ティラド(7236)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 1,021 | 12 | 7 | -32 | 1.8 | 9.1 | — | 51.9 |
| FY2016 | 1,076 | 32 | 20 | 9 | 4.8 | 25.3 | — | 52.4 |
| FY2017 | 1,245 | 58 | 37 | 48 | 7.9 | 463.8 | 6.0 | 47.6 |
| FY2018 | 1,361 | 51 | 17 | 22 | 3.8 | 218.0 | — | 47.4 |
| FY2019 | 1,305 | 28 | 14 | 13 | 3.2 | 194.3 | 90.0 | 48.1 |
| FY2020 | 1,130 | 13 | -12 | 16 | -2.9 | -171.6 | 90.0 | 47.3 |
| FY2021 | 1,336 | 50 | 36 | 14 | 7.7 | 516.0 | 0.0 | 47.5 |
| FY2022 | 1,494 | 11 | -36 | -23 | -8.2 | -550.9 | 160.0 | 44.9 |
| FY2023 | 1,587 | 44 | 12 | 99 | 2.8 | 190.5 | 80.0 | 43.5 |
| FY2024 | 1,592 | 73 | 43 | 11 | 8.7 | 653.8 | 180.0 | 49.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ティラドは自動車部品メーカーであり、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPに関する情報は公開情報からは確認できない。汎用品部品が多く、差別化要因は限定的と考えられる。
自動車部品は、サプライヤー変更に伴う認証コストや開発・テスト期間の長期化が想定される。しかし、主要部品以外では代替サプライヤーの選択肢も存在し、スイッチングコストは限定的。
ティラドの事業には、ユーザー数の増加がサービスの価値を高めるネットワーク効果は基本的に見られない。BtoBビジネスであり、プラットフォーム型ビジネスではない。
長年の自動車部品製造で培われた生産ノウハウや、規模の経済によるコスト削減努力は存在する可能性がある。しかし、競合他社も同様の努力をしており、構造的なコスト優位性は明確ではない。
自動車部品業界は、一定の生産規模を持つ企業が効率性を高めやすい。ティラドは一定の市場シェアを有しており、規模の経済による効率的な生産・供給体制を構築していると考えられる。
競合との比較優位
強気シナリオ
EVシフトに対応した新製品開発の成功
主要顧客との長期契約の維持・拡大
グローバルサプライチェーンの最適化によるコスト競争力強化
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客の生産台数減少
競合他社による低価格攻勢
原材料価格の高騰による収益性悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ティラドの投資が失敗するには、自動車業界全体の構造変化(EV化の遅延、自動運転技術の普及による部品構成の変化など)にティラドが適応できず、主要顧客からの受注を失うシナリオが考えられる。また、中国などの新興国メーカーが、低コストかつ高品質な部品を供給できるようになり、既存のサプライヤー構造を破壊する可能性もある。さらに、ティラドの持つ生産技術や品質管理能力が陳腐化し、競合他社に劣後する事態も考えられる。これらの要因が複合的に作用し、ティラドの市場シェアと収益性が長期的に低下していくことが、この投資の失敗を意味するだろう。
5年後のモート予測
EV関連部品へのシフトや、既存部品の改良により、主要顧客からの受注が増加。生産効率の向上とコスト管理により、収益性が改善し、安定的な成長を続ける。
自動車市場の緩やかな成長に連動し、既存事業を維持。EV関連部品の売上は徐々に増加するものの、大きなブレークスルーはなく、安定的な収益基盤を維持する。
EVシフトの遅れや、顧客の生産台数減少、部品価格の下落圧力により、売上・利益が減少。競争力の低下により、市場シェアを失うリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 852億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 53.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.53倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-30 臨時報告書
- 2026-06-05 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)