2908

フジッコ(2908)に経済的な堀はあるか

食料品 食品

株価

現在株価
1,624
2026-09-01
時価総額
425 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 587 50 39 29 6.8 130.5 83.0
FY2016 609 54 38 35 6.2 126.9 82.4
FY2017 629 54 40 -17 6.2 134.6 35.0 82.4
FY2018 641 52 42 35 6.3 140.0 36.0 83.6
FY2019 662 45 31 10 4.5 103.6 38.0 84.3
FY2020 642 43 34 5 4.8 113.7 40.0 83.2
FY2021 551 32 21 18 3.0 71.0 41.0 86.9
FY2022 539 12 14 32 2.1 49.1 45.0 86.9
FY2023 557 15 11 -6 1.6 39.0 46.0 85.8
FY2024 571 11 10 17 1.4 33.4 46.0 86.4

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:6/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産2/5

「おまめさん」「ごま健康道場」などのロングセラーブランドは一定の認知度を持つが、競合他社も類似商品を展開しており、ブランドロイヤリティが極めて高いとは言えない。特許や独自技術に関する情報は限定的。

スイッチングコスト1/5

家庭用食品であり、特定のブランドへの強いこだわりを持つ消費者は少ない。価格や利便性で容易に代替されうる。ただし、長年の食習慣による微細なスイッチングコストは存在する。

ネットワーク効果0/5

事業モデルにネットワーク効果は存在しない。製品の利用が増えても、他の利用者の価値が増すような構造ではない。

コスト優位1/5

食品製造業として、規模の経済によるコスト削減努力は行われていると推測されるが、業界内で突出したコスト優位性を示す情報は少ない。原材料価格の変動リスクは存在する。

規模の経済2/5

国内の家庭用食品市場において一定のシェアを持つが、大手総合食品メーカーと比較すると規模は小さい。特定のニッチ市場(例:煮豆、ふりかけ)では一定の地位を確立している。

競合との比較優位

強気シナリオ

健康志向の高まりを背景とした、機能性表示食品や健康惣菜分野での成長。

ECチャネルの強化やPB商品開発による新たな収益源の確保。

海外市場への展開や、M&Aによる事業ポートフォリオの拡充。

弱気シナリオ(モート侵食)

原材料価格の高騰や円安による収益性の悪化。

競合他社の新商品投入や価格攻勢による市場シェアの低下。

消費者の嗜好の変化への対応遅れや、健康イメージの毀損。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

フジッコの投資が失敗するには、同社が長年培ってきた「健康」「手軽さ」といったブランドイメージが、消費者の間で急速に陳腐化し、競合他社のより革新的で魅力的な商品に取って代わられる必要がある。具体的には、健康志向の高まりが逆に「伝統的」とされる同社の製品群から消費者を遠ざけ、よりモダンでパーソナライズされた食体験を提供する企業に資金が流れるシナリオだ。また、原材料調達におけるサプライチェーンの脆弱性が露呈し、安定供給能力が失われることで、既存顧客すら維持できなくなる事態も考えられる。さらに、食品安全に関する重大な問題が発生し、ブランドへの信頼が根底から覆されるような事象が起これば、同社の競争優位性は一瞬にして失われるだろう。

5年後のモート予測

強気

健康志向と簡便ニーズを捉え、機能性食品や惣菜事業が伸長。EC強化や海外展開も奏功し、売上・利益ともに緩やかな成長軌道を描く。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、健康関連商品やPB商品で一定の成長を確保。原材料価格の変動リスクを管理し、堅調な収益性を維持する。

弱気

原材料高や競争激化により既存事業の収益性が圧迫。新商品開発や新規事業の立ち上げが遅れ、市場シェアを徐々に低下させる。配当維持も困難になる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 425億
2. 健全な財務 自己資本比率 86.4%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -22.2%
6. 適度なPER PER 44.7倍
7. 適度なPBR PBR 0.62倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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