7976

三菱鉛筆(7976)に経済的な堀はあるか

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株価

現在株価
3,135
2026-09-01
時価総額
1,396 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 647 99 62 33 7.8 215.0 40.0 74.5
FY2017 672 118 83 32 9.3 144.7 72.3
FY2018 625 89 58 -8 6.5 100.3 29.0 74.4
FY2019 620 72 44 66 4.9 77.8 30.0 75.2
FY2020 552 55 38 2 4.1 67.6 31.0 78.4
FY2021 619 75 57 44 5.8 101.0 32.0 77.5
FY2022 690 92 70 56 6.6 125.7 35.0 78.8
FY2023 748 119 102 117 8.7 186.8 40.0 78.5
FY2024 888 122 113 -214 8.6 204.8 46.0 72.6
FY2025 898 97 62 -55 4.4 114.3 52.0 75.7

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:10/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産3/5

三菱鉛筆は「ユニ」「ジェットストリーム」といった強力なブランド力を有し、特に「ジェットストリーム」は油性ボールペン市場で高い認知度とシェアを誇る。長年の研究開発による書き味の良さやインク技術は、模倣困難な無形資産と言える。

スイッチングコスト2/5

筆記具は比較的安価であり、消費者が特定のブランドに強いこだわりを持つケースは限定的。ただし、長年愛用してきたブランドや書き心地に慣れたユーザーは、他社製品への乗り換えに抵抗を感じる可能性がある。

ネットワーク効果0/5

筆記具の利用は個人単位であり、ユーザーが増えることで製品価値が向上するようなネットワーク効果は基本的に存在しない。

コスト優位2/5

長年の生産ノウハウや効率化により、一定のコスト競争力は有していると考えられる。しかし、原材料価格の変動や人件費の上昇リスクは存在する。

規模の経済3/5

筆記具業界において、三菱鉛筆はグローバルでも主要なプレイヤーの一つであり、一定の生産規模と販売網を有している。これにより、効率的な生産と流通が可能となっている。

競合との比較優位

強気シナリオ

「ジェットストリーム」ブランドのさらなる拡大と高付加価値製品の開発

海外市場におけるブランド認知度向上と販売チャネル強化

文具以外の領域へのブランド活用や新規事業展開

弱気シナリオ(モート侵食)

デジタル化の進展による筆記具需要の長期的な減少

競合他社による低価格帯製品や革新的な新製品の登場

原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱による収益性悪化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

三菱鉛筆の投資が失敗するには、まず「ジェットストリーム」をはじめとする主要ブランドの価値が急速に失われる必要がある。これは、競合他社がより優れた書き心地や機能を持つ代替品を、より低価格で、かつ効果的なマーケティング戦略と共に市場に投入した場合に起こりうる。また、デジタル化の波が予想以上に早く、筆記具の必要性を根本から覆すような代替技術(例:高精度な手書き認識デバイスの普及)が登場することも考えられる。さらに、グローバルなサプライチェーンの寸断や、主要原材料(インク、プラスチック等)の価格が持続的に高騰し、三菱鉛筆のコスト構造を破壊し、価格転嫁も困難になるシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の競争優位性は失われ、収益性が悪化するだろう。

5年後のモート予測

強気

「ジェットストリーム」ブランドのグローバル展開加速と高付加価値化が進み、海外売上比率が上昇。新規事業も軌道に乗り、売上・利益ともに安定的に成長する。

中立

国内市場でのブランド力維持と、海外市場での緩やかな成長が続く。新製品投入やコスト効率化により、現状維持に近い収益性を確保する。

弱気

デジタル化の進展や競合激化により国内需要が減退。海外展開も伸び悩み、価格競争に巻き込まれ、収益性が低下する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 1,396億
2. 健全な財務 自己資本比率 75.7%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -3.1%
6. 適度なPER PER 22.4倍
7. 適度なPBR PBR 1.00倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

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