7261

マツダ(7261)に経済的な堀はあるか

輸送用機器 自動車・輸送機

株価

現在株価
1,272
2026-09-01
時価総額
6,886 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 32,144 1,257 938 973 8.8 156.9 41.2
FY2017 34,740 1,464 1,121 478 9.2 182.9 35.0 43.7
FY2018 35,647 830 635 151 5.1 100.8 35.0 42.4
FY2019 34,303 436 121 -927 1.0 19.3 35.0 42.1
FY2020 28,821 88 -317 412 -2.7 -50.3 35.0 40.5
FY2021 31,203 1,042 816 529 6.2 129.5 0.0 43.8
FY2022 38,268 1,420 1,428 380 9.8 226.7 20.0 44.2
FY2023 48,277 2,505 2,077 2,390 11.8 329.7 45.0 45.8
FY2024 50,189 1,861 1,141 1,057 6.3 181.0 60.0 43.8
FY2025 55.0

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産2/5

マツダは「人馬一体」という独自のブランドイメージを長年培ってきた。デザイン力も高く評価されており、特に魂動デザインは国際的な賞を受賞している。しかし、高級車ブランドとしての絶対的な地位や、強力な特許ポートフォリオによる参入障壁は限定的。

スイッチングコスト1/5

自動車購入におけるスイッチングコストは、買い替え時の下取り価格や、特定のディーラーネットワークでのメンテナンスなどを考慮すると一定程度存在する。しかし、ブランドへの強い愛着や、他社への乗り換えによる大きな損失は限定的であり、顧客の囲い込み力は強くない。

ネットワーク効果0/5

自動車製造業において、ネットワーク効果は基本的に見られない。プラットフォーム共有や部品共通化はコスト削減に繋がるが、顧客体験に直接的なネットワーク効果をもたらすものではない。

コスト優位2/5

マツダは、スカイアクティブ技術による効率的なパワートレインや軽量化、そして共通化されたプラットフォーム戦略により、一定のコスト競争力を確保している。しかし、トヨタやホンダのような圧倒的な生産規模やサプライチェーンの優位性には及ばない。

規模の経済3/5

マツダは世界中に生産・販売網を持つ中堅自動車メーカーであり、一定の規模の経済を享受している。しかし、トヨタ、フォルクスワーゲン、GMといったグローバル巨大企業と比較すると、規模の経済における優位性は限定的であり、寡占市場における地位は盤石ではない。

競合との比較優位

強気シナリオ

EVシフトへの適応と、独自のロータリーエンジン技術の活用による差別化。

「魂動デザイン」によるブランドロイヤリティの向上と、高付加価値モデルの拡販。

電動化時代における新たなプラットフォーム戦略によるコスト効率の改善。

弱気シナリオ(モート侵食)

激化するEV競争における技術開発競争への遅れ。

グローバルサプライチェーンの混乱や原材料価格高騰による収益性の悪化。

新興国市場での競争力低下と、既存市場でのシェア維持の困難さ。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

マツダへの投資が失敗するには、まず同社が電動化技術において主要競合他社に大きく遅れを取り、市場シェアを急速に失うシナリオが考えられる。特に、バッテリー技術やソフトウェア開発能力で差をつけられ、魅力的なEVモデルを投入できなければ、ブランドイメージの低下と販売台数の減少に繋がるだろう。また、グローバルなサプライチェーンの不安定化が長期化し、生産コストが大幅に上昇することで、価格競争力を失い、収益性が悪化することも考えられる。さらに、中国市場など成長が見込まれる地域での競争が激化し、現地メーカーの台頭によってシェアを奪われる可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用することで、マツダの持続的な競争優位性は失われ、投資としての魅力は大きく損なわれるだろう。

5年後のモート予測

強気

EVシフトへの成功とデザイン優位性を活かし、高付加価値モデルを中心に販売を拡大。収益性が改善し、持続的な成長軌道に乗る。

中立

EVシフトへの対応を進めつつも、既存技術との両立やコスト課題に直面。緩やかな成長に留まるが、一定の競争力は維持する。

弱気

EV競争で後塵を拝し、販売台数が減少。コスト増とブランド力低下により、収益性が悪化し、業界再編の対象となるリスクが高まる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 6,886億
2. 健全な財務 自己資本比率 43.8%
3. 利益の安定性 8年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 11.8%
6. 適度なPER PER 6.0倍
7. 適度なPBR PBR 0.38倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が マツダ の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →