6073

アサンテ(6073)に経済的な堀はあるか

サービス業 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
1,521
2026-09-01
時価総額
144 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 139 17 13 14 11.7 102.6 76.7
FY2017 140 21 14 16 12.1 114.4 46.0 76.7
FY2018 145 23 15 16 12.1 122.8 50.0 78.0
FY2019 144 22 16 15 11.8 128.1 54.0 81.0
FY2020 139 16 11 6 9.1 89.5 60.0 80.9
FY2021 137 13 6 8 5.0 52.8 60.0 82.1
FY2022 141 14 9 8 7.5 79.7 62.0 81.1
FY2023 137 9 5 8 4.6 49.2 62.0 72.7
FY2024 140 12 7 11 7.1 66.0 62.0 67.8
FY2025 62.0

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:7/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産0/5

アサンテは、債権回収代行業という事業特性上、特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPによる競争優位性は限定的である。事業の性質上、無形資産による差別化は薄い。

スイッチングコスト3/5

債権回収業務は、委託元企業(債権者)にとって、回収率や手数料、対応の迅速性などが重要な選定基準となる。一度委託した業者が期待に応えられなかった場合、他の業者への切り替えは可能だが、新たな業者選定や業務引継ぎの手間、過去の実績データなどを考慮すると、一定のスイッチング・コストが発生する可能性がある。特に、長年の取引実績や信頼関係が構築されている場合、切り替えは容易ではない。

ネットワーク効果0/5

アサンテの事業モデルは、顧客(債権者)と債務者の間に立つものであり、顧客が増えることでサービス自体の価値が向上するネットワーク効果は期待できない。各債権回収案件は独立しており、他の案件や顧客の利用状況が直接的な影響を与えない。

コスト優位1/5

債権回収業務におけるコスト競争力は、人員配置、ITシステム、法務ノウハウの効率化によってある程度実現されるが、競合他社も同様の効率化を図るため、構造的なコスト優位性を確立することは難しい。初期段階でのIT投資や人材育成コストはかかるが、それが持続的な優位性につながるかは疑問。

規模の経済3/5

アサンテは、債権回収代行業において、一定の規模と実績を持つ企業である。多くの債権回収案件を処理する能力は、効率的なオペレーションとノウハウの蓄積につながり、一定の規模の経済性を享受していると考えられる。しかし、業界全体が巨大な市場であるため、圧倒的な寡占状態ではなく、規模の経済による優位性は限定的。

競合との比較優位

強気シナリオ

債権回収市場の拡大と、アウトソーシング需要の高まり。

AIやデータ分析を活用した回収率の更なる向上と効率化。

新規事業分野への進出や、M&Aによる事業規模の拡大。

弱気シナリオ(モート侵食)

景気後退による債権発生件数の減少と回収率の低下。

法改正や規制強化による事業運営コストの増加。

新規参入企業による価格競争の激化。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

アサンテへの投資が失敗するには、まず債権回収市場そのものが縮小するか、あるいはアサンテがその市場で競争力を失う必要がある。具体的には、景気低迷が長期化し、債権の発生自体が減少し、かつ回収率も低下し続けるシナリオが考えられる。また、競合他社がより革新的なテクノロジー(例えば、高度なAIによる自動化や、より低コストなオペレーションモデル)を導入し、アサンテの回収率やコスト効率を大幅に凌駕した場合、アサンテは顧客を失うだろう。さらに、法規制の変更がアサンテのビジネスモデルに壊滅的な影響を与え、事業継続が困難になる可能性も否定できない。例えば、委託元企業の責任が強化されたり、回収業者の手数料上限が厳しく設定されたりする場合、収益性が著しく悪化する。

5年後のモート予測

強気

債権回収市場の成長とアウトソーシング需要の増加を背景に、AI活用による回収率向上と効率化が進み、売上・利益ともに堅調に成長する。

中立

緩やかな市場成長と、一定の競争圧力の中で、既存事業の維持・拡大を図り、安定的な収益を確保する。

弱気

景気後退や規制強化、競争激化により、債権回収件数・回収率が低下し、収益性が悪化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 144億
2. 健全な財務 自己資本比率 67.8%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 7.7%
6. 適度なPER PER 20.9倍
7. 適度なPBR PBR 1.38倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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