豊田合成(7282)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 7,556 | 407 | 162 | -217 | 4.8 | 125.4 | — | 50.7 |
| FY2017 | 8,069 | 411 | 212 | 216 | 6.0 | 163.6 | 53.0 | 49.6 |
| FY2018 | 8,407 | 365 | 233 | 20 | 6.1 | 180.1 | 56.0 | 50.0 |
| FY2019 | 8,129 | 179 | 112 | 111 | 3.0 | 86.7 | 60.0 | 48.7 |
| FY2020 | 7,215 | 365 | 352 | 173 | 8.4 | 272.0 | 60.0 | 50.5 |
| FY2021 | 8,302 | 342 | 234 | -318 | 5.1 | 180.4 | 60.0 | 49.9 |
| FY2022 | 9,519 | 351 | 160 | 220 | 3.3 | 123.6 | 60.0 | 51.8 |
| FY2023 | 10,711 | 677 | 515 | 877 | 9.1 | 400.2 | 60.0 | 56.0 |
| FY2024 | 10,598 | 598 | 363 | 202 | 6.2 | 286.0 | 95.0 | 59.4 |
| FY2025 | 11,468 | 796 | 620 | 820 | 10.1 | 494.1 | 105.0 | 57.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:11/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
トヨタ自動車との長年の取引関係と、そのサプライチェーン内での信頼は無形資産となり得る。また、特定の自動車部品に関する特許や技術ノウハウも存在するが、汎用性が限定的で、競合他社も類似技術を持つ可能性がある。
自動車メーカーは、部品サプライヤーを変更する際に、型式の変更、認証取得、生産ラインの調整など多大なコストと時間を要する。特に、長年採用されている主要部品(例:エアバッグ、ステアリングホイール)においては、豊田合成へのスイッチングコストは高いと考えられる。
ネットワーク効果は、ユーザーが増えることでサービスの価値が増す場合に発生する。豊田合成の事業は、直接的なユーザーネットワークに依存しないBtoBビジネスであるため、該当しない。
トヨタグループの一員として、一定の購買力や生産効率の恩恵を受けている可能性がある。しかし、グローバルな競争環境下で、他社も同様の効率化を進めているため、顕著なコスト優位性を確立しているとは断定しにくい。
自動車部品業界、特にエアバッグやステアリングホイールといった主要製品分野において、世界的に見て上位の生産能力と供給実績を持つ。トヨタグループ内での圧倒的なシェアと、グローバルな自動車メーカーへの供給実績は、効率的な規模の経済を示唆している。
競合との比較優位
強気シナリオ
EVシフトに対応した新素材・新部品の開発成功
トヨタグループ以外への主要部品供給拡大
自動運転技術の進化に伴う高付加価値部品の需要増
弱気シナリオ(モート侵食)
EVシフトへの対応遅延によるシェア低下
主要顧客であるトヨタ自動車の生産台数減少
新興国メーカー等による低価格部品の台頭
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、豊田合成が自動車業界の構造変化、特に電動化や自動運転化への対応に大きく遅れを取り、主要製品であるエアバッグやステアリングホイールの需要が構造的に縮小するか、あるいは競合他社がより革新的な技術や低コストでの代替品を開発し、豊田合成の技術的優位性やコスト競争力を凌駕する必要がある。また、主要顧客であるトヨタ自動車の競争力が著しく低下し、その生産台数が大幅に減少することも、豊田合成の業績に壊滅的な打撃を与える要因となり得る。さらに、サプライチェーンの再編や地政学リスクにより、グローバルな生産・供給体制が維持できなくなるシナリオも考えられる。
5年後のモート予測
EV・自動運転関連の新部品開発が成功し、トヨタグループ内外での採用が拡大。高付加価値製品へのシフトにより、売上・利益ともに着実に成長する。
EVシフトへの対応は進むものの、既存事業の成長鈍化と競合激化により、緩やかな成長に留まる。安定した配当は維持される見込み。
EVシフトへの対応が遅れ、既存事業も競争激化によりシェアを失う。トヨタ自動車の業績低迷も重なり、売上・利益ともに減少傾向が続く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 5,987億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 57.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 58.7% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.98倍 |
合格数:6/7 防衛的投資家候補水準
直近の適時開示
- 2026-07-07 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-06-25 臨時報告書
- 2026-06-05 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-05-12 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)