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JMS

精密機器 電機・精密

研究開発費(時系列)

年度R&D費用(億円)設備投資(億円)
2025-03 - 30
2024-03 - 55
2023-03 - 31
2022-03 - 37
2021-03 - 28

研究開発活動(本文)

FY2025|1,852 文字
6 【研究開発活動】外科医でもあった創業者の現場視点に立った課題解決の姿勢を受け継ぎ、患者さんの安心・安全はもとより、医療従事者の立場に立った製品開発に注力してまいりました。特に近年顕在化している医療人材不足や、医療従事者の働き方改革、在宅医療患者数の増加、医療と福祉の複合ニーズの増大といった課題に着目し、IoTやAIなどの最新技術を活用することで、医療機器に関する情報の一元化を推進するなど、より安全で効率的な医療環境の実現に努めております。 区分分野輸液・栄養領域輸液、経腸栄養、摂食嚥下 等透析領域血液透析、腹膜透析 等外科治療領域人工心肺、急性血液浄化 等血液・細胞領域血液バッグ・フィルター、細胞関連デバイス(培養、搬送) 等その他生分解性材料、IoT・AI技術 等 当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は1,532百万円であります。 セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。 (1) 日本当連結会計年度における研究開発費は1,532百万円であります。 ① 輸液・栄養領域輸液領域においては、患者さんはもとより、医療従事者の安全確保および医療業務の省力化に資する輸液製品システムの構築に主眼を置いて取り組んでまいりました。昨年度に引き続き抗がん薬等の安全な調製および投与に貢献する「薬剤調製・投与クローズドシステム」の拡充に努めており、医療従事者との密接なコミュニケーションを通じて、より安全な調製・投与の実現に向け、日々改良を重ねております。また、栄養領域においては、安全性と利便性に優れた製品の提供を通じて、栄養管理からリハビリ・回復期に至るまでの栄養療法におけるトータルコーディネーターを目指しております。今後も、多様な製品の開発を通じて、より安心・安全な栄養摂取の実現に貢献してまいります。 ② 透析領域透析領域においては、血液透析と腹膜透析の双方を取り扱う国内唯一の企業として、患者さんのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上を念頭に、より安全・確実かつ高効率な透析システムの提供に努めてまいりました。血液透析(HD)においては、これまで培ってきた多人数用透析装置の設計ノウハウを生かし、独立した透析液供給が可能な多用途透析装置「JMS個人用透析装置 SD-X01」の提供を開始しました。本装置は、医療機関の規模に応じた柔軟な運用が可能であるほか、感染管理が求められる場面や緊急時にも対応できる仕様となっております。また、患者さん自身が日々在宅で施行される腹膜透析(PD)においては、アライアンス先の腹膜透析液に対応した回路コネクターの提供を新たに開始し、多様化する治療ニーズに応えております。今後も、当社ならではのHD領域とPD領域の双方をカバーできる強みを生かし、デジタルトランスフォーメーション(DX)を一層推進することで、患者さん一人ひとりに最適な”テーラーメイド透析”の実現に貢献してまいります。 ③ 外科治療領域外科治療領域においては、当社が有する急性血液浄化分野および循環器分野の強みを生かし、術中・術後管理の利便性向上を目指した製品開発に取り組んでまいりました。昨年度は、心臓血管外科手術時に使用される体外循環装置用遠心ポンプ駆動装置「ミクスフローコンソール PC-1」の提供を開始しております。本装置は、多くの機材が設置される手術室において専有面積を抑えることで、使いやすさとレイアウトの自由度を向上させ、医療従事者の負担軽減に貢献します。 ④ 血液・細胞領域血液領域においては、主に日本赤十字社向けの献血用デバイスの開発に注力しております。より安心・安全な献血事業に貢献するため、これからも品質向上と技術革新を追求し、医療現場のニーズに即した製品開発を進めてまいります。今後も、国内にとどまらず海外の献血システムにも目を向け、グローバルな課題解決にも寄与できる体制づくりを目指してまいります。 ⑤ その他引き続き、少子高齢化や医療従事者の働き方改革など、近年の医療を取り巻く環境の変化を的確に捉え、潜在的なニーズを具体化したうえで、価値ある医療ソリューション及びデバイスの提供に努めてまいります。あわせて、産学官の連携協力による先端技術の活用にも注力し、より良い医療の実現に貢献してまいります。 (2) 日本以外シンガポール、中国、フィリピン、ドイツ、その他のセグメントについては、既存製品の改良等に取り組んでおります。

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