リコーリース(8566)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 2,911 | 173 | 118 | -142 | 7.6 | 377.1 | — | 16.9 |
| FY2017 | 3,043 | 166 | 113 | -380 | 6.8 | 362.2 | 60.0 | 17.0 |
| FY2018 | 3,140 | 173 | 119 | -459 | 6.9 | 382.6 | 70.0 | 16.8 |
| FY2019 | 3,323 | 170 | 118 | -1,011 | 6.5 | 382.8 | 80.0 | 15.8 |
| FY2020 | 3,263 | 175 | 120 | 171 | 6.3 | 389.9 | 90.0 | 16.5 |
| FY2021 | 3,039 | 193 | 135 | -4 | 6.7 | 437.3 | 100.0 | 17.1 |
| FY2022 | 2,989 | 212 | 149 | -342 | 7.0 | 482.7 | 120.0 | 17.1 |
| FY2023 | 3,083 | 210 | 113 | -141 | 5.1 | 365.9 | 145.0 | 17.8 |
| FY2024 | 3,122 | 217 | 157 | -1,067 | 6.7 | 508.0 | 150.0 | 17.0 |
| FY2025 | 3,386 | 206 | 128 | -650 | 5.3 | 416.0 | 180.0 | 16.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:9/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
リコーグループの一員としてのブランド力や、長年のリース事業で培われた顧客基盤は一定の無形資産となりうる。しかし、特許や独自IPによる明確な競争優位性は見えにくい。
法人向けリース事業であり、顧客は導入済みの設備やシステム、契約期間、そして取引実績に基づく信頼関係から、他社への乗り換えには一定の手間やコストが発生する。特に中長期契約ではスイッチングコストは高まる。
リース事業の性質上、ユーザーが増えることでサービスの価値が直接的に向上するネットワーク効果は期待できない。
規模の経済によるコスト優位性は限定的。ただし、リコーグループとの連携による事務効率化や、長年のノウハウによる審査・管理コストの最適化は考えられる。
リース業界は多数のプレイヤーが存在するが、リコーリースはリコーグループのバックボーンを持ち、一定の規模と信用力で事業を展開している。しかし、業界全体を寡占するほどの圧倒的な規模ではない。
競合との比較優位
強気シナリオ
法人顧客との長期的な関係維持・強化
リコーグループとのシナジーによる新規顧客獲得・サービス拡充
景気回復局面における設備投資需要の増加
弱気シナリオ(モート侵食)
金利上昇による調達コスト増加と収益圧迫
競合他社との価格競争激化
IT・設備投資の低迷によるリース需要の減少
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
リコーリースの競争優位性が失われるシナリオは、まず顧客がリース契約のスイッチングコストを軽視し始め、より安価な代替手段(中古品購入、サブスクリプションモデルなど)へ容易に移行できるようになることである。また、リコーグループとの連携が弱まり、独立したリース会社としての独自性が失われ、価格競争に巻き込まれることも考えられる。さらに、テクノロジーの急速な陳腐化により、リース対象資産の価値が大きく下落し、リスク管理能力が低下することも、同社の優位性を損なう要因となりうる。
5年後のモート予測
法人顧客基盤の安定とリコーグループとの連携強化により、緩やかながらも着実な収益成長を維持。特にDX関連投資のリース需要を取り込み、収益を拡大する。
景気変動の影響を受けつつも、既存顧客との関係を維持し、安定した収益基盤を保つ。金利動向や競争環境の変化に一部影響を受ける。
金利上昇やIT投資の鈍化により、新規契約が伸び悩み、収益性が低下。価格競争も激化し、利益率の悪化が続く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,942億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 16.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -4.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 15.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.80倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-03 臨時報告書