8020

兼松(8020)に経済的な堀はあるか

卸売業 商社・卸売

株価

現在株価
2,310
2026-09-01
時価総額
3,831 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 10,562 188 90 288 7.4 21.3 20.6
FY2016 11,003 226 80 -28 6.2 19.1 20.9
FY2017 7,148 262 163 15 11.1 193.8 6.0 22.3
FY2018 7,238 303 166 181 10.5 198.2 22.8
FY2019 7,218 284 144 140 8.7 172.4 60.0 23.7
FY2020 6,491 236 133 271 7.4 159.4 60.0 25.8
FY2021 7,680 293 160 48 8.0 191.4 60.0 25.1
FY2022 9,114 389 186 -170 13.0 222.4 65.0 19.0
FY2023 9,860 439 232 232 13.2 277.9 75.0 22.0
FY2024 10,509 421 275 597 14.6 329.0 90.0 25.2

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
●○○○○
1/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:10/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

兼松は特定のブランド力や特許、規制ライセンスによる独占的な優位性は限定的。一部の事業領域で長年の取引実績やノウハウを持つ可能性はあるが、定量的な証明は難しい。

スイッチングコスト2/5

商社ビジネスは多岐にわたり、顧客との長年の関係性や特定のサプライヤーとの強固なネットワークがスイッチング・コストを生む可能性がある。しかし、汎用的な商材も多く、価格競争力があれば乗り換えリスクは存在する。

ネットワーク効果1/5

特定のプラットフォームやサービスを提供するビジネスモデルではないため、明確なネットワーク効果は期待しにくい。ただし、広範なサプライヤー・顧客ネットワークは間接的な優位性となりうる。

コスト優位2/5

商社としての規模の経済や効率的な物流網はコスト優位に寄与する可能性がある。しかし、為替変動リスクや市況変動の影響を受けやすく、構造的なコスト優位性は限定的。

規模の経済4/5

総合商社として多岐にわたる事業を展開し、グローバルなネットワークと巨大な資本力を有する。特定の事業分野では、その規模からくる影響力や調達・販売網の広さで寡占的な地位を築いている可能性がある。

競合との比較優位

強気シナリオ

新規事業領域(DX、GX等)での成長加速

資源価格上昇や地政学リスクによる既存事業の収益性向上

M&Aによる事業ポートフォリオ強化とシナジー創出

弱気シナリオ(モート侵食)

グローバル景気後退による需要低迷と商品市況の悪化

為替変動リスクによる収益圧迫

新規事業の立ち上げ失敗や競争激化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

兼松の投資が失敗するには、まずその規模の経済が、変化の激しい現代においてむしろ足かせとなり、機動的な事業再編や新規分野への適応を妨げる状況が真実でなければならない。具体的には、既存の巨大なインフラや人員、長年の取引慣習が、デジタル化や脱炭素化といったパラダイムシフトへの迅速な対応を阻害し、競合他社(特に機動的な新興企業や、より特化した専門商社)に市場シェアを奪われるシナリオが考えられる。また、グローバルなサプライチェーンの分断や地政学リスクの高まりが、むしろリスク管理コストを増大させ、収益性を悪化させる要因となる可能性も否定できない。さらに、多角化が裏目に出て、どの事業分野においても競争優位性を確立できず、収益の安定性を失うことも考えられる。

5年後のモート予測

強気

DX・GX関連事業の拡大、資源価格高騰、M&A成功により、売上・利益ともに大幅成長。株価は市場平均を大きくアウトパフォームする。

中立

既存事業は安定推移、新規事業は緩やかな成長。資源価格や為替の変動に影響を受けつつも、堅調な収益を維持し、市場並みのリターンを目指す。

弱気

世界経済の減速、商品市況の悪化、為替の逆風により、売上・利益ともに減少。株価は市場平均を下回るパフォーマンスとなる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 3,831億
2. 健全な財務 自己資本比率 28.4%
3. 利益の安定性 11年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -4.2%
6. 適度なPER PER 11.8倍
7. 適度なPBR PBR 1.84倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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