ダイワボウホールディングス(3107)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 5,785 | 99 | 53 | 68 | 9.2 | 27.8 | — | 23.0 |
| FY2016 | 6,178 | 126 | 75 | 32 | 11.7 | 39.2 | — | 24.4 |
| FY2017 | 6,696 | 143 | 105 | 108 | 14.4 | 548.7 | 10.0 | 25.3 |
| FY2018 | 7,856 | 227 | 168 | 89 | 19.2 | 872.4 | 130.0 | 25.7 |
| FY2019 | 9,441 | 328 | 212 | 141 | 20.2 | 1,101.4 | 200.0 | 31.6 |
| FY2020 | 10,435 | 350 | 257 | 81 | 19.9 | 267.5 | 160.0 | 33.4 |
| FY2021 | 7,638 | 241 | 170 | 252 | 12.5 | 178.1 | 300.0 | 38.0 |
| FY2022 | 9,039 | 279 | 191 | 153 | 13.2 | 202.8 | 60.0 | 35.2 |
| FY2023 | 9,678 | 310 | 43 | 196 | 3.0 | 45.8 | 62.0 | 35.0 |
| FY2024 | 11,368 | 349 | 248 | 33 | 16.3 | 271.4 | 64.0 | 34.6 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
ダイワボウホールディングスは、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを基盤とした無形資産による競争優位性は、公開情報からは確認できません。事業内容は多岐にわたりますが、個別の事業における無形資産の優位性は限定的と考えられます。
主要事業の一つである機能素材事業において、顧客との長期的な取引関係や、特定の用途に合わせた製品開発による一定のスイッチング・コストは存在する可能性があります。しかし、他の事業領域では乗り換え障壁は低いと考えられます。
ダイワボウホールディングスの事業モデルにおいて、ネットワーク効果が競争優位性の源泉となっているという明確な証拠は見当たりません。ユーザーが増えることでサービスの価値が向上するようなプラットフォーム事業は展開していません。
一部の事業において、長年の経験やサプライヤーとの関係性からくるコスト管理能力は存在する可能性があります。しかし、業界全体で顕著なコスト優位性を確立しているという情報は確認できません。規模の経済によるコスト削減効果も限定的と推測されます。
機能素材事業やアパレル事業など、一部の事業領域においては、一定の事業規模を有しており、業界内での存在感を示しています。しかし、業界全体を寡占するほどの圧倒的な規模の経済による優位性は見られません。
競合との比較優位
強気シナリオ
機能素材事業における高付加価値製品の開発・販売拡大
アパレル事業におけるブランド力の強化と新規市場開拓
M&Aによる新規事業領域への進出とシナジー創出
弱気シナリオ(モート侵食)
主要事業における競争激化と価格下落圧力
原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱
新規事業の不振やM&Aの失敗による財務悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ダイワボウホールディングスが競争優位性を失うシナリオは、主要事業である機能素材やアパレル分野において、競合他社がより革新的な技術やデザイン、あるいはより低コストな生産体制を確立し、同社の製品・サービスを凌駕する場合に想定されます。特に、顧客が容易に代替可能な製品を提供している場合、価格競争に巻き込まれ、利益率が低下するリスクがあります。また、グローバルなサプライチェーンの混乱や、特定の地域経済の低迷が、同社の事業展開に大きな打撃を与える可能性も考えられます。さらに、同社が成長戦略として進めるM&Aが期待通りの成果を上げられず、むしろ財務負担を増大させる結果となれば、競争力の低下に繋がるでしょう。
5年後のモート予測
機能素材やアパレル事業での高付加価値化が進み、新規事業も軌道に乗ることで、売上・利益ともに堅調に成長する。M&Aも成功し、事業ポートフォリオが強化される。
既存事業は安定的に推移するものの、大きな成長は見込めない。新規事業は緩やかな成長に留まり、全体として緩やかな成長軌道を辿る。
競争激化やコスト増により既存事業の収益性が悪化。新規事業も期待通りに進まず、財務状況が悪化する。株価は低迷する可能性が高い。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 3,147億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 34.6% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 15.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.04倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準