ロイヤルホテル(9713)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 415 | 21 | -4 | -270 | -3.7 | -4.1 | — | 16.8 |
| FY2016 | 411 | 23 | 27 | 45 | 19.3 | 26.6 | — | 21.1 |
| FY2017 | 411 | 24 | 21 | 16 | 12.7 | 203.0 | 0.0 | 24.7 |
| FY2018 | 409 | 20 | 29 | 40 | 15.0 | 284.0 | 0.0 | 29.8 |
| FY2019 | 376 | -3 | 7 | -5 | 3.6 | 71.0 | 0.0 | 32.0 |
| FY2020 | 156 | -98 | -93 | -53 | -85.7 | -911.3 | 0.0 | 17.6 |
| FY2021 | 165 | -82 | -48 | -52 | -29.9 | -469.7 | 0.0 | 26.8 |
| FY2022 | 264 | -30 | 133 | 535 | 70.3 | 1,252.8 | 0.0 | 59.0 |
| FY2023 | 207 | 6 | 9 | -21 | 4.5 | 55.3 | 0.0 | 63.0 |
| FY2024 | 252 | 9 | 17 | -26 | 7.5 | 109.3 | 5.0 | 56.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
ロイヤルホストのブランド認知度は一定程度あるが、特許や規制ライセンスによる明確な優位性は見られない。高級ホテルブランドとしての差別化は限定的。
会員プログラムや過去の利用経験により、一部顧客のロイヤルティは存在する。しかし、ホテル業界全体として顧客のスイッチングコストは低く、価格や立地で容易に乗り換えが発生する。
ホテル事業において、ユーザー数の増加が直接的にサービスの価値を高めるネットワーク効果はほとんど見られない。
規模の経済によるコスト優位性は限定的。外食・宿泊業界は競争が激しく、価格競争に陥りやすい構造。
国内に複数のホテル・レストランを展開しており、一定の規模はある。しかし、業界全体で見ると寡占度は低く、効率規模の優位性は強くない。
競合との比較優位
強気シナリオ
インバウンド需要の回復による宿泊・飲食部門の売上増加
高付加価値サービスへのシフトによる単価向上
新規事業やM&Aによる成長機会の創出
弱気シナリオ(モート侵食)
国内景気の低迷による個人消費の落ち込み
競合他社との価格競争激化による収益性悪化
人件費や原材料費の高騰によるコスト増加
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ロイヤルホテルが競争優位性を失うシナリオは、まずブランド価値の毀損である。例えば、衛生問題や顧客満足度の低下が頻発し、長年培ってきた「ロイヤル」というブランドイメージが剥落した場合、顧客は容易に競合他社へ流れるだろう。また、競合他社がより革新的なサービスや体験を提供し、顧客のニーズを的確に捉え続けた結果、ロイヤルホテルが提供する価値が相対的に陳腐化することも考えられる。さらに、不動産ポートフォリオの価値が低下し、それを活用した財務戦略が機能しなくなった場合も、企業価値は大きく損なわれるだろう。これらの要因が複合的に作用すると、現在の競争環境での優位性は失われ、存続すら危ぶまれる。
5年後のモート予測
インバウンド回復と高付加価値戦略が奏功し、売上・利益ともに堅調に成長。新規事業も軌道に乗り、企業価値向上に寄与する。
緩やかな景気回復とインバウンド需要の回復に支えられ、既存事業は安定的に推移。コスト管理を徹底し、利益水準を維持する。
景気後退と競争激化により、既存事業の収益性が悪化。コスト増も吸収できず、減益基調が続く。新規事業も期待通りの成果を上げられない。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 144億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 56.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 8.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.91倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-30 臨時報告書