8585

オリエントコーポレーション(8585)に経済的な堀はあるか

その他金融業 金融(除く銀行)

株価

現在株価
867
2026-09-01
時価総額
1,696 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 2,137 335 287 -1,327 9.4 15.4 5.7
FY2017 2,244 301 280 -1,142 10.8 13.3 2.0 4.7
FY2018 2,334 220 289 -692 11.3 15.2 2.0 4.6
FY2019 2,431 244 207 -790 8.2 10.9 2.0 4.5
FY2020 2,306 208 177 406 6.7 9.4 3.0 4.7
FY2021 2,298 290 195 627 9.0 10.6 3.0 5.7
FY2022 2,277 231 190 119 8.3 110.9 3.0 6.2
FY2023 2,291 161 126 -879 5.1 73.3 40.0 7.6
FY2024 2,453 123 139 -107 5.7 81.5 40.0 8.3
FY2025 40.0

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:8/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産1/5

オリコカードというブランド認知度は一定程度あるものの、他社カードとの差別化は限定的。特許や独自のIPによる競争優位性は見られない。

スイッチングコスト3/5

オリコカードの会員基盤は強固であり、特にリボ払いなどの利用者は、金利負担や手続きの手間から他社への乗り換えが容易ではない。ただし、新規顧客獲得におけるスイッチングコストは低い。

ネットワーク効果0/5

カード会員数や加盟店数が増加しても、それが直接的にサービス価値向上に繋がるネットワーク効果は限定的である。

コスト優位1/5

規模の経済によるコスト優位性は存在するが、他社も同様のビジネスモデルであり、構造的なコスト優位性は確立されていない。システム投資や人材コストは他社と同等レベル。

規模の経済3/5

日本の消費者金融・クレジットカード業界において、オリコは一定のシェアを持つ有力企業であり、規模の経済による効率性は一定程度確保されている。しかし、業界全体が成熟しており、さらなる規模拡大による優位性は限定的。

競合との比較優位

強気シナリオ

既存会員基盤の維持・強化による安定収益の確保

新たな金融サービスや提携強化による収益源の多様化

デジタル化推進による業務効率化と顧客体験向上

弱気シナリオ(モート侵食)

低金利環境の長期化による利ざや縮小

他社カード会社やFinTech企業との競争激化によるシェア低下

景気悪化に伴う貸倒引当金の増加と収益悪化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

オリエントコーポレーションの競争優位性が失われるシナリオは、まず既存顧客のスイッチングコストが大幅に低下することである。例えば、他社が画期的なポイントプログラムやキャッシュバックキャンペーンを導入し、乗り換えインセンティブが非常に高まった場合。また、FinTech企業が革新的な信用評価モデルや低コスト融資サービスを開発し、オリコのターゲット層を効果的に奪うことも考えられる。さらに、規制緩和や新たな技術革新により、参入障壁が低下し、大手金融機関や異業種からの新規参入が相次ぎ、価格競争が激化する状況も、オリコの優位性を損なう要因となりうる。これらの要因が複合的に作用することで、オリコの持続的な競争優位性は失われるだろう。

5年後のモート予測

強気

既存会員基盤の維持と、デジタル化による効率化・顧客体験向上を通じて、安定的な収益成長を維持する。新たな提携やサービス開発で収益源を多様化し、緩やかな成長軌道を描く。

中立

低金利環境や競争激化の影響を受けつつも、既存のスイッチングコストを活かし、一定のシェアを維持する。デジタル化は進めるが、抜本的な競争力強化には至らず、緩やかな収益横ばいとなる。

弱気

競争激化と景気悪化により、新規顧客獲得が困難になり、既存顧客の流出も一部発生する。貸倒引当金の増加も重なり、収益は大きく悪化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 1,696億
2. 健全な財務 自己資本比率 8.3%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 97.6%
6. 適度なPER PER 12.2倍
7. 適度なPBR PBR 0.71倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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