2004

昭和産業(2004)に経済的な堀はあるか

食料品 食品

株価

現在株価
3,835
2026-09-01
時価総額
1,030 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 2,478 80 59 46 8.3 37.2 43.6
FY2016 2,332 88 62 92 8.2 38.9 44.4
FY2017 2,332 66 49 -22 6.0 155.0 10.0 45.7
FY2018 2,559 84 73 104 8.4 229.7 47.4
FY2019 2,540 88 68 80 7.6 216.5 60.0 49.2
FY2020 2,560 76 101 -126 9.8 319.7 65.0 46.7
FY2021 2,876 56 40 -104 3.7 120.6 65.0 45.7
FY2022 3,351 42 78 -91 6.7 232.6 60.0 45.6
FY2023 3,464 131 124 113 9.3 369.4 65.0 49.4
FY2024 3,344 111 116 89 8.4 356.0 80.0 52.8

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

昭和産業は食品メーカーとして一定のブランド認知度を持つが、強力な特許や独自の技術による差別化は限定的。主力製品の多くは汎用品であり、無形資産による競争優位性は低いと判断される。

スイッチングコスト2/5

業務用食品においては、既存のサプライヤーとの関係性や品質・価格への慣れから、顧客が他社へ切り替えるには一定のハードルが存在する。ただし、代替品の選択肢は多く、スイッチングコストは高くない。

ネットワーク効果0/5

同社の事業モデルは、ネットワーク効果を直接的に活用するものではない。プラットフォームビジネスやSNSのような、利用者の増加が価値を高める構造は見られない。

コスト優位1/5

食品業界全体として、規模の経済によるコスト優位性は存在するが、昭和産業特有の圧倒的なコストリーダーシップを示す証拠は乏しい。原料調達や生産効率の改善努力は継続している。

規模の経済3/5

長年の事業継続と多岐にわたる食品事業(製粉、食品、健康産業、鳥卵)を展開することで、一定の規模の経済を享受している。広範な販売網と生産能力は競争力の源泉となりうる。

競合との比較優位

日清製粉グループ本社

日清製粉は製粉事業で圧倒的なシェアを持ち、多角化も進んでいる。昭和産業は製粉に加え、食品、健康産業、鳥卵と幅広いが、各分野での規模やブランド力では日清製粉に劣る場面がある。

日本製粉

日本製粉も製粉事業を核としつつ、食品分野での展開を図っている。昭和産業と比較して、事業ポートフォリオの類似性はあるものの、規模や収益性においては差が見られる場合がある。

強気シナリオ

健康志向の高まりや、付加価値の高い加工食品への需要増加を捉え、新製品開発とマーケティングを強化することで売上・利益を拡大する。

M&Aや事業提携を通じて、新たな事業領域への進出や既存事業のシナジー効果を追求し、収益基盤を強化する。

グローバル展開を加速させ、海外市場でのブランド認知度向上と販売チャネル拡大により、新たな成長ドライバーを確立する。

弱気シナリオ(モート侵食)

原材料価格の急騰や為替変動が収益を圧迫し、価格転嫁が困難な状況が続く。

競合他社による低価格攻勢や、より革新的な商品開発により、市場シェアを奪われる。

食品偽装問題や異物混入などの品質問題が発生し、ブランドイメージが大きく毀損される。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

原材料価格の高騰、為替の急激な変動、または大規模な品質問題の発生により、利益率が大幅に低下し、株価が低迷する。特に、価格転嫁が困難な状況が長期化すると、競争力の低下を招くリスクがある。

5年後のモート予測

強気

健康・高付加価値食品へのシフト、海外展開の成功、効率的なM&Aにより、売上・利益ともに年率5%以上の成長を達成。ROEは10%超を維持する。

中立

現状の事業基盤を維持しつつ、緩やかな市場成長とコスト削減努力により、売上は微増、営業利益は横ばい傾向。ROEは7-8%程度で推移する。

弱気

原材料高、競争激化、品質問題などにより、売上・利益ともに減少。特に営業利益率は低下し、ROEは5%を下回る可能性もある。株価は低迷する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 1,030億
2. 健全な財務 自己資本比率 52.8%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 9年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 43.4%
6. 適度なPER PER 8.9倍
7. 適度なPBR PBR 0.76倍

合格数:6/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が 昭和産業 の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →