗜好が、無垢材からメンテナンス性の高い素材や、より安価な代替素材へと急速にシフトすること。第二に、競合他社が、ウッドワンの持つ製材・加工・流通のサプライチェーンを、より低コストかつ高品質で再現、あるいはそれを凌駕する技術革新を起こし、価格競争力や製品開発力で圧倒すること。第三に、国内の住宅市場全体が構造的に縮小し、リフォーム需要も期待通りに伸びず、ウッドワンの既存事業モデルが成り立たなくなること。さらに、同社が新たな成長分野への転換に失敗し、既存事業の収益性も悪化し続ける状況が考えられる。
5年後のモート予測
健康・自然志向の高まりとリフォーム需要拡大を追い風に、無垢材建材市場での優位性を維持・拡大。DXによる効率化で収益性も改善し、堅調な成長を続ける。
住宅市場の緩やかな変動に対応しつつ、既存事業の効率化を進める。無垢材への一定需要は維持されるが、競合との価格競争や代替材の台頭により、成長は限定的となる。
住宅着工数の減少と代替素材へのシフトが加速。原木価格の高騰や供給不安も重なり、収益性が悪化。事業構造の転換に失敗し、長期的な成長軌道から外れる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 81億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 43.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 10.9% | |
| 6. 適度なPER | PER 4.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.18倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-02 臨時報告書