8060

キヤノンマーケティングジャパン(8060)に経済的な堀はあるか

卸売業 商社・卸売

株価

現在株価
3,780
2026-09-01
時価総額
4,107 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 6,293 277 182 138 6.5 140.1 50.0 56.4
FY2017 6,322 304 207 368 7.0 159.5 60.0 58.1
FY2018 6,216 289 208 65 6.9 160.6 60.0 60.8
FY2019 6,211 324 223 -725 6.8 171.6 60.0 64.4
FY2020 5,451 313 220 123 6.4 169.7 60.0 68.2
FY2021 5,521 397 294 169 7.9 226.9 75.0 71.0
FY2022 5,881 499 356 276 8.9 274.2 90.0 73.5
FY2023 6,095 525 365 182 8.4 281.4 120.0 78.0
FY2024 6,539 531 393 1,234 10.3 319.8 140.0 73.0
FY2025 6,798 582 415 770 10.0 381.5 170.0 73.1

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産2/5

キヤノンブランドの信頼性と、キヤノン製品(カメラ、複合機等)の販売・保守サービスにおける長年の実績は一定の無形資産を形成している。特に法人向けソリューション分野でのブランド力は強み。

スイッチングコスト2/5

複合機やプリンターなどのOA機器は、導入時のコストや設定の手間から、一定のスイッチングコストが発生する。しかし、製品ライフサイクルや競合の価格競争力によっては乗り換えも十分考えられる。

ネットワーク効果0/5

特定のプラットフォームやサービスにおけるネットワーク効果は限定的であり、ユーザー数の増加が直接的なサービス価値向上に繋がる構造は見られない。

コスト優位1/5

キヤノン本体の製造コスト優位性は存在するが、販売・マーケティング会社としてのコスト優位性は明確ではない。価格競争力は存在するものの、構造的な優位性とは言えない。

規模の経済3/5

国内におけるキヤノン製品の販売・保守ネットワークは広範であり、規模の経済が働きやすい。特に、全国的なサービス網は他社が容易に模倣できない強みとなっている。

競合との比較優位

強気シナリオ

法人向けDXソリューション事業の拡大

保守・サービス事業の安定的な収益貢献

キヤノンブランドの維持・向上による新規顧客獲得

弱気シナリオ(モート侵食)

デジタル化の進展による紙媒体需要の減少

競合他社による価格攻勢や代替技術の台頭

キヤノン本体の業績低迷が販売・保守事業に波及

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

キヤノンマーケティングジャパンの投資が失敗するには、まずキヤノン本体の技術革新力が失われ、主要製品(カメラ、複合機等)の競争力が著しく低下することが必要である。さらに、法人顧客がキヤノンの提供する保守・サービス体制よりも、低価格で機能が同等以上の競合製品やクラウドベースの代替ソリューションへ急速に移行し、スイッチングコストを乗り越えるインセンティブが働く状況が生まれる必要がある。また、DXソリューション事業においても、キヤノンマーケティングジャパン独自の強みが薄れ、汎用的なITサービスプロバイダーとの差別化ができなくなることも、モートの侵食に繋がるだろう。

5年後のモート予測

強気

DXソリューション事業の成長と、安定した保守・サービス収益により、緩やかな増収増益を達成。キヤノンブランドの信頼性を背景に、法人市場でのシェアを維持・拡大する。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、DX関連事業で一部成長を見込む。市場環境の変化に対応しながら、堅実な収益基盤を維持する。

弱気

紙媒体需要の減少や競合激化により、既存事業の収益性が低下。DX事業の成長も鈍化し、全体として減収減益となるリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 4,107億
2. 健全な財務 自己資本比率 73.1%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 11.6%
6. 適度なPER PER 9.9倍
7. 適度なPBR PBR 0.98倍

合格数:6/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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