日本精密(7771)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 93 | 3 | 0 | -6 | 2.0 | 2.8 | — | 36.1 |
| FY2016 | 81 | -4 | -3 | -5 | -15.1 | -18.3 | — | 34.1 |
| FY2017 | 73 | 0 | 2 | -0 | 9.1 | 12.3 | 0.0 | 36.0 |
| FY2018 | 75 | -1 | -2 | -1 | -7.2 | -9.2 | 0.0 | 35.7 |
| FY2019 | 67 | -2 | -5 | 6 | -29.3 | -27.9 | 0.0 | 32.7 |
| FY2020 | 48 | -5 | -6 | -4 | -44.9 | -29.4 | 0.0 | 26.1 |
| FY2021 | 57 | 1 | -1 | -2 | -10.9 | -5.8 | 0.0 | 22.0 |
| FY2022 | 69 | 2 | 2 | 2 | 13.9 | 8.0 | 0.0 | 23.8 |
| FY2023 | 67 | 3 | 4 | 4 | 26.5 | 17.7 | 0.0 | 25.4 |
| FY2024 | 72 | 3 | -0 | 1 | -1.4 | -0.9 | 0.0 | 26.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
日本精密(7771)は、特定の強力なブランド、特許ポートフォリオ、または規制ライセンスに関する公開情報が限定的であり、無形資産による競争優位性は現時点では明確に評価できない。
同社製品は、医療機器や半導体製造装置などの精密機器分野で使用されており、顧客は特定の仕様や品質要求を満たす製品を求めている。一度採用されると、切り替えには検証コストやリスクが伴う可能性があるが、その度合いは製品特性による。
日本精密の事業モデルは、直接的なネットワーク効果を生み出すプラットフォーム型ではないため、ユーザー数の増加が製品価値を向上させるような構造は見られない。
精密機器製造においては、製造プロセスの効率化やサプライチェーン管理がコスト競争力に影響を与える可能性があるが、同社が構造的なコスト優位性を持つという明確な証拠は少ない。
精密機器業界は、高度な技術力と設備投資が求められるため、一定の規模を持つ企業が有利となる側面がある。日本精密は一定の事業規模を有しているが、業界全体を寡占するほどの規模の経済性は限定的と考えられる。
競合との比較優位
強気シナリオ
医療機器分野における高精度部品の需要拡大
半導体製造装置向け部品の安定的な受注
新規分野への技術応用による成長機会
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客の設備投資抑制による需要減退
競合他社による低価格攻勢や技術革新
原材料価格の高騰や為替変動リスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
日本精密の投資が失敗するには、同社が持つ精密加工技術の優位性が、競合他社の追随や代替技術の登場によって陳腐化することが真実でなければならない。特に、医療機器分野における厳しい品質基準や認証プロセスが、新規参入障壁となりにくい状況が発生し、価格競争が激化するシナリオが考えられる。また、半導体製造装置業界の周期的な需要変動が予想以上に深刻化し、同社の主要顧客の投資意欲が長期にわたって低迷することも、成長鈍化の要因となりうる。さらに、同社が長年培ってきた顧客との関係性が、技術的な差別化の喪失により、価格交渉力低下という形で崩壊していく可能性も考慮すべきである。
5年後のモート予測
医療・半導体分野の堅調な需要に支えられ、高付加価値製品の販売が伸長。技術革新による新規需要も取り込み、売上・利益ともに着実な成長を続ける。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな市場成長を取り込む。コスト管理を徹底し、収益性を確保するが、大幅な成長は見込みにくい。
主要市場の需要低迷や激しい価格競争により、売上・利益ともに減少。技術的な優位性を失い、市場シェアを低下させるリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 90億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 25.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 4年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 23.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 6.14倍 |
合格数:0/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-01 臨時報告書