7211

三菱自動車工業(7211)に経済的な堀はあるか

輸送用機器 自動車・輸送機

株価

現在株価
400
2026-09-01
時価総額
4,646 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 22,678 1,384 726 2,149 10.6 73.8 46.8
FY2016 19,066 51 -1,985 -1,189 -28.2 -164.1 46.5
FY2017 21,924 982 1,076 225 13.5 72.2 10.0 47.2
FY2018 25,146 1,118 1,329 11 15.1 89.3 17.0 43.4
FY2019 22,703 128 -258 -869 -3.3 -17.3 20.0 39.9
FY2020 14,555 -953 -3,123 -1,429 -59.5 -209.9 10.0 27.4
FY2021 20,389 873 740 490 11.8 49.8 0.0 31.5
FY2022 24,581 1,905 1,687 1,204 20.3 113.4 0.0 36.4
FY2023 27,896 1,910 1,547 19 14.8 104.0 5.0 41.2
FY2024 27,882 1,388 410 600 4.2 28.7 10.0 41.6

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:9/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

三菱ブランドは一定の知名度を持つが、過去の品質問題等でブランド価値は低下傾向。特許やIPは自動車業界全体で重要だが、同社特有の強力な無形資産は限定的。

スイッチングコスト2/5

自動車購入は高額なため、乗り換えには心理的・経済的コストがかかる。しかし、車種選択の自由度や競合他社の魅力的な製品により、スイッチング・コストは限定的。

ネットワーク効果0/5

自動車製造・販売業において、ネットワーク効果は直接的には見られない。プラットフォーム共有等で間接的な効果はあり得るが、主要な競争優位とはなりにくい。

コスト優位2/5

グローバルな生産・調達網を持つが、他社も同様の体制を構築。規模の経済によるコスト優位性は存在するものの、構造的な圧倒的コスト優位性は限定的。

規模の経済4/5

世界有数の自動車メーカーであり、生産・販売規模は大きい。特にSUVやピックアップトラック分野での一定の地位を確立。ルノー・日産・三菱アライアンスによる規模の経済は大きい。

競合との比較優位

トヨタ自動車

トヨタは圧倒的な規模、ハイブリッド技術、グローバルなブランド力、サプライチェーン管理において三菱自工を凌駕する。スイッチング・コストもより高いと見られる。

日産自動車

日産は三菱自工と同じアライアンス内であり、プラットフォーム共有や技術開発で連携する一方、EV(リーフ等)や先進運転支援技術(プロパイロット)で先行する側面がある。ブランド力も一般的に高い。

ホンダ

ホンダは二輪事業での強固なブランドと技術力、四輪では信頼性の高いエンジン技術や独自のプラットフォームを持つ。グローバルな販売網も三菱自工より広範。

強気シナリオ

アライアンスによるシナジー効果の拡大とコスト削減

電動化・自動運転技術への積極的な投資と競争力強化

新興国市場での販売網強化とシェア拡大

弱気シナリオ(モート侵食)

電動化シフトへの対応遅れによる競争力低下

アライアンス内の連携悪化やガバナンス問題の再燃

主要市場での販売不振やブランドイメージの回復遅延

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

三菱自動車工業の投資が失敗するには、アライアンスの連携がさらに弱まり、単独での開発・生産コストが上昇し、競争力が著しく低下する必要がある。また、電動化技術への投資が実を結ばず、競合他社に大きく水をあけられるシナリオも考えられる。特に、中国市場での競争激化や、欧米での規制強化に対応できず、販売台数が大幅に減少する事態は、同社の持続可能性を脅かすだろう。ブランドイメージの回復が進まず、新規顧客の獲得が困難になることも、長期的な成長を阻害する要因となる。

5年後のモート予測

強気

アライアンスのシナジーを最大限に活用し、電動化・コネクテッド技術で競争力を高め、新興国市場での成長を取り込み、収益性を改善させる。

中立

アライアンスの基盤を活用しつつ、既存事業の効率化を進め、緩やかな成長を目指す。電動化への移行は段階的に進む。

弱気

電動化への対応が遅れ、アライアンスの連携も不安定化。主要市場での競争力低下が続き、収益性の悪化に苦しむ。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 4,646億
2. 健全な財務 自己資本比率 38.0%
3. 利益の安定性 8年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -59.6%
6. 適度なPER PER 46.4倍
7. 適度なPBR PBR 0.51倍

合格数:1/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が 三菱自動車工業 の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →