2590

ダイドーグループホールディングス(2590)に経済的な堀はあるか

食料品 食品

株価

現在株価
2,987
2026-09-01
時価総額
827 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 1,714 39 33 -53 3.8 197.3 51.3
FY2017 1,727 49 25 54 2.8 151.7 60.0 52.3
FY2018 1,716 61 39 -60 4.1 234.2 60.0 53.8
FY2019 1,683 29 18 -40 2.0 108.0 60.0 53.9
FY2020 1,582 56 32 49 3.9 201.3 60.0 51.8
FY2021 1,626 46 40 16 4.8 254.2 60.0 52.1
FY2022 1,601 7 -5 1 -0.6 -32.4 60.0 50.9
FY2023 2,134 37 44 80 4.8 140.8 60.0 50.4
FY2024 2,372 48 38 -8 4.1 120.7 60.0 49.6
FY2025 2,412 42 -303 -7 -46.7 -957.8 40.0 39.5

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

ダイドーブランドは一定の認知度を持つが、競合他社と比較して強力なブランドエクイティや特許による独占的優位性は限定的。自販機ビジネスにおける長年のノウハウは無形資産と言えるが、数値化しにくい。

スイッチングコスト1/5

自動販売機設置場所の契約更新は、既存ベンダーとの関係性や設置条件に依存するが、設置場所のオーナー側が乗り換えを検討する際のコストは比較的低い可能性がある。飲料メーカーとしてのブランドスイッチは容易。

ネットワーク効果0/5

自動販売機ビジネスは設置場所と需要のマッチングであり、ユーザー数の増加が直接的にサービス価値を高めるネットワーク効果は発生しない。

コスト優位2/5

長年の自動販売機オペレーションで培われた効率的な物流網や、PB商品の開発・製造によるコスト管理は一定の競争力を持つ。しかし、原材料価格の変動や競合との価格競争の影響を受けやすい。

規模の経済3/5

国内の自動販売機市場において、ダイドードリンコはトップクラスの設置台数を誇り、規模の経済を活かした効率的な運営が可能。広範な設置網は、他社が容易に模倣できない優位性をもたらす。

競合との比較優位

強気シナリオ

自動販売機設置場所の確保と維持における競争優位性の継続

PB商品やオリジナルブランドによる収益性の改善

海外市場への展開による新たな収益源の確保

弱気シナリオ(モート侵食)

国内自動販売機市場の飽和と設置台数減少

原材料価格の高騰による収益性の悪化

競合他社による積極的な販路拡大や価格攻勢

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

ダイドーグループホールディングスが長期的に競争優位性を失うシナリオは、まず国内の自動販売機市場における設置場所の確保競争で後れを取り、競合他社に主要なロケーションを奪われることである。これは、設置場所のオーナーとの関係性が弱まり、より魅力的な条件を提示される競合に流出する、あるいは、ダイドーの設置・メンテナンス体制の質が低下し、オーナーが不満を抱くことで発生しうる。また、PB商品やオリジナルブランドの差別化に失敗し、価格競争に巻き込まれることで収益性が低下し、規模の経済によるコスト優位性が失われることも考えられる。さらに、自動販売機以外の新たな収益の柱を築けず、既存事業の成長が鈍化した場合、投資家は将来の成長性に疑問を持ち、株価は低迷するだろう。

5年後のモート予測

強気

自動販売機事業の安定的な収益基盤を維持しつつ、PB商品や海外展開の成功により、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。株主還元も堅調に推移する。

中立

国内市場の成熟により、自動販売機事業の成長は限定的。PB商品やコスト削減努力で収益性を維持するが、大きな飛躍は見込めない。為替変動の影響を受ける。

弱気

国内自動販売機市場の競争激化と設置場所の減少、原材料価格高騰により、収益性が悪化。海外展開も軌道に乗らず、業績は低迷する。株主還元も抑制される可能性。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 827億
2. 健全な財務 自己資本比率 49.6%
3. 利益の安定性 8年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 %
6. 適度なPER PER 21.8倍
7. 適度なPBR PBR 0.90倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が ダイドーグループホールディングス の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →