フタバ産業(7241)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 4,124 | 90 | 48 | 53 | 7.2 | 65.8 | — | 22.4 |
| FY2017 | 4,404 | 113 | 107 | -21 | 14.2 | 119.8 | 3.0 | 25.6 |
| FY2018 | 4,617 | 68 | 35 | -56 | 4.7 | 39.2 | 10.0 | 26.4 |
| FY2019 | 4,762 | 106 | 64 | 76 | 8.3 | 71.0 | 10.0 | 26.6 |
| FY2020 | 4,668 | 78 | 41 | -19 | 4.7 | 45.7 | 10.0 | 26.8 |
| FY2021 | 5,721 | 61 | 33 | -1 | 3.7 | 36.9 | 10.0 | 27.2 |
| FY2022 | 7,081 | 77 | 106 | 254 | 10.6 | 118.3 | 10.0 | 29.4 |
| FY2023 | 7,958 | 192 | 128 | 412 | 9.8 | 143.4 | 15.0 | 37.2 |
| FY2024 | 7,071 | 152 | 62 | 16 | 5.0 | 69.4 | 35.0 | 37.5 |
| FY2025 | 6,779 | 187 | 160 | 121 | 11.0 | 179.3 | 38.0 | 41.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
フタバ産業は特定の自動車部品(排ガス規制対応部品など)において、長年の実績とノウハウを持つ。しかし、特許やブランド力が突出しているわけではなく、汎用性の高い部品も多いため、無形資産による競争優位性は限定的。
自動車メーカーとの長年の取引関係と、特定の部品における高い品質・納期管理能力は、一定のスイッチング・コストを生み出している。しかし、自動車メーカーは複数のサプライヤーを確保する傾向があり、完全な囲い込みは難しい。
フタバ産業の事業モデルには、ネットワーク効果が働く要素は基本的に見られない。部品供給は個別の取引関係に依存する。
長年の生産経験による効率化や、一部の部品における規模の経済性は存在する可能性がある。しかし、グローバルな競争環境下で、圧倒的なコスト優位性を確立しているとは言えない。
自動車部品サプライヤーとして、一定の規模を持つ。特に、特定のニッチな部品分野においては、業界内でも上位のシェアを持つ可能性がある。しかし、グローバルな巨大サプライヤーと比較すると、規模の経済性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
EV化や自動運転化に対応した新部品の開発・供給
海外市場での更なるシェア拡大
M&Aによる事業ポートフォリオ強化
弱気シナリオ(モート侵食)
自動車メーカーの内製化やサプライヤー再編の加速
新技術への対応遅れによる競争力低下
原材料価格の高騰と円安の進行による収益圧迫
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
フタバ産業の競争優位性が失われるシナリオは、主要顧客である自動車メーカーが、同社が強みを持つ部品分野において、サプライヤーを大幅に集約するか、あるいは内製化を加速させることである。特に、EVシフトの進展に伴い、既存のエンジン関連部品の需要が急速に縮小する中で、フタバ産業が新たな成長分野で競争力を発揮できず、主要顧客のサプライチェーン再編から取り残されるリスクが顕著になる場合、同社の事業基盤は大きく揺らぐだろう。また、競合他社がより革新的な技術や、より低コストでの生産体制を確立し、フタバ産業の価格競争力や技術優位性を凌駕した場合も、その地位は危うくなる。
5年後のモート予測
EV関連部品や高付加価値部品へのシフトが成功し、海外市場でのシェア拡大も進むことで、売上・利益ともに堅調な成長を遂げる。
既存事業の安定性を維持しつつ、EV関連への緩やかな移行を進める。市場環境の変化に対応し、一定の収益性を確保する。
自動車業界の構造変化への対応が遅れ、主要部品の需要減少が続く。競合との競争激化により、収益性が悪化し、事業規模が縮小する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 931億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 41.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 14.9% | |
| 6. 適度なPER | PER 5.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.67倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準