7003

三井E&S(7003)に経済的な堀はあるか

機械 機械

株価

現在株価
4,256
2026-09-01
時価総額
4,786 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 7,315 83 122 -366 3.3 15.1 22.8
FY2017 7,032 -52 -101 -126 -2.8 -125.4 3.0 23.2
FY2018 6,565 -597 -696 660 -24.8 -861.1 0.0 16.0
FY2019 7,865 -621 -862 469 -81.8 -1,066.5 0.0 7.7
FY2020 6,638 -122 1 286 0.1 1.7 0.0 8.8
FY2021 5,794 -100 -218 -912 -34.7 -269.9 0.0 14.0
FY2022 2,623 94 156 -180 14.1 177.5 0.0 24.2
FY2023 3,019 196 251 -348 17.1 255.7 3.0 30.4
FY2024 3,151 231 391 758 22.4 385.4 5.0 37.8
FY2025 20.0

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

三井E&Sは、造船・舶用エンジン分野で長年の実績と技術力を有するが、特定の特許やブランド力が決定的な無形資産となっているとは言えない。防衛関連事業における技術ノウハウは一定の強みとなりうる。

スイッチングコスト2/5

大型プラントや艦船建造においては、顧客(政府、大手エネルギー企業等)と長期的な信頼関係と仕様のカスタマイズが必要であり、容易な乗り換えは難しい。しかし、汎用的な船舶分野では競合他社へのスイッチングコストは限定的。

ネットワーク効果0/5

同社の事業モデルは、特定のプラットフォームやサービス上でユーザーが増えることで価値が増すネットワーク効果を生む構造ではない。

コスト優位1/5

大規模な設備投資と熟練労働力が必要なため、新規参入障壁は高いが、同業他社とのコスト競争力において決定的な優位性を示すデータはない。為替変動の影響を受けやすい。

規模の経済4/5

日本国内における大型LNG船、コンテナ船、護衛艦などの建造において、限られたプレイヤーの中で高いシェアと生産能力を有している。特に防衛分野では、国内で事実上の寡占状態にある。

競合との比較優位

強気シナリオ

防衛関連事業の成長加速

大型LNG船需要の継続的な取り込み

洋上風力発電関連設備など新規事業の成功

弱気シナリオ(モート侵食)

世界的な造船市況の悪化

円高による国際競争力の低下

主要顧客(防衛省等)の予算削減

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

三井E&Sの競争優位が失われるシナリオは、まず、グローバルな造船市場において、韓国や中国の造船メーカーが技術的・品質的なキャッチアップをさらに進め、価格競争力だけでなく、大型LNG船や特殊船分野でも優位性を確立した場合である。特に、中国が補助金政策などを通じて、低コストで高品質な船舶を大量供給できるようになれば、三井E&Sの規模の経済や技術的優位性が相対的に低下する。また、防衛分野においては、国内の政治的判断や安全保障環境の変化により、同社への発注が大幅に減少する、あるいは海外メーカーとの連携が強化され、国内での独占的地位が揺らぐような事態も考えられる。さらに、為替市場で急激な円高が進み、輸出採算が悪化し続ける状況も、同社の収益性を圧迫する要因となる。

5年後のモート予測

強気

防衛需要の拡大とLNG船市場の堅調さから、売上・利益ともに着実に成長。新規事業も軌道に乗り、収益基盤が強化される。

中立

造船市況の変動はあるものの、大型案件の受注と防衛事業で安定した業績を維持。緩やかな成長が見込まれる。

弱気

国際競争激化と円高の影響で受注が減少し、収益性が悪化。新規事業の立ち上がりが遅れ、業績低迷が続く。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 4,786億
2. 健全な財務 自己資本比率 37.8%
3. 利益の安定性 5年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 %
6. 適度なPER PER 12.3倍
7. 適度なPBR PBR 2.80倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が 三井E&S の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →