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フジッコ

食料品 食品

研究開発費(時系列)

年度R&D費用(億円)設備投資(億円)
2025-03 - 28
2024-03 - 27
2023-03 - 18
2022-03 - 16
2021-03 - 82

研究開発活動(本文)

FY2025|1,427 文字
6【研究開発活動】(1)「豆」に関する研究 「黒豆ポリフェノール クロノケア®」の機能性研究では、既に機能性表示食品の届出が受理されている「一過性の疲労感の軽減」や「一時的な日中の眠気の軽減」、「パソコンやスマートフォンなどのディスプレイ作業により生じる一過性の疲労感の軽減」の機能に加えて、新たな届出を目指して、起床時の疲労感や睡眠の質に不満をもつ健常男女を対象に臨床試験を実施しました。その結果、起床時の眠気が軽減し、脳波計による解析では寝つきが改善しました。また、合わせて実施した冷水負荷による掌皮膚表面温度の測定では、冷水負荷前後とも皮膚表面温度が高くなりました。血流改善作用や自律神経の調節作用のある「クロノケア」を摂取することで冷えが改善し、寝つきが良くなることで起床時の眠気が軽減した可能性が考えられます。現在投稿中の論文が受理された暁には、機能性表示食品の届出を進めるとともに、健康食品素材「クロノケア®」と、これを配合した通販商品「元気のおまもり」の販売に注力いたします。 また京都府立医科大学 生体免疫栄養学講座(フジッコ株式会社が参画する寄付講座)の内藤裕二教授らの研究グループは、高齢長寿地域において「豆類」の摂取がフレイルリスクの低下と関連することを明らかにしました。この研究成果は、日本食品科学工学会第71回大会(2024年8月)において発表しました。後期高齢者の著しい増加が見込まれている日本においては、今後ますますフレイルへの予防対策が重要となってくることが予想されます。そこで、『フジッコわくわくフォーラム~お豆で“腸”元気!』と題したフォーラムを開催し(2024年10月)、フレイル対策として「豆類」の活用を広報しました。このように、今後も豆に関する健康および機能性研究に継続して取り組んでまいります。 (2)「乳酸菌」に関する研究 「カスピ海乳酸菌」は室温での発酵が可能なことから、家庭で手軽にヨーグルトの手作りを行えます。武庫川女子大学との共同研究により、小学生の親子を対象に8週間継続して「カスピ海乳酸菌」を用いたヨーグルトの手作りを行ってもらい、生活の質(QOL)を評価しました。その結果、ヨーグルトの手作りを継続すると、子どものQOLの向上、ストレス度合いの低下、及び両親への気持ちの向上が見られました。この研究成果は、日本家政学会第76回大会(2024年5月)にて発表しました。フジッコでは、これまで、「カスピ海乳酸菌」の健康機能として、便秘傾向者への整腸作用や高齢者のフレイル対策へのエビデンスを取得してきました。今回、新たにお子様のQOLの向上にも寄与できるエビデンスが得られたことから、「カスピ海乳酸菌」の活用をより広めていくことで、全ての人々の健康が達成されるよう努めてまいります。 (3)「昆布」に関する研究 地球温暖化に伴う海水温上昇等の影響を受け、コンブの生産量は年々減少しており、特に2024年産の生産量は、過去最低を大幅に更新している状況です。現在、当社は、北海道大学およびコンブ産地との共同研究により高水温などストレス環境に耐性を持つコンブ株の育成や養殖方法の改善に取り組んでおります。これらの研究には時間を要しますが、産地と協力して取り組むことにより、少しでも早くコンブの生産量向上に結び付けていきたいと考えております。 なお、当連結会計年度の研究開発費は1,010百万円であります。

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