IMV(7760)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 104 | 11 | 6 | 7 | 11.5 | 35.7 | 7.0 | 43.5 |
| FY2017 | 109 | 12 | 9 | 5 | 15.7 | 58.0 | 10.0 | 44.6 |
| FY2018 | 110 | 9 | 6 | -20 | 9.0 | 35.7 | 8.0 | 40.7 |
| FY2019 | 123 | 7 | 4 | 1 | 5.6 | 22.6 | 8.5 | 42.8 |
| FY2020 | 113 | 3 | 3 | -0 | 4.7 | 19.5 | 8.5 | 41.3 |
| FY2021 | 116 | 11 | 9 | 19 | 12.5 | 57.5 | 10.0 | 43.9 |
| FY2022 | 119 | 8 | 11 | 6 | 12.9 | 65.4 | 10.0 | 48.8 |
| FY2023 | 139 | 13 | 11 | -2 | 12.2 | 69.1 | 12.0 | 53.5 |
| FY2024 | 153 | 18 | 14 | 10 | 14.0 | 88.8 | 20.0 | 53.0 |
| FY2025 | 179 | 23 | 19 | 26 | 16.3 | 121.7 | 30.0 | 51.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
IMVは、医療機器、特に内視鏡関連製品の開発・製造・販売を行っているが、現時点で強力なブランド力、特許ポートフォリオ、あるいは規制ライセンスによる明確な無形資産の優位性は確認できない。競合他社も同様の技術領域で事業を展開している。
医療機器、特に診断・治療に用いられる内視鏡システムは、導入に際して医師の習熟度や病院の既存設備との互換性、保守サポート体制などが考慮されるため、一定のスイッチング・コストが存在する可能性がある。しかし、技術革新による代替製品の登場リスクも存在する。
IMVの事業モデルは、製品の利用者が増えることでその価値が増大するようなネットワーク効果を生み出す構造ではない。個々の医療機関が顧客であり、プラットフォーム型ビジネスではない。
精密機器製造業として、一定の生産効率やサプライチェーン管理は重要だが、IMVが他社に対して構造的に圧倒的なコスト優位性を持つという証拠は現時点では見当たらない。量産効果や技術革新によるコスト削減努力は継続していると考えられる。
内視鏡分野においては、オリンパスや富士フイルムといったグローバル企業が大きなシェアを占めており、IMVの規模は相対的に小さい。業界規模に対して最適な少数寡占を形成しているとは言えず、規模の経済による優位性は限定的である。
競合との比較優位
強気シナリオ
革新的な新製品の開発・上市による市場シェア拡大
特定のニッチ市場における技術的優位性の確立
グローバルな販売網の拡充とブランド認知度の向上
弱気シナリオ(モート侵食)
大手競合他社による価格競争や技術的優位性の喪失
医療機器規制の変更や承認プロセスの遅延
新興国市場での競争激化と販売チャネルの確保の困難さ
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
IMVの投資が失敗するシナリオは、同社が持つ技術や製品が陳腐化し、競合他社がより優れた代替品をより低コストで提供できるようになることである。特に、AIを活用した画像診断支援技術や、より低侵襲な治療法の開発において後れを取る場合、既存の顧客基盤を維持できなくなる。また、グローバル市場での販売網構築に失敗し、主要な市場でのプレゼンスを確立できないこともリスクである。さらに、医療機器業界特有の厳しい規制環境への対応に失敗し、新製品の上市が遅延したり、既存製品の販売が制限されたりする可能性も考慮すべきである。これらの要因が複合的に作用することで、同社の競争優位性は失われ、収益性が悪化するだろう。
5年後のモート予測
新製品開発とグローバル展開が成功し、特定分野で高いシェアを獲得。売上・利益ともに着実な成長を遂げる。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。新製品開発は進むものの、競争環境は厳しい。
競争激化や技術的遅れにより、市場シェアを失う。収益性は悪化し、成長が鈍化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 424億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 51.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 23.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 21.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 3.57倍 |
合格数:2/7 部分的合格