経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 当社は「人と技術を育て、人と家と森を守る」を経営理念として、シロアリ対策・地震対策などでお客様に安全・安心・快適を提供し、既存住宅の長寿命化を推進することによって、環境問題などの社会課題解決にも貢献します。 (1)経営方針(お客様満足度の向上)お客様に喜ばれる最高のサービスと卓越した技術の提供に努めます。(環境と社会に貢献)既存住宅の長寿命化を推し進め、環境問題などの社会課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現を目指します。(誠実な経営の推進)あらゆるステークホルダーから厚い信頼を得られるよう、コンプライアンスを重視し、誠実を旨とする企業経営を実践します。(優秀な人材の育成)経営理念を共有し、社会に貢献できる優秀な人材をより多く育成し、事業全体の質を高めます。(従業員満足度の向上)一人ひとりの従業員がイキイキと働ける環境を実現し、やる気を高め、組織力を向上させます。(持続的な発展の実現)営業エリアやサービス分野を拡大しつつ、経営効率を高め、中長期的な企業価値の向上を目指します。 (2)業績予想2026年3月期の売上高は前期比875百万円増加(6.2%増)の14,900百万円を見込んでおります。営業費用は前期比782百万円増加(6.1%増)して、営業利益は同93百万円増加(7.6%増)の1,320百万円、営業利益率は同0.1ポイント上昇して8.9%と予想しております。経常利益は前期比148百万円増加(12.8%増)の1,310百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同132百万円増加(19.2%増)の820百万円と予想しております。また、2026年3月期を初年度とする中期経営計画において、2028年3月期に売上高160億円、営業利益18億円、親会社株主に帰属する当期純利益11億円を目標としております(当社の中期経営計画は、毎期見直すローリング方式)。 (3)対処すべき課題当社グループは、経営理念「人と技術を育て、人と家と森を守る」の実現に向けて、白蟻防除を主軸としたサービスの提供を通じて、お客様と社会が抱える課題解決に貢献し、社会とともに持続的な成長を実現することを目指しております。当社グループを取り巻く環境は、資源価格をはじめとする物価高による事業コストの増加と個人消費の低迷や、労働市場の逼迫等が予想される一方、既存住宅の長寿命化とメンテナンスを促進する政策は、今後も継続されることが見込まれます。加えて、国内には約2,600万戸の莫大な木造家屋が潜在需要として存在しております。このような事業環境下において、当社グループが持続的な成長を実現するために、以下の項目を優先的に対処すべき課題と認識して取り組んでおります。 (営業推進基盤・体制の強化)当社グループは、既存木造住宅を主要サービスの対象としておりますので、業績拡大のためにはその対象先を増加させることが重要となります。そのため、JAとの提携を基本とした既存エリアのさらなる深耕と新規エリアの開拓や、白蟻防除の必要性啓発と当社認知度の向上に繋がるPR活動の強化、企業提携先との関係強化と新規開拓による販売ルートの拡充、販売促進の強化による申込件数の増加に取り組んでまいります。また、M&Aによる業績拡大と事業領域の拡大等、多様な手段で営業推進基盤及び営業体制の強化を図ってまいります。(生産性の向上)当社グループは持続的な成長に向け、売上高の拡大とともに利益率の向上を目指しております。そのため、営業面においては、営業力の強化に資するデジタル化、業務の合理化、省力化等に取り組んでまいります。また、施工面においては、施工の効率向上に繋がる研究開発や機器の導入、労働生産性と安全性の向上に資する技術と手法の開発等を推し進め、生産性の向上を図ってまいります。(お客様視点に立ったサービスの拡充)住宅メンテナンス意識が高まり、お客様のニーズが多様化する中、当社グループはお客様のニーズ並びに評価の把握・分析を強化するためにお客様データ管理の高度化に取り組み、お客様の視点に立ったサービスの拡充を推し進めてまいります。新たなサービスの設計においては、木造家屋が抱える課題を解決し、お客様の安全・安心・快適な暮らしを支える高付加価値なサービスを設計し、多くのお客様に提供してまいります。また、保証期間中のお客様には、期待に応える充実したアフターサービスを提供し、お客様満足度のさらなる向上に努めてまいります。(人的資本の開発・活用)当社グループは、主要サービスに携わる営業から施工、アフターメンテナンスに至る業務のほとんどを自社従業員で行なっており、人材は最も重要な資本です。従って、人的資本の開発及び活用が重要な課題であると認識し、人材教育体制の拡充並びに職場環境の整備を推し進めてまいります。人材教育においては、スキル向上、マネジメント能力の開発等に向けた研修制度を充実させ、意欲溢れる優秀な人材の育成を図ってまいります。また、職場環境の整備においては、従業員満足度の向上に資する多様性確保、就労環境の改善、人事制度の拡充等により、多様な人材が心身健康で活躍できる企業風土や職場環境づくりに取り組んでまいります。(事業活動を通じた社会課題解決への貢献)当社グループは、木造住宅の長寿命化と減災に寄与し、環境に配慮したサービスの拡充に取り組み、環境保護や災害時の人的被害抑制等の社会課題解決に貢献してまいります。また、当社グループでは業務における使用燃料や使用電力の抑制並びに電気自動車の導入等を推し進め、事業活動に伴うCO2排出量の削減に努めてまいります。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 当社は「人と技術を育て、人と家と森を守る」を経営理念として、シロアリ対策・地震対策などでお客様に安全・安心・快適を提供し、既存住宅の長寿命化を推進することによって、環境問題などの社会課題解決にも貢献します。 (1)経営方針(お客様満足度の向上)お客様に喜ばれる最高のサービスと卓越した技術の提供に努めます。(環境と社会に貢献)既存住宅の長寿命化を推し進め、環境問題などの社会課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現を目指します。(誠実な経営の推進)あらゆるステークホルダーから厚い信頼を得られるよう、コンプライアンスを重視し、誠実を旨とする企業経営を実践します。(優秀な人材の育成)経営理念を共有し、社会に貢献できる優秀な人材をより多く育成し、事業全体の質を高めます。(従業員満足度の向上)一人ひとりの従業員がイキイキと働ける環境を実現し、やる気を高め、組織力を向上させます。(持続的な発展の実現)営業エリアやサービス分野を拡大しつつ、経営効率を高め、中長期的な企業価値の向上を目指します。 (2)業績予想2026年3月期の売上高は前期比875百万円増加(6.2%増)の14,900百万円を見込んでおります。営業費用は前期比782百万円増加(6.1%増)して、営業利益は同93百万円増加(7.6%増)の1,320百万円、営業利益率は同0.1ポイント上昇して8.9%と予想しております。経常利益は前期比148百万円増加(12.8%増)の1,310百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同132百万円増加(19.2%増)の820百万円と予想しております。また、2026年3月期を初年度とする中期経営計画において、2028年3月期に売上高160億円、営業利益18億円、親会社株主に帰属する当期純利益11億円を目標としております(当社の中期経営計画は、毎期見直すローリング方式)。 (3)対処すべき課題当社グループは、経営理念「人と技術を育て、人と家と森を守る」の実現に向けて、白蟻防除を主軸としたサービスの提供を通じて、お客様と社会が抱える課題解決に貢献し、社会とともに持続的な成長を実現することを目指しております。当社グループを取り巻く環境は、資源価格をはじめとする物価高による事業コストの増加と個人消費の低迷や、労働市場の逼迫等が予想される一方、既存住宅の長寿命化とメンテナンスを促進する政策は、今後も継続されることが見込まれます。加えて、国内には約2,600万戸の莫大な木造家屋が潜在需要として存在しております。このような事業環境下において、当社グループが持続的な成長を実現するために、以下の項目を優先的に対処すべき課題と認識して取り組んでおります。 (営業推進基盤・体制の強化)当社グループは、既存木造住宅を主要サービスの対象としておりますので、業績拡大のためにはその対象先を増加させることが重要となります。そのため、JAとの提携を基本とした既存エリアのさらなる深耕と新規エリアの開拓や、白蟻防除の必要性啓発と当社認知度の向上に繋がるPR活動の強化、企業提携先との関係強化と新規開拓による販売ルートの拡充、販売促進の強化による申込件数の増加に取り組んでまいります。また、M&Aによる業績拡大と事業領域の拡大等、多様な手段で営業推進基盤及び営業体制の強化を図ってまいります。(生産性の向上)当社グループは持続的な成長に向け、売上高の拡大とともに利益率の向上を目指しております。そのため、営業面においては、営業力の強化に資するデジタル化、業務の合理化、省力化等に取り組んでまいります。また、施工面においては、施工の効率向上に繋がる研究開発や機器の導入、労働生産性と安全性の向上に資する技術と手法の開発等を推し進め、生産性の向上を図ってまいります。(お客様視点に立ったサービスの拡充)住宅メンテナンス意識が高まり、お客様のニーズが多様化する中、当社グループはお客様のニーズ並びに評価の把握・分析を強化するためにお客様データ管理の高度化に取り組み、お客様の視点に立ったサービスの拡充を推し進めてまいります。新たなサービスの設計においては、木造家屋が抱える課題を解決し、お客様の安全・安心・快適な暮らしを支える高付加価値なサービスを設計し、多くのお客様に提供してまいります。また、保証期間中のお客様には、期待に応える充実したアフターサービスを提供し、お客様満足度のさらなる向上に努めてまいります。(人的資本の開発・活用)当社グループは、主要サービスに携わる営業から施工、アフターメンテナンスに至る業務のほとんどを自社従業員で行なっており、人材は最も重要な資本です。従って、人的資本の開発及び活用が重要な課題であると認識し、人材教育体制の拡充並びに職場環境の整備を推し進めてまいります。人材教育においては、スキル向上、マネジメント能力の開発等に向けた研修制度を充実させ、意欲溢れる優秀な人材の育成を図ってまいります。また、職場環境の整備においては、従業員満足度の向上に資する多様性確保、就労環境の改善、人事制度の拡充等により、多様な人材が心身健康で活躍できる企業風土や職場環境づくりに取り組んでまいります。(事業活動を通じた社会課題解決への貢献)当社グループは、木造住宅の長寿命化と減災に寄与し、環境に配慮したサービスの拡充に取り組み、環境保護や災害時の人的被害抑制等の社会課題解決に貢献してまいります。また、当社グループでは業務における使用燃料や使用電力の抑制並びに電気自動車の導入等を推し進め、事業活動に伴うCO2排出量の削減に努めてまいります。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。また、当社グループは単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善するなかで、企業収益も改善しており、景気は緩やかな回復基調で推移しました。また、個人消費は持ち直しの動きが見られるものの、物価上昇、金融資本市場の変動等の影響には注意すべき状況が続いております。当社グループの市場におきましては、住宅に関する国策の「既存住宅の長寿命化とメンテナンスを重視する方針」は不変で、莫大な潜在需要規模もそのまま存在するものと見ております。このような状況下において、当社グループは持続的な成長を目指し、「営業推進基盤・体制の強化」「生産性の向上」「お客様視点に立ったサービスの拡充」「人的資本の開発・活用」「事業活動を通じた社会課題解決への貢献」に取り組んでまいりました。「営業推進基盤・体制の強化」並びに「生産性の向上」につきましては、2024年4月1日付で企業提携先の拡大を目的とした部署を新設し、紹介ルートの拡充を図りました。また、マーケティング強化に取り組みながら、テレビCM・新聞折込・WEB広告等の積極的な広告宣伝を展開し、白蟻防除の必要性を幅広くアピールしてまいりました。第3四半期からは「おうちながもちプロジェクト」と題した、当社サービスが防災・減災に繋がることを訴求する企画を展開し、お客様の需要喚起に努めました。さらに、営業効率向上に資する業務のデジタル活用も推進しました。その結果、白蟻防除の調査依頼が増加するなど市場からの反響が得られたことに加え、新規・既存顧客向け営業における売上高が増加しました。また、「お客様視点に立ったサービスの拡充」につきましては、既存のお客様への情報発信を強化するとともに、お客様ニーズに沿ったサービスラインアップの充実に努めてまいりました。「人的資本の開発・活用」につきましては、多様な働き方を検討し、職場環境を整備することで、従業員の一層の業務意欲向上に取り組んでまいりました。 (1)財政状態当連結会計年度末における資産は、前期末比1,780百万円減少し、14,346百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の減少であります。負債は、前期末比217百万円増加し、4,601百万円となりました。主な要因は、退職給付に係る負債の増加と、未払法人税等の増加であります。純資産は、前期末比1,998百万円減少し、9,744百万円となりました。主な要因は、買付けによる自己株式の増加であります。この結果、自己資本比率は67.8%となりました。 (2)経営成績売上高は前期比330百万円増加(2.4%増)の14,024百万円となりました。売上原価は、前期比64百万円増加(1.5%増)しました。その結果、売上総利益は同266百万円増加(2.8%増)の9,705百万円となり、売上総利益率は同0.3ポイント上昇して69.2%となりました。営業利益は、同279百万円増加(29.5%増)の1,226百万円となり、営業利益率は同1.8ポイント上昇して8.7%となりました。経常利益は、同176百万円増加(17.9%増)の1,161百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、同146百万円増加(27.1%増)の687百万円となりました。 (3)キャッシュ・フロー当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前期末比1,612百万円減少して7,106百万円となりました。 営業活動により増加した資金は1,120百万円となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益1,133百万円であります。なお、前期の増加した資金は448百万円でした。 投資活動により減少した資金は61百万円となりました。主な減少要因は、固定資産の取得による支出70百万円であります。なお、前期の増加した資金は384百万円でした。 財務活動により減少した資金は2,671百万円となりました。主な減少要因は、自己株式の取得による支出1,969百万円であります。なお、前期の増加した資金は1,228百万円でした。 (参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移 2024年3月期2025年3月期自己資本比率(%)72.767.8時価ベースの自己資本比率(%)113.0109.9キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)0.80.3インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)95.4178.0 自己資本比率:自己資本/総資産時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フローインタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注) 1.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数により算出しております。2.キャッシュ・フローは、キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。3.有利子負債は、貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。4.利払いは、キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 (4)生産、受注及び販売の状況①生産実績当連結会計年度における生産実績は、次のとおりであります。区分当連結会計年度(自 2024年4月至 2025年3月)生産高(千円)前年同期比(%)HA事業315,56399.6合計315,56399.6 (注) 金額は、製造原価によっております。 ②受注実績当社の施工は、受注から施工完了まで通常短期間で完了し、各事業年度末における受注残高の金額が僅少なため記載を省略しております。 ③販売実績当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。区分当連結会計年度(自 2024年4月至 2025年3月)販売高(千円)前年同期比(%)HA事業13,809,597102.6その他214,48392.4合計14,024,081102.4 (5)重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成しております。この連結財務諸表の作成にあたりましては、資産・負債及び収益・費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いております。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。