3116

トヨタ紡織(3116)に経済的な堀はあるか

輸送用機器 自動車・輸送機

株価

現在株価
2,348
2026-09-01
時価総額
4,082 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 13,579 719 454 465 16.4 244.3 33.3
FY2017 13,995 712 428 344 13.9 230.3 50.0 35.3
FY2018 14,174 613 275 18 8.3 147.9 54.0 36.8
FY2019 13,726 478 248 255 7.7 132.9 56.0 37.3
FY2020 12,721 571 312 231 8.4 166.9 54.0 39.6
FY2021 14,215 603 393 820 9.3 210.2 45.0 40.0
FY2022 16,040 477 147 530 3.4 78.6 64.0 39.8
FY2023 19,536 786 579 882 11.7 311.7 70.0 39.8
FY2024 19,542 424 167 609 3.4 93.7 86.0 40.9
FY2025 20,371 539 233 675 4.4 130.3 86.0 41.0

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:10/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

トヨタブランドへの貢献や、長年の自動車部品サプライヤーとしての信頼は無形資産となりうるが、特許や独自技術による明確な優位性は限定的。特定のブランド力やIPによる独占性は見られない。

スイッチングコスト3/5

トヨタ自動車を主幹顧客としており、長年の取引関係と品質・納入体制の構築により、他社への切り替えは容易ではない。シートや内装品は車両設計と密接に関わるため、スイッチングコストは中程度存在する。

ネットワーク効果0/5

ネットワーク効果は事業モデルに直接的に見られない。部品サプライヤーとしてのビジネスであり、ユーザー数の増加が直接的な価値向上に繋がる構造ではない。

コスト優位2/5

グローバルな生産・調達網を持つが、自動車部品業界は競争が激しく、コスト優位性を絶対的なものとするのは難しい。トヨタグループ内での効率化は図られているものの、構造的な圧倒的コスト優位性は限定的。

規模の経済4/5

トヨタ自動車という巨大な顧客基盤を背景に、自動車内装品・部品分野で世界有数の規模を持つ。この規模は、生産効率や調達力において一定の優位性を生み出している。トヨタグループ内での最適化されたサプライヤーとしての地位は大きい。

競合との比較優位

強気シナリオ

トヨタ自動車のEVシフトや新技術開発への貢献拡大

グローバルでの生産・販売網のさらなる効率化とシェア拡大

高付加価値製品(シート、内装材など)へのシフトによる収益性向上

弱気シナリオ(モート侵食)

トヨタ自動車の生産台数減少や、EVシフトへの対応遅れ

競合他社による低価格・高品質な代替部品の登場

原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱による収益圧迫

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、トヨタ自動車がサプライヤー戦略を大幅に変更し、トヨタ紡織への依存度を劇的に低下させる必要がある。具体的には、トヨタ紡織の主要製品(シート、内装品など)について、より安価で同等以上の品質を持つ代替サプライヤーを複数社、グローバルに確保し、取引をシフトさせるシナリオが考えられる。また、トヨタ紡織が自社の技術開発や製品開発において、競合他社に対して決定的な遅れを取り、トヨタ自動車の求めるイノベーションやコスト削減要求に応えられなくなることも、その地位を揺るがす要因となるだろう。さらに、トヨタ自動車以外の自動車メーカーからの受注が伸び悩み、トヨタ自動車への依存リスクが顕在化することも、この投資の失敗に繋がる。

5年後のモート予測

強気

トヨタ自動車のEVシフトや新技術への対応が奏功し、内装品分野での競争優位性を維持・拡大。グローバルでの生産効率向上と高付加価値製品へのシフトにより、売上・利益ともに堅調に成長する。

中立

トヨタ自動車の生産台数に連動し、安定した成長を続ける。EVシフトへの対応は進むものの、競争環境の厳しさから大幅な成長は見込みにくい。コスト削減努力により、一定の収益性を維持する。

弱気

自動車業界全体の構造変化や、トヨタ自動車の競争力低下の影響を受け、生産台数が減少。競合との価格競争激化や新技術への対応遅れにより、収益性が悪化。事業基盤が弱体化するリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 4,082億
2. 健全な財務 自己資本比率 41.0%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 18.4%
6. 適度なPER PER 17.5倍
7. 適度なPBR PBR 0.84倍

合格数:6/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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