東陽倉庫(9306)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 248 | 7 | 6 | -2 | 3.7 | 16.6 | — | 42.4 |
| FY2016 | 258 | 9 | 7 | 10 | 4.1 | 19.3 | — | 45.9 |
| FY2017 | 271 | 10 | 9 | -2 | 4.7 | 23.2 | 6.5 | 45.7 |
| FY2018 | 290 | 12 | 10 | 14 | 5.3 | 26.8 | 7.0 | 46.2 |
| FY2019 | 297 | 13 | 10 | 12 | 5.2 | 27.3 | 7.5 | 48.1 |
| FY2020 | 277 | 11 | 12 | 19 | 5.6 | 31.2 | 8.0 | 49.3 |
| FY2021 | 284 | 14 | 14 | 20 | 6.5 | 37.8 | 8.5 | 51.3 |
| FY2022 | 282 | 13 | 14 | -7 | 5.8 | 35.7 | 9.5 | 50.7 |
| FY2023 | 279 | 11 | 14 | -13 | 5.4 | 181.4 | 10.0 | 53.0 |
| FY2024 | 292 | 12 | 15 | 12 | 5.6 | 197.7 | 10.0 | 54.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
東陽倉庫は特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという情報は公開情報からは確認できない。一般的な倉庫・運輸業であり、無形資産による競争優位性は限定的と考えられる。
倉庫・運輸業においては、既存顧客との長年の取引関係や、特定の設備・システムへの依存度から、一定のスイッチング・コストが発生する可能性がある。しかし、競合他社も同様のサービスを提供しており、乗り換え障壁はそれほど高くないと考えられる。
東陽倉庫の事業モデルは、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を生み出す構造ではない。個々の顧客との取引が中心であり、プラットフォーム型ビジネスのような特性は見られない。
倉庫・運輸業は一般的に設備投資や人件費がコストの大部分を占める。東陽倉庫が他社と比較して構造的に著しく低いコスト構造を持っているという情報は確認できない。規模の経済による効率化の可能性はあるが、明確なコスト優位性は見出しにくい。
東陽倉庫は、特定の地域や物流ネットワークにおいて、一定の規模を持つことで効率的な運営を実現している可能性がある。業界全体で見ると、大手プレイヤーが存在する中で、特定のニッチ市場や地域においては、規模による効率性が競争力となり得る。
競合との比較優位
強気シナリオ
国内物流網の維持・強化における同社の役割の重要性が増す。
特定の地域や産業における物流ハブとしての地位を確立・強化する。
M&Aや提携を通じて、サービス提供能力やネットワークを拡大する。
弱気シナリオ(モート侵食)
大手競合他社による価格競争の激化。
燃料費や人件費の高騰が収益性を圧迫する。
新たな物流技術やサービスを提供するスタートアップ企業の台頭。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
東陽倉庫の投資が失敗するには、まず、同社が依存している特定の地域や産業における物流需要が構造的に縮小すること、あるいは、同社が提供するサービスと同等以上の品質・コストでサービスを提供する競合企業が複数出現し、顧客の乗り換えが容易になることが考えられる。また、燃料費や人件費の高騰が、同社のコスト吸収能力を上回り、収益性を恒久的に悪化させるシナリオも考えられる。さらに、同社が保有する倉庫やインフラの老朽化が進み、大規模な設備投資が必要となる一方で、その投資に見合うリターンが得られない状況も、失敗要因となり得る。テクノロジーの進化により、従来の倉庫・運輸業のビジネスモデルそのものが陳腐化する可能性も否定できない。
5年後のモート予測
国内物流の安定供給に貢献し、特定の地域・産業で強固な地位を維持。M&A等でサービス網を拡充し、緩やかな成長を続ける。
既存事業を堅実に運営。物流需要の変動やコスト増の影響を受けつつも、一定の収益性を維持する。
価格競争の激化やコスト増により収益性が悪化。代替サービスの登場により、市場シェアを徐々に失っていく。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 159億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 54.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 73.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.60倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書