芙蓉総合リース(8424)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 5,070 | 286 | 200 | -1,589 | 7.7 | 661.8 | — | 9.9 |
| FY2017 | 5,902 | 326 | 219 | -1,101 | 7.8 | 726.4 | 130.0 | 10.2 |
| FY2018 | 6,181 | 357 | 257 | -894 | 8.7 | 850.5 | 146.0 | 10.1 |
| FY2019 | 7,123 | 414 | 262 | -1,200 | 8.4 | 872.0 | 188.0 | 10.0 |
| FY2020 | 7,403 | 446 | 296 | -411 | 8.6 | 986.2 | 205.0 | 10.2 |
| FY2021 | 6,578 | 460 | 339 | 733 | 9.1 | 1,130.5 | 240.0 | 11.3 |
| FY2022 | 6,887 | 516 | 389 | -365 | 9.5 | 1,299.3 | 285.0 | 11.6 |
| FY2023 | 7,085 | 600 | 472 | -1,152 | 9.9 | 1,571.4 | 343.0 | 12.7 |
| FY2024 | 6,784 | 648 | 453 | -1,720 | 8.5 | 501.7 | 440.0 | 13.3 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 455.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
芙蓉総合リースは特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという明確な証拠は公開情報からは見当たらない。リース事業は一般的に金融サービスの一環であり、無形資産による明確な競争優位性は限定的である。
リース契約は通常、複数年契約であり、顧客が契約期間中に他のリース会社へ乗り換える際には、違約金や手続きの手間が発生する。特に、特定の設備やプロジェクトに特化したリースの場合、乗り換えコストは高くなる傾向がある。
芙蓉総合リースは、顧客が増えることでサービスの価値が向上するようなネットワーク効果を持つビジネスモデルではない。リース事業は個別の顧客との契約に基づいており、プラットフォーム型ビジネスとは異なる。
リース業界全体として、資金調達コストやオペレーション効率が競争力に影響する可能性がある。しかし、芙蓉総合リースが構造的に他社よりも著しく低いコスト構造を持っているという明確な証拠は乏しい。一部、規模の経済による効率化の可能性はある。
芙蓉総合リースは、日本のリース業界において一定の規模と実績を持つ企業である。特に、特定の産業分野や大口顧客との取引においては、規模の経済が働き、効率的なオペレーションや多様なニーズへの対応が可能となる。しかし、業界全体を寡占するほどの圧倒的な規模ではない。
競合との比較優位
強気シナリオ
顧客との長期契約による安定収益の継続
特定の産業分野における専門性と顧客基盤の強化
新たな金融商品やサービス開発による収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
金利上昇による調達コストの増加と収益圧迫
景気後退による設備投資の低迷とリース需要の減少
競合他社による低価格攻勢や革新的なサービスへの対抗遅れ
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
芙蓉総合リースへの投資が失敗するには、まず、現在のリース契約におけるスイッチング・コストが想定以上に低い、あるいは顧客が容易に乗り換えを検討するような状況が発生する必要がある。例えば、市場全体でリース料率が急激に低下し、乗り換えインセンティブが大幅に高まる場合や、顧客が自社購入や他の資金調達手段へシフトする動きが加速する場合などが考えられる。また、同社が強みとする特定の産業分野で、技術革新やビジネスモデルの変化により、リースという形態そのものの需要が減退する、あるいは競合他社がより低コストで魅力的な代替ソリューションを提供し、芙蓉総合リースの顧客基盤が侵食されるシナリオも考えられる。さらに、金利環境の急激な悪化や、規制変更による事業運営コストの増大が、同社の収益性を著しく悪化させる可能性も否定できない。
5年後のモート予測
安定したリース契約と新規事業の成長により、緩やかな増収増益を維持。特に、ESG関連やDX推進に資するリース需要を取り込み、収益基盤を強化する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。金利変動や景気動向の影響を受けながらも、リスク管理を徹底し、堅実な収益を確保する。
金利上昇や景気後退の影響を受け、リース需要が低迷。競合との価格競争も激化し、収益性が悪化する。新規事業の成長も鈍化する可能性。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 3,951億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 13.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -23.7% | |
| 6. 適度なPER | PER 8.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.83倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書