メディキット(7749)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 157 | 36 | 23 | 25 | 6.7 | 272.2 | — | 85.7 |
| FY2016 | 169 | 35 | 23 | 13 | 6.3 | 270.8 | — | 86.0 |
| FY2017 | 174 | 36 | 25 | 20 | 6.5 | 290.8 | 75.0 | 86.2 |
| FY2018 | 185 | 39 | 26 | 20 | 6.4 | 303.9 | 75.0 | 86.5 |
| FY2019 | 199 | 43 | 29 | 21 | 6.9 | 170.3 | 90.0 | 86.0 |
| FY2020 | 193 | 38 | 27 | 20 | 6.1 | 157.4 | 100.0 | 87.4 |
| FY2021 | 201 | 44 | 30 | 14 | 6.5 | 178.1 | 50.0 | 89.6 |
| FY2022 | 216 | 41 | 29 | 9 | 6.1 | 170.7 | 60.0 | 88.9 |
| FY2023 | 219 | 47 | 31 | 81 | 7.0 | 188.0 | 100.0 | 86.5 |
| FY2024 | 226 | 45 | 30 | -3 | 6.7 | 204.6 | 80.0 | 86.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
メディキットの事業内容(医療機器の製造・販売)において、明確なブランド力、特許、規制ライセンス、独占的IPによる持続的な競争優位性を示す具体的な情報は現時点では確認できません。特に、競合他社との差別化要因となる無形資産の強固さは不明瞭です。
医療機器は、一度導入されると、医師や医療機関のトレーニング、既存システムとの互換性、保守・サポート体制などから、他社製品への切り替えには一定のコストと手間が発生します。特に高度な医療機器においては、このスイッチング・コストが競争優位性の一因となり得ます。
メディキットの事業モデルにおいて、ユーザー(医療機関や医師)が増えることでサービスの価値が向上するようなネットワーク効果は、現時点では確認されていません。事業は個々の製品の性能や販売力に依存する傾向が強いと考えられます。
医療機器業界は、研究開発費や製造コスト、品質管理コストが高額になる傾向があります。メディキットが構造的に競合他社よりも安価に生産・提供できるというコスト優位性を示す具体的な証拠は現時点では見当たりません。
医療機器業界は、一定の規模を持つ企業が、研究開発、製造、販売網において効率性を発揮しやすい構造を持っています。メディキットが業界内で一定のシェアを持ち、規模の経済を活かして効率的な事業運営を行っている可能性はあります。
競合との比較優位
強気シナリオ
高付加価値医療機器の開発・販売による収益拡大
グローバル市場での販売網強化とシェア拡大
M&Aによる事業ポートフォリオ拡充とシナジー創出
弱気シナリオ(モート侵食)
新興企業や既存競合による革新的な技術の登場
医療制度の変更や薬価改定による収益圧迫
為替変動や地政学リスクによる海外事業への影響
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
メディキットの投資が失敗するには、まず、医療機器の導入に伴うスイッチング・コストが想定よりも低い、あるいは競合他社がそれを容易に克服できるような技術革新やビジネスモデルを導入した場合である。具体的には、汎用性の高い標準化された機器が増え、医療機関が容易に乗り換えられるようになる、あるいは、競合が既存のシステムとの互換性を高めるためのソリューションを安価に提供できるようになるケースが考えられる。さらに、メディキットが持つ技術や製品が陳腐化し、競合のイノベーションに追いつけなくなる、あるいは、品質問題やリコールが頻発し、ブランドイメージと顧客からの信頼が失墜することも、投資の失敗に繋がるだろう。これらの要因が複合的に作用することで、スイッチング・コストに依存した競争優位性が崩壊する可能性がある。
5年後のモート予測
高付加価値製品の拡販とグローバル展開により、売上・利益ともに着実な成長を続ける。新規市場開拓やM&Aも成功し、持続的な成長軌道に乗る。
既存事業の安定的な成長に加え、新製品投入による緩やかな売上増加が見込まれる。スイッチング・コストを維持しつつ、競争環境の変化に対応していく。
競合の技術革新や価格競争の激化により、既存製品のシェア低下や利益率悪化が生じる。新製品開発の遅れや海外事業の不振により、成長が鈍化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 438億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 86.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 4.7% | |
| 6. 適度なPER | PER 14.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.96倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準
直近の適時開示
- 2026-06-30 臨時報告書