7944

ローランド(7944)に経済的な堀はあるか

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株価

現在株価
3,880
2026-09-01
時価総額
1,229 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

7年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2020 640 71 43 60 21.3 160.1 43.1
FY2021 800 111 86 41 30.0 312.7 138.0 53.7
FY2022 958 108 89 -106 26.5 327.0 156.0 43.4
FY2023 1,024 119 82 119 20.3 298.0 170.0 49.2
FY2024 994 100 60 105 12.8 216.5 170.0 56.8
FY2025 1,010 94 22 73 5.2 81.7 170.0 49.2
FY2026 170.0

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
○○○○○
0/5

総合スコア:null/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産2/5

ローランドは、電子楽器分野で「Roland」ブランドの認知度と信頼性を長年築き上げてきた。特にギターアンプやシンセサイザーにおいては、プロミュージシャンからの支持も厚く、一定のブランドプレミアムを享受していると考えられる。しかし、近年は他社ブランドの台頭もあり、絶対的な優位性とは言い難い。

スイッチングコスト1/5

電子楽器は一度購入すると、操作方法や音色設定に慣れるため、他社製品への乗り換えには一定の手間や学習コストが発生する可能性がある。しかし、音楽制作ソフトの普及や、比較的容易に他社製品を試せる環境もあり、スイッチング・コストは限定的である。

ネットワーク効果0/5

ローランドの製品は、個々のユーザーが独立して利用するものが中心であり、ユーザー数の増加が製品価値を直接的に高めるネットワーク効果はほとんど見られない。

コスト優位1/5

電子楽器の製造において、規模の経済によるコスト優位性は存在する可能性があるが、他社も同様のサプライチェーンや生産技術を有しているため、ローランドが構造的に顕著なコスト優位性を持っているとは考えにくい。為替変動の影響も受ける。

競合との比較優位

強気シナリオ

「Roland」ブランドの再強化と、デジタル技術を活用した革新的な製品開発による新規顧客層の獲得

ストリーミングサービスやオンライン教育プラットフォームとの連携強化による、新たな収益源の創出

M&Aによる事業領域の拡大や、既存事業とのシナジー創出

弱気シナリオ(モート侵食)

デジタル化の波に乗り遅れ、競合他社に技術的優位性を奪われるリスク

新興国市場での価格競争の激化や、模倣品の台頭による収益性の低下

主要顧客層である若年層の音楽離れや、趣味の多様化による需要の低迷

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

ローランドへの投資が失敗するシナリオは、同社が長年培ってきた「Roland」ブランドの価値が急速に失われることである。これは、技術革新への対応の遅れ、品質問題の発生、あるいは競合他社による強力なブランド戦略や低価格攻勢によって引き起こされる可能性がある。特に、デジタルネイティブ世代がローランド製品に魅力を感じなくなり、代替となる安価で高機能な製品や、よりコミュニティ形成を重視するプラットフォーム型のサービスに流れてしまう場合、ブランドロイヤリティは急速に低下する。また、主要なサプライヤーへの過度な依存や、為替リスクへの対応の甘さが、コスト競争力を削ぎ、収益性を悪化させることも考えられる。最終的には、同社が電子楽器市場におけるニッチな存在となり、かつての栄光を取り戻せない状況が真実となれば、投資は失敗に終わるだろう。

5年後のモート予測

強気

ブランド力と技術力を活かし、デジタル化に対応した新製品投入やサブスクリプションモデルの成功により、売上・利益ともに着実に成長。特に、オンライン教育やリモートワーク関連での需要を取り込む。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。ブランド力は維持されるが、大きな飛躍には至らず、市場平均並みの成長に留まる可能性。

弱気

技術革新への対応遅れや競合激化により、市場シェアを徐々に失う。ブランドイメージも低下し、売上・利益ともに低迷。構造改革を迫られる可能性。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 1,229億
2. 健全な財務 自己資本比率 49.2%
3. 利益の安定性 6年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -37.0%
6. 適度なPER PER 56.7倍
7. 適度なPBR PBR 2.97倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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