プレス工業(7246)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 1,958 | 101 | 56 | 92 | 7.3 | 51.7 | — | 45.8 |
| FY2016 | 1,866 | 86 | 53 | 60 | 6.5 | 48.5 | — | 47.9 |
| FY2017 | 2,121 | 115 | 58 | 101 | 6.6 | 53.8 | 11.0 | 48.7 |
| FY2018 | 2,207 | 138 | 76 | 94 | 8.0 | 69.1 | 12.0 | 54.8 |
| FY2019 | 2,053 | 75 | 37 | 88 | 3.9 | 34.2 | 14.0 | 56.3 |
| FY2020 | 1,537 | 48 | 15 | -28 | 1.6 | 13.7 | 13.0 | 58.3 |
| FY2021 | 1,601 | 124 | 71 | 49 | 6.9 | 66.2 | 7.5 | 54.9 |
| FY2022 | 1,848 | 131 | 68 | 114 | 6.1 | 65.5 | 20.0 | 56.2 |
| FY2023 | 1,978 | 128 | 81 | 131 | 6.7 | 79.4 | 21.0 | 56.2 |
| FY2024 | 1,899 | 96 | 61 | 9 | 4.8 | 61.0 | 26.0 | 57.6 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
プレス工業は、特定の強力なブランド、特許ポートフォリオ、あるいは規制ライセンスによる明確な無形資産の優位性は見られない。事業は主に金属プレス加工であり、技術的なノウハウは存在するものの、それが特許等で保護され、競合に対する参入障壁を築いているとは断定しにくい。
自動車部品メーカーとして、既存のサプライヤーとの関係は一定のスイッチング・コストを生む可能性がある。しかし、自動車メーカーは複数のサプライヤーを確保する傾向があり、プレス工業の部品が代替困難なほど特殊であるとは考えにくいため、スイッチング・コストは限定的と評価される。
プレス工業の事業モデルは、ユーザー数の増加によって製品やサービスの価値が向上するネットワーク効果を期待できるものではない。BtoBの部品製造業であり、プラットフォーム型ビジネスとは根本的に異なる。
長年の経験と効率的な生産体制により、一定のコスト競争力は有していると考えられる。特に、大量生産による規模の経済を活かしたコスト削減努力は継続していると推測されるが、業界全体で技術革新や自動化が進む中で、持続的なコスト優位性を確立しているかは不明瞭。
自動車部品、特に金属プレス部品の分野においては、一定の生産規模と実績を持つ企業として、業界内で確固たる地位を築いている。大手自動車メーカーとの取引実績は、その規模と信頼性を示唆しており、効率的な生産体制とサプライチェーン管理により、一定の効率規模の経済を享受していると考えられる。
競合との比較優位
強気シナリオ
EVシフトに対応した新素材・新工法への適応力強化
大手自動車メーカーとの強固な関係維持・拡大
生産効率の継続的な改善によるコスト競争力の維持
弱気シナリオ(モート侵食)
自動車業界全体の構造変化への対応遅れ
競合他社による技術革新や低コスト化の進展
主要顧客である自動車メーカーの生産台数減少リスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
プレス工業の投資が失敗するには、まず自動車業界、特にEVシフトが予想以上に遅延し、内燃機関車向けの部品需要が長期にわたり安定して続くシナリオが考えられる。また、同社が長年培ってきた金属プレス加工技術が、競合他社によって容易に模倣可能であり、かつ、同社が新たな技術開発や生産効率改善に投資を怠り、コスト競争力や品質面で劣後する状況が継続することも、優位性の喪失につながる。さらに、主要顧客である自動車メーカーが、サプライヤーの多様化や内製化を進め、プレス工業への依存度を低下させる動きが加速することも、同社の事業基盤を揺るがす要因となり得る。
5年後のモート予測
EVシフトへの対応と生産効率の向上により、自動車部品サプライヤーとしての地位を維持・強化。新技術への投資が奏功し、収益性が改善する。
自動車業界の構造変化に対応しつつ、既存事業での安定収益を確保。緩やかな成長を続けるが、大きな飛躍は見られない。
EVシフトへの対応遅れや競争激化により、既存事業の収益性が悪化。自動車メーカーの生産台数減少の影響を受け、業績が低迷する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 790億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 57.6% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -2.7% | |
| 6. 適度なPER | PER 13.0倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.69倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-25 臨時報告書