2216

カンロ(2216)に経済的な堀はあるか

食料品 食品

株価

現在株価
1,092
2026-09-01
時価総額
469 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 197 6 5 18 5.1 27.6 12.0 54.3
FY2017 213 9 4 7 4.5 124.4 12.0 54.7
FY2018 229 10 10 -8 9.5 282.4 65.0 53.3
FY2019 240 9 7 10 6.0 92.4 56.5
FY2020 233 8 6 -1 5.5 86.6 32.0 56.5
FY2021 257 13 9 16 7.5 125.1 40.0 55.7
FY2022 251 19 13 13 10.7 96.1 50.0 56.3
FY2023 290 34 25 21 16.9 177.1 58.0 56.2
FY2024 318 43 33 22 19.4 232.6 93.0 57.8
FY2025 348 47 34 -2 17.8 80.2 93.0 56.5

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:7/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産2/5

カンロは「ピュレグミ」「カンロ飴」などのロングセラーブランドを持つ。特にピュレグミは若年層に人気があり、SNSでの話題性も高い。しかし、競合他社も類似商品の開発に成功しており、ブランド力だけで圧倒的な優位性を築いているとは言えない。

スイッチングコスト1/5

菓子類は一般的にスイッチング・コストが低い。消費者は価格や新商品、気分によって容易にブランドを乗り換える傾向がある。カンロ製品も例外ではなく、特別な理由がない限り顧客が乗り換えを躊躇するほどのロックイン効果は見られない。

ネットワーク効果0/5

カンロの事業モデルには、ユーザー数の増加がサービスの価値を向上させるネットワーク効果は基本的に見られない。菓子メーカーとしての事業特性上、ネットワーク効果が発生する余地は極めて限定的である。

コスト優位2/5

長年の事業運営で培われた調達力や生産効率は一定程度存在する可能性がある。しかし、食料品業界は原材料価格の変動や人件費の上昇の影響を受けやすく、構造的なコスト優位性を確立しているとは断言しにくい。規模の経済による効率化も限定的。

規模の経済2/5

国内の菓子市場において一定のシェアを持つが、トップティアの企業と比較すると規模の経済による優位性は限定的。グローバル展開も進めているが、規模の面で圧倒的な競争優位性を築くには至っていない。

競合との比較優位

強気シナリオ

「ピュレグミ」ブランドのさらなる強化と海外展開の成功

健康志向ニーズに対応した新商品開発による市場シェア拡大

M&Aやアライアンスによる事業ポートフォリオの拡充

弱気シナリオ(モート侵食)

原材料価格の高騰による収益性の悪化

競合他社の強力な新商品投入による市場シェアの低下

消費者の嗜好の変化への対応遅れ

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

カンロの投資が失敗するには、まず「ピュレグミ」をはじめとする主要ブランドの魅力が急速に失われ、消費者の間で代替品への乗り換えが加速することが考えられる。また、健康志向の高まりや新たな食のトレンドに対して、同社が迅速かつ効果的な商品開発やマーケティング戦略を展開できず、競合他社に市場シェアを奪われ続けるシナリオも考えられる。さらに、グローバル市場での競争力強化を目指す戦略が、想定外のコスト増大や文化的な障壁に直面し、期待したほどの成果を上げられない可能性もある。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益性と成長性が持続的に低下していく状況が、この投資の失敗を招くであろう。

5年後のモート予測

強気

主力ブランドの海外展開加速と健康志向商品のヒットにより、売上・利益ともに堅調に成長。特にアジア市場でのプレゼンス向上に期待。

中立

国内市場での緩やかな成長と、既存ブランドの維持・強化が中心。海外事業は徐々に拡大するが、大きなブレークスルーは見られない。

弱気

原材料費高騰や競争激化により、利益率が低下。新商品開発も奏功せず、市場シェアは微減傾向が続く。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 469億
2. 健全な財務 自己資本比率 56.5%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -5.9%
6. 適度なPER PER 13.9倍
7. 適度なPBR PBR 2.47倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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