ケイヒン(9312)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 424 | 10 | 5 | 10 | 3.3 | 7.8 | — | 37.2 |
| FY2017 | 455 | 14 | 11 | 36 | 6.8 | 174.9 | 5.0 | 39.2 |
| FY2018 | 496 | 17 | 12 | 15 | 7.0 | 185.8 | 50.0 | 41.9 |
| FY2019 | 477 | 19 | 14 | 26 | 7.8 | 217.6 | 50.0 | 43.7 |
| FY2020 | 482 | 24 | 17 | 31 | 8.9 | 268.0 | 50.0 | 46.2 |
| FY2021 | 541 | 31 | 23 | 37 | 10.5 | 346.6 | 50.0 | 51.2 |
| FY2022 | 598 | 38 | 27 | 32 | 11.1 | 414.3 | 50.0 | 55.0 |
| FY2023 | 465 | 27 | 20 | 12 | 7.3 | 313.9 | 70.0 | 57.0 |
| FY2024 | 505 | 29 | 22 | 10 | 7.2 | 335.3 | 70.0 | 59.2 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 80.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
財務データが未収録のため、ブランド力、特許、規制ライセンス、IPなどの無形資産に関する具体的な評価は困難です。公開情報からは、特筆すべき無形資産の存在は確認できません。
倉庫・運輸関連業という性質上、既存顧客との長期契約や、積み上げてきた信頼関係による一定のスイッチング・コストは存在する可能性があります。しかし、具体的な顧客離れを防ぐ強固な仕組みや、乗り換えによる顧客の損失が大きいことを示す証拠は乏しいです。
ネットワーク効果が事業成長のドライバーとなっている明確な証拠はありません。顧客や提携先の増加が直接的にサービスの価値を高める構造は見られません。
倉庫・運輸業は一般的に設備投資や人件費がコスト構造の大部分を占めます。ケイヒンが競合他社に対して構造的に低いコストを実現していることを示す具体的なデータや、規模の経済によるコスト優位性は現時点では確認できません。
倉庫・運輸業界は、一定の規模を持つ企業が効率性を高めやすい側面があります。ケイヒンが業界内で一定のシェアを占めている可能性はありますが、それが最適化された少数寡占を形成し、持続的なコスト優位に繋がっているかは不明です。
競合との比較優位
強気シナリオ
物流DXの進展による業務効率化とサービス高度化
特定地域や特定貨物における強固な顧客基盤の維持・拡大
M&Aによる事業規模拡大とサービス網の拡充
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社の低価格攻勢による価格競争の激化
燃料費や人件費の高騰が収益性を圧迫
新規参入企業による革新的なサービス提供
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ケイヒンが失敗するシナリオは、まず、現在の事業基盤が想定以上に脆弱であることです。例えば、主要顧客が競合他社へ容易に乗り換えてしまう、あるいは、長年の取引で培われた信頼関係が、価格競争力や新しいサービス提供能力の欠如によって失われる場合です。また、物流業界全体で進むデジタル化や自動化の波に乗り遅れ、業務効率やサービス品質で後れを取ることも考えられます。特に、燃料費や人件費の高騰といった外部要因に対して、価格転嫁能力やコスト削減能力が低い場合、収益性が急速に悪化する可能性があります。さらに、業界再編の動きの中で、規模の経済やネットワーク効果を持つ競合企業に吸収される、あるいは、新しいテクノロジーを持つスタートアップ企業に市場シェアを奪われるといったシナリオも考えられます。
5年後のモート予測
物流DXの推進や特定分野での強みを活かし、安定的な収益成長を維持。新規顧客獲得や既存顧客との関係強化により、緩やかながらも着実な業績拡大を目指す。
現状の事業基盤を維持しつつ、コスト管理を徹底。業界平均並みの成長率を確保し、安定配当を継続する見込み。
燃料費や人件費の高騰、価格競争の激化により、収益性が悪化。事業再編やリストラを余儀なくされる可能性も否定できない。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 199億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 59.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -1.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.66倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-30 臨時報告書