7717

ブイ・テクノロジー(7717)に経済的な堀はあるか

精密機器 電機・精密

株価

現在株価
5,650
2026-09-01
時価総額
501 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 454 54 28 77 20.4 577.5 25.7
FY2017 661 125 78 81 37.1 1,582.8 115.0 29.5
FY2018 721 166 109 39 39.0 2,217.5 270.0 33.4
FY2019 543 57 33 -117 11.2 339.0 320.0 37.7
FY2020 552 66 35 189 10.7 363.4 120.0 38.8
FY2021 514 55 42 -1 12.2 434.2 120.0 47.1
FY2022 431 10 3 -45 0.8 26.9 120.0 47.1
FY2023 373 8 8 -52 2.3 80.7 90.0 45.5
FY2024 462 18 8 39 2.4 84.1 60.0 45.8
FY2025 80.0

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
○○○○○
0/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:7/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産2/5

半導体製造装置の検査装置分野における独自の技術力とノウハウが強み。特に、有機ELディスプレイ製造に不可欠な蒸着マスクの検査技術は、競合が少なく参入障壁が高い。しかし、特許の陳腐化リスクや、特定の顧客への依存度も考慮する必要がある。

スイッチングコスト3/5

有機ELディスプレイ製造装置は、一度導入すると生産ライン全体の最適化や歩留まり向上のためのノウハウが蓄積されるため、検査装置の切り替えは容易ではない。特に、大手パネルメーカーとの長年の取引実績と信頼関係は、スイッチング・コストを形成している。

ネットワーク効果0/5

ネットワーク効果は限定的。検査装置は個別の装置性能が重視され、ユーザーが増えることで装置自体の価値が向上するような構造ではない。

コスト優位0/5

コスト優位性は見られない。精密機器であり、高度な技術開発と製造プロセスが必要なため、構造的に低コストでの提供は難しい。

規模の経済2/5

有機ELディスプレイ検査装置というニッチ市場においては一定のシェアを持つが、装置産業全体で見ると規模の経済による圧倒的な優位性は確立されていない。今後の市場拡大に伴う生産能力増強が課題となる可能性がある。

競合との比較優位

強気シナリオ

有機ELディスプレイ市場の拡大に伴う検査装置需要の増加

次世代ディスプレイ技術(マイクロLED等)への対応による新たな検査装置需要の創出

大手パネルメーカーとの強固な関係維持による安定受注

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社による検査技術のキャッチアップと価格競争の激化

主要顧客であるパネルメーカーの生産計画の変動や業績悪化

ディスプレイ技術の急速な陳腐化による検査装置の需要減退

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、ブイ・テクノロジーの検査技術が陳腐化し、競合他社がより低コストで同等以上の性能を持つ検査装置を開発・提供できるようになる必要がある。また、有機ELディスプレイ市場の成長が鈍化、あるいは代替技術(例:次世代LCD、AR/VR向け特殊ディスプレイ)が急速に普及し、同社が対応できない場合もリスクとなる。さらに、主要顧客である大手パネルメーカーが、自社開発や他社製検査装置への切り替えを積極的に進め、ブイ・テクノロジーへの依存度を低下させるシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の競争優位性が失われ、収益性が悪化する可能性がある。

5年後のモート予測

強気

有機EL市場の成長と技術革新を背景に、検査装置需要が堅調に推移。次世代ディスプレイ向け新製品開発も成功し、売上・利益ともに拡大基調を維持する。

中立

有機EL市場の緩やかな成長と、既存顧客からの安定受注により、堅調な業績を維持。技術開発投資は継続するが、大きなブレークスルーは限定的。

弱気

競合激化や技術の陳腐化により、シェア低下や価格下落圧力が発生。主要顧客の業績悪化も重なり、売上・利益ともに減少傾向となる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 501億
2. 健全な財務 自己資本比率 45.8%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -42.1%
6. 適度なPER PER 62.7倍
7. 適度なPBR PBR 1.49倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が ブイ・テクノロジー の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →