8570

イオンフィナンシャルサービス(8570)に経済的な堀はあるか

その他金融業 金融(除く銀行)

株価

現在株価
1,675
2026-09-01
時価総額
3,368 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 3,597 358 -154 10.5 180.1 7.8
FY2016 3,752 395 413 9.8 189.8 8.3
FY2017 4,080 387 1,309 8.8 179.3 68.0 7.6
FY2018 4,390 394 211 8.8 182.6 68.0 7.1
FY2019 4,573 651 341 1,748 7.4 158.3 68.0 6.8
FY2020 4,873 407 177 -323 3.7 82.0 68.0 6.6
FY2021 4,707 589 302 427 5.9 140.0 34.0 6.8
FY2022 4,518 589 307 1,169 5.7 142.1 50.0 6.5
FY2023 4,856 501 209 -1,645 3.6 96.8 53.0 6.6
FY2024 5,333 615 156 1,889 2.7 72.5 53.0 5.9

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
●○○○○
1/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:10/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産2/5

イオンという強力な小売ブランドとの連携による顧客基盤と、イオンカードを中心とした決済インフラが一定の無形資産を形成している。ただし、金融サービス自体の独自ブランド力や特許は限定的。

スイッチングコスト3/5

イオンカード会員は、イオン系列の店舗やサービス利用においてポイント付与などの特典があり、乗り換えによるメリットが少ない。また、クレジットカードの切り替え手続きの手間もスイッチングコストとなる。

ネットワーク効果1/5

イオンカード会員が増えることで、加盟店が増え、加盟店が増えることで会員が増えるという側面もあるが、他の大手カード会社と比較してネットワーク効果は限定的。

コスト優位1/5

イオンリテールなどグループ内でのシナジーによるコスト削減の可能性はあるが、金融業界全体として低コスト構造を確立しているとは言えない。特に、新規顧客獲得コストは大きい。

規模の経済3/5

イオンフィナンシャルサービスは、イオン銀行、イオンクレジットサービスなどを傘下に持ち、グループ全体で広範な金融サービスを提供している。特にクレジットカード事業においては、一定の規模を持つ。

競合との比較優位

強気シナリオ

イオン経済圏の拡大に伴うカード会員数・利用額の増加

デジタル化推進による新たな金融サービス展開

グループ内シナジーの深化による収益性向上

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社による低金利・高還元率キャンペーンの激化

個人情報保護規制強化による事業制約

景気後退による個人消費の低迷とカード利用控え

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、イオン経済圏の魅力が急速に失われ、顧客がイオンカードから他社カードへと容易に乗り換えるようになる必要がある。具体的には、競合他社がイオンカードを凌駕するような圧倒的なポイント還元率や特典を継続的に提供し、かつ、イオンカードの利用メリット(イオン店舗での割引や特典)が陳腐化するか、あるいはイオン店舗自体の集客力が低下することが考えられる。また、FinTechの進化により、既存のカード決済システムが時代遅れとなり、新たな決済手段が主流になる中で、イオンフィナンシャルサービスが迅速な適応を果たせないシナリオも考えられる。さらに、規制当局による個人情報利用の制限強化や、カード不正利用リスクの高まりが、事業運営の大きな足かせとなる可能性もある。

5年後のモート予測

強気

イオン経済圏の拡大とデジタル化の進展により、カード会員数・利用額が着実に増加し、収益性が向上する。

中立

緩やかな経済成長と競合環境の激化の中で、イオン経済圏の強みを活かしつつ、安定的な収益を維持する。

弱気

競合の攻勢や景気後退、規制強化により、カード利用が低迷し、収益性が悪化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 3,368億
2. 健全な財務 自己資本比率 5.7%
3. 利益の安定性 11年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -11.7%
6. 適度なPER PER 16.0倍
7. 適度なPBR PBR 0.71倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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