川西倉庫(9322)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 221 | 4 | 3 | -2 | 1.7 | 36.0 | — | 63.1 |
| FY2016 | 222 | 5 | 4 | -33 | 2.3 | 48.7 | — | 56.9 |
| FY2017 | 223 | 6 | 5 | -7 | 2.8 | 64.1 | 12.0 | 58.1 |
| FY2018 | 234 | 7 | 3 | -12 | 1.9 | 43.2 | 16.0 | 51.7 |
| FY2019 | 239 | 5 | 2 | 9 | 1.4 | 32.1 | 12.0 | 51.7 |
| FY2020 | 224 | 5 | 5 | -25 | 2.8 | 71.0 | 12.0 | 50.5 |
| FY2021 | 236 | 8 | 5 | -8 | 2.6 | 68.5 | 15.0 | 47.8 |
| FY2022 | 271 | 9 | 15 | 10 | 6.8 | 195.2 | 14.0 | 50.9 |
| FY2023 | 250 | 12 | 8 | 14 | 3.4 | 104.2 | 16.0 | 54.1 |
| FY2024 | 255 | 10 | 7 | 13 | 3.1 | 97.6 | 23.0 | 55.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
川西倉庫は特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという情報は公開情報からは確認できません。事業内容は一般的な倉庫・運輸業であり、無形資産による競争優位性は限定的と考えられます。
倉庫・運輸業においては、既存顧客との長年の取引関係や、特定の顧客のサプライチェーンに深く組み込まれている場合、スイッチング・コストが発生する可能性があります。しかし、川西倉庫が個別にどの程度のスイッチング・コストを顧客に強いているかは不明瞭です。
川西倉庫の事業モデルは、ユーザー数の増加によってサービスの価値が向上するネットワーク効果を生み出す性質のものではありません。個々の顧客との取引が中心であり、プラットフォーム型ビジネスのような特性は見られません。
倉庫・運輸業は一般的に設備投資や人件費がコスト構造の大部分を占めます。川西倉庫が他社と比較して構造的に低いコストでサービスを提供できるような、顕著なコスト優位性を示す具体的な情報は現時点では確認できません。
川西倉庫は一定の事業規模を有していますが、業界全体で見ると、規模の経済性を活かした寡占的な地位を確立しているとは言えません。より大規模な競合他社と比較した場合、効率規模の面での優位性は限定的である可能性があります。
競合との比較優位
強気シナリオ
インバウンド需要の回復による物流需要の増加
特定の顧客との長期契約による安定収益の確保
効率的な設備投資によるコスト削減効果の発現
弱気シナリオ(モート侵食)
景気後退による物流需要の低迷
燃料費や人件費の高騰による収益圧迫
競合他社による価格競争の激化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
川西倉庫への投資が失敗するシナリオは、まず、国内経済の長期的な低迷やグローバルサプライチェーンの再編により、倉庫・運輸サービスの需要が構造的に減少することである。次に、燃料費、人件費、不動産関連コストが予測不能なほど高騰し、同社の価格転嫁能力を超えてしまうこと。さらに、競合他社がより革新的なテクノロジー(自動化、AI活用など)を導入し、大幅なコスト削減やサービス向上を実現することで、川西倉庫の競争力が相対的に低下し、顧客を奪われる状況が考えられる。特に、同社が保有する既存のインフラやオペレーションが陳腐化し、新たな投資に対応できない場合、競争から脱落するリスクがある。
5年後のモート予測
経済成長と物流需要の堅調な伸びを背景に、既存顧客基盤の維持・拡大と効率的なオペレーションにより、緩やかな増収増益を達成する。
経済の緩やかな回復と並行し、安定した需要を確保するものの、コスト上昇圧力や競争激化により、収益成長は限定的となる。
景気後退や構造的な需要減退、コスト高騰により、売上・利益ともに減少基調となり、厳しい経営環境に直面する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 182億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 55.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 12.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 24.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.86倍 |
合格数:4/7 部分的合格