9364

上組(9364)に経済的な堀はあるか

倉庫・運輸関連業 運輸・物流

株価

現在株価
4,898
2026-09-01
時価総額
5,222 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 2,424 220 160 -33 5.3 63.2 83.9
FY2016 2,462 226 164 493 5.3 65.5 84.1
FY2017 2,614 230 179 128 5.6 146.6 15.0 83.9
FY2018 2,749 233 184 95 5.5 152.2 83.5
FY2019 2,788 247 184 -108 5.4 155.1 45.0 83.9
FY2020 2,683 244 179 -7 5.1 153.0 46.0 84.3
FY2021 2,617 285 209 332 5.7 180.1 50.0 84.2
FY2022 2,741 316 246 218 6.6 220.7 73.0 81.4
FY2023 2,668 306 250 260 6.5 233.0 90.0 79.7
FY2024 2,792 331 269 329 7.0 257.9 100.0 78.0

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:10/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

長年の歴史と実績に裏打ちされた信頼性は無形資産と言えるが、特定のブランド力や特許、規制ライセンスによる独占性は限定的。港湾運送事業における長年の経験とノウハウが、新規参入企業に対する一定の障壁となっている。

スイッチングコスト3/5

港湾での荷役・保管・輸送といった一連のサービスは、顧客(荷主)にとってサプライチェーンの根幹をなすため、安易な業者変更は物流コストの増加やリードタイムの遅延リスクを伴う。特に大規模な取引や特殊貨物においては、既存業者との関係維持が優先されやすい。

ネットワーク効果0/5

特定のプラットフォーム上でユーザーが増えることで価値が増大するようなネットワーク効果は、この事業モデルには見られない。各顧客との個別契約に基づくサービス提供が中心である。

コスト優位2/5

港湾インフラへの大規模投資や、長年の操業で培われた効率的なオペレーションノウハウはコスト優位性につながる可能性がある。しかし、競合他社も同様のインフラやノウハウを有している可能性があり、構造的な圧倒的コスト優位性は限定的。

規模の経済4/5

主要港湾における広範な拠点網と、そこで培われた大規模なオペレーション能力は、効率規模の経済を生み出している。特に神戸港や大阪港など、主要な国際貿易港におけるプレゼンスは大きく、規模の経済が競争優位の源泉となっている。

競合との比較優位

強気シナリオ

主要港湾におけるインフラ投資の継続によるサービス品質向上と顧客基盤の維持

国際物流の回復・拡大に伴う取扱量の増加と収益性の改善

M&Aや提携による事業領域の拡大とシナジー効果の発現

弱気シナリオ(モート侵食)

国際的な景気後退や地政学的リスクによる貿易量の減少

港湾関連の規制強化や新たな環境規制への対応コスト増加

競合他社による積極的な設備投資や価格競争の激化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

上組の投資が失敗するには、その主要な競争優位性である「効率規模」が崩壊する必要がある。具体的には、主要港湾における競合他社の大規模な新規参入や、既存インフラの老朽化・非効率化が進行し、規模の経済が失われるシナリオが考えられる。また、顧客がスイッチング・コストを乗り越えてでも上組から離れるほどの、代替サービス提供者が出現するか、あるいは上組のサービス提供能力そのものが、顧客のニーズ(例:DX化への対応遅れ、環境対応の遅れ)から著しく乖離することも、競争優位の陳腐化を招く要因となりうる。さらに、長年の信頼性という無形資産が、不祥事やサービス低下によって大きく損なわれることも、事業基盤を揺るがす可能性がある。

5年後のモート予測

強気

国際物流の回復とインフラ投資効果により、取扱量の増加と収益性の改善が進む。新規事業やM&Aによる成長も期待され、堅調な業績推移が見込まれる。

中立

緩やかな経済成長と貿易量の回復に伴い、既存事業を中心に安定した収益を確保。インフラ維持・更新投資は継続するが、大幅な成長は見込みにくい。

弱気

世界経済の減速や地政学リスクの高まりにより、貿易量が低迷。コスト上昇圧力や競合激化により、収益性が悪化するリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 5,222億
2. 健全な財務 自己資本比率 78.0%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 12.7%
6. 適度なPER PER 19.4倍
7. 適度なPBR PBR 1.32倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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