9310

日本トランスシティ(9310)に経済的な堀はあるか

倉庫・運輸関連業 運輸・物流

株価

現在株価
1,449
2026-09-01
時価総額
765 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 932 38 30 32 5.8 46.1 50.6
FY2016 913 30 40 -50 7.2 62.9 48.1
FY2017 956 23 21 -90 3.6 32.6 10.0 46.8
FY2018 1,001 33 27 58 4.5 41.5 10.0 47.3
FY2019 1,016 33 30 -4 5.0 47.3 10.0 48.5
FY2020 1,012 44 46 51 6.9 72.3 10.0 51.5
FY2021 1,168 67 56 47 7.7 87.1 10.0 54.1
FY2022 1,341 73 62 86 7.7 95.8 10.5 55.9
FY2023 1,226 62 46 -108 5.2 72.5 11.5 53.3
FY2024 1,248 78 60 120 6.3 95.8 13.0 55.1

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産0/5

無形資産に関する明確な強みは確認できない。ブランド力や特許、規制ライセンス等による競争優位性は限定的と判断される。

スイッチングコスト1/5

既存顧客との長期取引は存在する可能性が高いが、顧客が他社へ乗り換える際の直接的なコストや手間が極めて大きいとは言えない。一部の固定顧客基盤は存在するものの、スイッチング・コストによる強固な囲い込みは限定的。

ネットワーク効果0/5

ネットワーク効果が競争優位性の源泉となっている兆候は見られない。サービスの利用者が増えることでサービスの価値が向上するようなビジネスモデルではない。

コスト優位2/5

港湾運送事業や倉庫業は設備投資が先行する側面がある。規模の経済によるコスト削減効果は一定程度期待できるが、他社と比較して構造的に圧倒的なコスト優位を築いているとは断定しにくい。燃料費や人件費の変動リスクも存在する。

規模の経済3/5

名古屋港を中心とした港湾インフラと倉庫網は、地域における一定の規模と効率性をもたらしている。港湾運送・倉庫業は設備集約型であり、一定規模以上の事業展開が効率性を高めるため、地域内での寡占的な地位は競争優位となりうる。

競合との比較優位

強気シナリオ

名古屋港のハブ機能強化による取扱量の増加

物流DX推進による効率化とコスト削減

新規事業(例:国際物流、冷凍・冷蔵倉庫)の成功

弱気シナリオ(モート侵食)

世界経済の減速による貿易量の減少

競合他社による価格競争の激化

港湾インフラの老朽化や大規模災害のリスク

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、名古屋港の将来的な重要性が低下するか、あるいは日本トランスシティがその重要性から取り残される必要がある。例えば、主要な貿易相手国の経済的停滞や地政学的リスクの高まりにより、名古屋港を経由する物流が大幅に減少するシナリオ。また、競合他社がより革新的な技術(自動化、AI活用など)を導入し、コスト効率やサービス品質で日本トランスシティを凌駕する場合。さらに、港湾インフラへの大規模な投資が滞り、老朽化が進むことで、取扱能力や安全性が低下し、顧客離れを招く可能性も考えられる。規制緩和や新たな港湾開発が、既存の事業基盤を揺るがす可能性も否定できない。

5年後のモート予測

強気

名古屋港の国際競争力向上と取扱貨物量の増加に伴い、売上・利益ともに堅調に成長。物流DXによる効率化が収益性を押し上げ、安定的な配当成長も期待される。

中立

緩やかな経済成長と貿易量の変動に影響を受けつつも、名古屋港のインフラを基盤に安定した事業運営を継続。緩やかな売上・利益の伸びが見込まれる。

弱気

世界経済の減速や地政学リスクの高まりにより、取扱貨物量が減少し、収益が悪化。価格競争の激化や設備投資の遅れが競争力低下を招き、業績が低迷する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 765億
2. 健全な財務 自己資本比率 55.1%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 3.2%
6. 適度なPER PER 12.7倍
7. 適度なPBR PBR 0.83倍

合格数:6/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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