三井倉庫ホールディングス(9302)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 2,130 | 33 | 2 | -249 | 0.3 | 1.7 | — | 21.6 |
| FY2016 | 2,255 | 58 | -234 | -3 | -56.0 | -188.7 | — | 14.1 |
| FY2017 | 2,332 | 70 | 44 | 64 | 9.1 | 35.5 | 5.0 | 16.7 |
| FY2018 | 2,419 | 120 | 52 | 145 | 9.9 | 209.0 | 0.0 | 18.8 |
| FY2019 | 2,411 | 118 | 64 | 156 | 11.7 | 257.5 | 12.5 | 20.8 |
| FY2020 | 2,536 | 177 | 115 | 221 | 16.9 | 465.0 | 37.5 | 26.3 |
| FY2021 | 3,010 | 259 | 145 | 161 | 16.4 | 584.0 | 55.0 | 30.8 |
| FY2022 | 3,008 | 260 | 156 | 260 | 15.0 | 628.1 | 129.0 | 36.1 |
| FY2023 | 2,606 | 208 | 121 | 127 | 10.0 | 486.2 | 189.0 | 41.7 |
| FY2024 | 2,807 | 178 | 100 | 63 | 7.7 | 134.3 | 146.0 | 41.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:10/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
長年の歴史と信頼に基づくブランド力は存在するが、特許や独占的IPは限定的。特定の港湾での長年の事業継続によるノウハウ蓄積は無形資産と言えるが、競争優位性は限定的。
顧客は長年の取引実績や特定のサービスに依存しており、サプライチェーン全体に関わるため、他の倉庫・運輸業者への切り替えには時間とコストがかかる。特に、特殊な保管設備や共同配送網を利用している場合、スイッチングコストは高まる。
ネットワーク効果はほとんど見られない。個々の顧客との取引が中心であり、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高める構造ではない。
規模の経済によるコスト削減効果はある程度期待できるが、競合他社も同様の設備投資を行っており、構造的なコスト優位性は限定的。燃料費や人件費の変動リスクは存在する。
国内主要港湾における広範な倉庫網と物流ネットワークを有しており、業界内でも有数の規模を誇る。これにより、効率的な物流オペレーションと多様な顧客ニーズへの対応が可能となっている。特に、国際物流におけるハブ機能は強み。
競合との比較優位
強気シナリオ
国際物流の回復と拡大による取扱量の増加
サプライチェーンの再編・高度化ニーズへの対応力強化
M&Aやアライアンスによる事業領域・サービス拡充
弱気シナリオ(モート侵食)
世界経済の減速や地政学リスクによる国際物流の停滞
燃料費や人件費の高騰による収益圧迫
新規参入や既存競合による価格競争の激化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、グローバルサプライチェーンの抜本的な再構築が進み、国内の港湾ハブ機能の重要性が低下すること、あるいは、デジタル化の遅延により、より機動的で低コストな新規参入プレイヤーが既存の顧客基盤を侵食することである。また、環境規制の強化や脱炭素化への対応が遅れ、設備投資負担が増大し、競争力が低下するシナリオも考えられる。さらに、主要顧客との関係性が悪化し、長年の取引関係が解消される事態も、スイッチングコストの優位性を無効化する。
5年後のモート予測
国際物流の回復とサプライチェーン再編を追い風に、取扱量の増加と高付加価値サービスの提供により、売上・利益ともに堅調な成長を遂げる。
緩やかな経済成長と物流需要の安定化に伴い、既存事業を維持しつつ、効率化とコスト管理により安定的な収益を確保する。
世界経済の減速や競争激化により、取扱量の減少と収益性の悪化が進み、厳しい経営環境に直面する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 2,976億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 41.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -38.7% | |
| 6. 適度なPER | PER 29.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.54倍 |
合格数:1/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-15 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-06-29 臨時報告書
- 2026-06-25 臨時報告書
- 2026-06-15 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-05-15 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)