7809

壽屋(7809)に経済的な堀はあるか

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株価

現在株価
1,324
2026-09-01
時価総額
106 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

9年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2018 88 7 4 3 14.8 159.5 30.0 36.4
FY2019 83 3 1 -1 4.8 50.2 30.0 36.9
FY2020 74 2 1 0 2.7 28.0 15.0 35.8
FY2021 95 10 7 6 21.0 255.7 40.0 38.3
FY2022 143 23 16 2 33.9 619.6 70.0 45.0
FY2023 181 26 18 19 27.6 222.5 90.0 55.2
FY2024 164 17 11 -3 15.3 139.1 35.0 60.0
FY2025 165 16 11 3 13.6 136.7 40.0 59.8
FY2026 45.0

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:9/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産3/5

「ハイボール」「角」「山崎」「白州」といった強力なブランド力を持つ。特に「角」は日本のウイスキー市場で圧倒的なシェアを誇り、長年培われたブランドイメージと品質への信頼が強固な無形資産となっている。近年は海外市場への展開も進めている。

スイッチングコスト2/5

ウイスキーや焼酎といった酒類は、一度気に入った銘柄があれば、他の銘柄への乗り換えに対する抵抗感が比較的大きい。特に「サントリー」ブランドへのロイヤリティは一定程度存在するが、価格やプロモーションによっては乗り換えも起こりうる。

ネットワーク効果0/5

酒類メーカーとしての事業には、直接的なネットワーク効果はほとんど見られない。製品の普及やブランド認知は広告宣伝や流通網に依存する。

コスト優位1/5

酒類製造には一定の規模の設備投資や原料調達、熟成期間が必要であり、新規参入障壁は存在する。しかし、大手メーカー間でのコスト競争力に大きな差があるとは言えず、構造的なコスト優位性は限定的。

規模の経済3/5

日本の酒類市場において、同社は大手の一角を占めており、一定の生産・販売規模を持つ。特にウイスキーやRTD(Ready to Drink)分野では、効率的な生産・流通網を構築していると考えられる。しかし、アサヒビールやキリンホールディングスといった飲料・酒類総合メーカーと比較すると、規模の面で劣る部分もある。

競合との比較優位

強気シナリオ

「響」「山崎」などのプレミアムウイスキーの海外展開加速による高収益化

RTD市場における新商品投入やブランド強化によるシェア拡大

健康志向に対応した低アルコール・ノンアルコール飲料の開発・販売成功

弱気シナリオ(モート侵食)

原材料価格の高騰(麦芽、米など)や円安による輸入コスト増加

競合他社による積極的な価格攻勢や新商品投入による市場シェアの低下

健康志向の高まりによるアルコール飲料全体の需要減少

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、まず「角」や「サントリー」ブランドが持つ長年の信頼とブランドイメージが、消費者の間で急速に陳腐化し、競合他社の新興ブランドや低価格帯商品に取って代わられる必要がある。また、ウイスキーの熟成に不可欠な原酒の安定的な確保が困難になり、品質維持や供給能力に深刻な問題が生じることも考えられる。さらに、酒税率の変動や健康増進政策の強化といった外部環境の変化が、同社の収益構造を根本から揺るがすほどネガティブに作用し、かつ同社がそれらの変化に柔軟に対応できない状況が続くことが、投資の失敗シナリオとして考えられる。

5年後のモート予測

強気

プレミアムウイスキーの海外需要を取り込み、ブランド価値向上と利益率改善が進む。RTD事業も堅調に推移し、全体として安定的な成長が見込まれる。

中立

国内市場での競争は激化するものの、主力ブランドの強さと新商品投入により、緩やかな成長を維持する。海外事業の伸長が業績を下支えする。

弱気

原材料費高騰や為替変動の影響を受け、利益率が低下する。国内市場でのシェア低下や、海外事業の伸び悩みにより、業績は停滞または微減となる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 106億
2. 健全な財務 自己資本比率 59.8%
3. 利益の安定性 8年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -39.6%
6. 適度なPER PER 9.7倍
7. 適度なPBR PBR 1.33倍

合格数:3/7 部分的合格

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