JMS(7702)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 576 | 14 | 8 | -17 | 2.4 | 15.5 | — | 47.2 |
| FY2016 | 556 | 11 | 12 | -1 | 3.8 | 24.3 | — | 47.1 |
| FY2017 | 565 | 6 | 6 | -5 | 2.0 | 25.9 | 8.0 | 46.4 |
| FY2018 | 581 | 15 | 12 | 13 | 3.6 | 47.6 | — | 47.2 |
| FY2019 | 586 | 23 | 20 | 2 | 6.1 | 81.1 | 16.0 | 48.6 |
| FY2020 | 576 | 21 | 17 | 5 | 5.0 | 71.1 | 17.0 | 50.4 |
| FY2021 | 582 | 10 | 8 | 7 | 2.2 | 33.8 | 17.0 | 51.4 |
| FY2022 | 637 | 7 | 3 | -12 | 0.7 | 11.5 | 17.0 | 51.8 |
| FY2023 | 653 | -3 | -0 | -11 | -0.1 | -1.5 | 17.0 | 47.9 |
| FY2024 | 697 | 9 | 1 | -17 | 0.2 | 3.7 | 17.0 | 50.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
JMSの事業内容(医療機器、特にカテーテル等)において、強力なブランド力や特許、規制ライセンスによる明確な無形資産の優位性は現時点では確認できない。競合他社も同様の技術を有している可能性が高い。
医療機器、特にカテーテルや輸液関連製品は、一度医療機関に採用されると、その品質、安全性、操作性、既存システムとの互換性から、他社製品への切り替えには時間とコスト、リスクが伴う。特に高度な医療現場では、信頼性が最優先されるため、スイッチング・コストは一定程度存在する。
JMSの製品は、医療従事者や患者の利用によって価値が増大するようなネットワーク効果を持つものではない。製品の価値は、個々の性能や品質に依存する。
精密機器製造における効率化や大量生産によるコスト削減努力は行われていると考えられるが、競合他社との間に構造的なコスト優位性を示す明確な証拠はない。サプライチェーンや製造プロセスにおける微細な優位性は存在する可能性はある。
医療機器業界はグローバルに展開しており、JMSも一定の規模を持つが、業界全体を代表するような寡占的な地位を確立しているとは言えない。特定のニッチ市場では強みを持つ可能性はあるが、業界全体での効率規模の優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
高齢化社会の進展による医療需要の増加
新興国市場における医療インフラ整備と需要拡大
高付加価値製品の開発・投入による利益率向上
弱気シナリオ(モート侵食)
医療機器分野における技術革新の遅れ
価格競争の激化による収益性の悪化
規制強化や薬価改定の影響
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
JMSの投資が失敗するシナリオは、同社が持つスイッチング・コストの優位性が、競合他社の急速な技術革新や低価格戦略によって侵食される場合である。特に、医療機関がリスクを許容してでも、より低コストで同等以上の性能を持つ代替製品への切り替えを進めるようになれば、JMSの市場シェアと収益性は急速に悪化するだろう。また、主要な販売チャネルや提携先との関係が悪化し、新たな顧客獲得が困難になることも考えられる。さらに、医療機器の安全性に関する重大なインシデントが発生し、ブランドイメージが失墜することも、同社の持続可能性を脅かす要因となり得る。
5年後のモート予測
高齢化や新興国需要を背景に、高付加価値製品の拡販が進み、売上・利益ともに堅調に成長。スイッチング・コストを維持しつつ、ニッチ市場でのシェアを拡大する。
緩やかな市場成長と一定の競争圧力の中で、既存製品の安定供給とコスト管理により、微増収益を維持。一部製品でシェア変動の可能性あり。
技術革新の遅れや価格競争の激化により、収益性が低下。スイッチング・コストの優位性も薄れ、市場シェアを徐々に失っていく。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 105億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 50.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -52.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 117.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.26倍 |
合格数:0/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-24 臨時報告書