9509

北海道電力(9509)に経済的な堀はあるか

電気・ガス業 電気・ガス

株価

現在株価
1,171
2026-09-01
時価総額
2,081 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 7,028 274 88 -781 4.4 34.1 10.3
FY2017 7,331 337 165 -383 7.8 71.8 5.0 10.5
FY2018 7,522 422 224 -131 9.8 101.9 5.0 11.1
FY2019 7,485 424 267 -241 10.8 123.2 10.0 12.0
FY2020 7,408 538 362 509 12.5 169.1 10.0 13.8
FY2021 6,634 250 69 246 2.4 26.6 20.0 13.7
FY2022 8,889 -225 -222 -858 -8.6 -115.0 20.0 11.7
FY2023 9,538 1,012 662 953 19.9 315.4 0.0 14.9
FY2024 9,021 758 642 349 15.8 305.9 20.0 17.5
FY2025 8,560 732 440 -985 9.3 207.4 20.0 18.5

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:9/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産1/5

北海道電力は、地域独占的な電力供給事業を営んでおり、国や自治体からの許認可に依存している。しかし、ブランド力や特許による明確な競争優位性は限定的であり、規制緩和や新規参入のリスクも存在する。

スイッチングコスト3/5

電力自由化が進んでいるものの、家庭や中小企業が電力会社を切り替える際の心理的・手続き的ハードルは依然として存在する。特に、インフラへのアクセスや信頼性から、既存の電力会社からの乗り換えは限定的であると考えられる。

ネットワーク効果0/5

電力供給事業には、ユーザーが増えることでサービスの価値が向上するようなネットワーク効果は基本的に存在しない。

コスト優位2/5

北海道電力は、地域特性(広大な土地、冬季の厳しい寒さ)に対応した発電・送電インフラを保有している。しかし、燃料価格の変動や再生可能エネルギー導入コストなど、コスト構造の優位性は限定的であり、他社とのコスト競争力は高くない。

規模の経済3/5

北海道電力は、北海道という広大な地域における電力供給のインフラを独占的に保有・運営しており、その規模は地域内で最適化されている。しかし、全国的な電力市場においては、より大規模な電力会社と比較して効率規模の優位性は限定的である。

競合との比較優位

強気シナリオ

電力需要の安定的な伸び

再生可能エネルギー事業の拡大による収益源の多様化

インフラ老朽化対策や効率化によるコスト削減の進展

弱気シナリオ(モート侵食)

燃料価格の高騰による収益圧迫

再生可能エネルギー導入拡大に伴う系統安定化コストの増加

さらなる規制緩和や競争激化による収益機会の減少

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

北海道電力の投資が失敗するには、電力自由化が予想以上に進展し、消費者が価格やサービスで容易に電力会社を乗り換えられるようになり、北海道電力の地域独占的な地位が大きく揺らぐ必要がある。また、再生可能エネルギーの導入拡大が、既存の火力発電所の稼働率低下や、送電網への投資負担増につながり、収益性を著しく悪化させるシナリオも考えられる。さらに、大規模な自然災害や事故により、インフラの信頼性が失われ、復旧に莫大なコストがかかる事態も、この投資の失敗要因となり得る。これらの要因が複合的に作用し、同社の持続的な競争優位性を根本から覆すことが、投資の失敗を招く。

5年後のモート予測

強気

再生可能エネルギー事業の成長と、地域インフラの効率的な維持管理により、安定的な収益基盤を維持・強化する。

中立

電力需要の緩やかな変動と、燃料価格の動向に左右されながらも、地域インフラの安定供給を継続し、緩やかな成長を目指す。

弱気

燃料価格の高騰や、競争激化による収益圧迫が続き、インフラ投資の負担も増加し、収益性が悪化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 2,081億
2. 健全な財務 自己資本比率 18.5%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 %
6. 適度なPER PER 4.7倍
7. 適度なPBR PBR 0.49倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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