NECキャピタルソリューション(8793)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 2,157 | 60 | 35 | -150 | 3.2 | 163.4 | — | 9.2 |
| FY2017 | 2,314 | 127 | 60 | -445 | 5.4 | 278.9 | 44.0 | 9.3 |
| FY2018 | 2,041 | 89 | 64 | 56 | 6.0 | 296.8 | 50.0 | 9.9 |
| FY2019 | 2,207 | 83 | 51 | -734 | 4.9 | 237.7 | 55.0 | 9.3 |
| FY2020 | 2,213 | 60 | 41 | -355 | 3.6 | 191.3 | 60.0 | 9.0 |
| FY2021 | 2,499 | 104 | 69 | 463 | 5.7 | 322.4 | 60.0 | 10.0 |
| FY2022 | 2,581 | 117 | 64 | -96 | 5.0 | 298.1 | 74.0 | 10.4 |
| FY2023 | 2,559 | 117 | 70 | -297 | 5.1 | 326.7 | 110.0 | 10.4 |
| FY2024 | 2,549 | 78 | 66 | -490 | 4.6 | 307.0 | 130.0 | 9.9 |
| FY2025 | 3,062 | 106 | 92 | -956 | 6.0 | 426.2 | 150.0 | 9.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
財務データが未収録のため、ブランド力、特許、規制ライセンス、IPなどの無形資産に関する具体的な評価は困難です。公開情報からは、明確な無形資産の優位性を示す情報は確認できません。
リース契約は通常、複数年の契約となるため、顧客が他のリース会社へ乗り換える際には、契約解除に伴う違約金や、新たな契約手続きの手間が発生します。これにより、一定のスイッチング・コストが顧客に生じます。
同社の事業モデルは、顧客との直接的な取引が中心であり、プラットフォーム型ビジネスのようなネットワーク効果が働く要素は見当たりません。ユーザー数の増加がサービス価値を直接高める構造ではありません。
リース事業においては、資金調達コストや物件調達コストが競争力の源泉となり得ますが、同社が他社に対して構造的なコスト優位性を確立していることを示す具体的な情報は現時点では確認できません。
リース業界は、一定の規模を持つ企業が資金調達力や物件調達力で優位に立つ傾向があります。NECキャピタルソリューションは、NECグループの一員としての信用力や、長年の事業実績から、業界内で一定の規模と地位を確立していると考えられます。
競合との比較優位
強気シナリオ
デジタル化推進によるIT機器リース需要の継続的な拡大
グループシナジーを活かした新たなソリューション提供
ESG投資拡大に伴う、環境配慮型設備へのリース需要増加
弱気シナリオ(モート侵食)
金利上昇による資金調達コストの増加と収益圧迫
競合他社との価格競争激化による収益性の低下
技術革新の速さによる、リース物件の陳腐化リスク増加
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、まずリース契約におけるスイッチング・コストが、顧客にとって無視できるほど小さくなる必要があります。これは、契約期間の短縮化、違約金制度の撤廃、あるいは顧客が容易に代替手段を見つけられるような市場環境の変化によって起こり得ます。また、同社が依存するNECグループからの支援や、グループ内でのリース需要が大幅に減少することも、事業基盤を揺るがす要因となり得ます。さらに、競合他社がより低コストで、より柔軟なリース条件を提供できるようになり、顧客が積極的に乗り換えるインセンティブが働くようになれば、現在の優位性は失われるでしょう。テクノロジーの急速な進化により、リース物件の価値が短期間で大きく下落し、同社のリスク管理能力を超えた損失が発生するシナリオも考えられます。
5年後のモート予測
IT投資の活発化とグループシナジーによる新規顧客獲得が進み、リース残高が着実に増加。収益性も維持され、安定的な成長が見込まれる。
IT投資は緩やかに増加するものの、金利上昇や競争激化の影響を受け、成長率は中程度にとどまる。既存顧客基盤を維持しつつ、堅実な収益を確保する。
金利上昇と激しい価格競争により、収益性が大幅に悪化。新規契約の獲得も困難になり、リース残高の伸びが鈍化、あるいは減少するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 856億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 9.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 12.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.66倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準