7972

イトーキ(7972)に経済的な堀はあるか

その他製品 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
2,625
2026-09-01
時価総額
1,339 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 1,017 28 19 10 4.2 40.2 13.0 47.0
FY2017 1,087 30 24 6 5.1 52.7 13.0 45.8
FY2018 1,187 19 17 -17 3.6 37.8 13.0 43.1
FY2019 1,222 9 -6 4 -1.2 -12.1 13.0 41.7
FY2020 1,162 18 -2 34 -0.5 -5.2 13.0 41.6
FY2021 1,158 25 12 16 2.6 25.8 15.0 43.2
FY2022 1,233 46 53 107 10.6 117.0 37.0 43.2
FY2023 1,330 85 59 23 10.7 130.3 42.0 46.8
FY2024 1,385 101 72 -81 14.6 147.0 55.0 40.9
FY2025 1,537 137 94 51 16.5 190.2 75.0 43.4

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

イトーキはオフィス家具業界で一定のブランド認知度を持つが、特許や独自IPによる強力な無形資産は限定的。デザイン賞受賞歴はあるものの、模倣されやすい側面もある。特定の規制ライセンスに依存する事業もない。

スイッチングコスト2/5

オフィス家具は一度導入すると、移設や買い替えに手間とコストがかかるため、一定のスイッチング・コストが存在する。しかし、価格やデザインで競合他社に乗り換える可能性も否定できない。

ネットワーク効果0/5

イトーキの事業には、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接高めるようなネットワーク効果は存在しない。BtoBビジネスが中心であり、プラットフォーム型ビジネスではない。

コスト優位1/5

製造業として、効率的な生産体制や調達網によるコスト管理は重要だが、業界全体で価格競争が激しく、構造的なコスト優位を確立しているとは言えない。海外生産によるコスト削減努力は見られる。

規模の経済3/5

イトーキは国内オフィス家具業界において、大手の一角を占めており、一定の規模の経済性を享受している。ショールーム展開や販売網の広さも強み。しかし、業界全体が成熟しており、寡占度はそれほど高くない。

競合との比較優位

強気シナリオ

オフィス再編や働き方改革による需要増加

高付加価値製品・サービスの開発による単価向上

DX推進による生産性向上とコスト削減

弱気シナリオ(モート侵食)

景気後退によるオフィス投資の抑制

競合他社による低価格攻勢とシェア低下

原材料価格の高騰による収益圧迫

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

イトーキへの投資が失敗するには、まず国内のオフィス投資需要が想定以上に急速に縮小し、リモートワークの定着がオフィス家具市場の成長性を根本から否定する必要がある。次に、競合他社がイトーキの既存顧客基盤を巧みに切り崩し、価格競争力やデザイン性で優位に立つことが求められる。さらに、イトーキが長年培ってきたサプライチェーンや製造ノウハウが陳腐化し、新たな技術革新や市場トレンドへの適応に失敗することで、規模の経済性すら失うシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、同社の持続的な競争優位性が失われることが、投資の失敗に繋がるだろう。

5年後のモート予測

強気

働き方改革やオフィス再編需要を捉え、高付加価値製品・サービスで成長。DXによる効率化で収益性も改善し、堅調な業績推移を期待。

中立

緩やかな市場成長と価格競争のバランスを取りながら、安定的な収益を維持。新製品投入や海外展開で緩やかな成長を目指す。

弱気

景気後退や競合激化により、需要が低迷。価格競争で収益性が悪化し、厳しい経営環境に直面する可能性。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 1,339億
2. 健全な財務 自己資本比率 43.4%
3. 利益の安定性 8年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 17.6%
6. 適度なPER PER 14.3倍
7. 適度なPBR PBR 2.37倍

合格数:3/7 部分的合格

同業他社

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