指月電機製作所(6994)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 217 | 21 | 13 | 11 | 6.4 | 43.1 | — | 75.7 |
| FY2016 | 209 | 15 | 9 | -13 | 4.1 | 29.8 | — | 79.1 |
| FY2017 | 202 | 12 | 1 | -0 | 0.4 | 2.6 | 11.0 | 75.8 |
| FY2018 | 218 | 11 | 7 | -14 | 3.1 | 21.1 | 11.0 | 76.6 |
| FY2019 | 236 | 12 | 7 | -6 | 3.1 | 21.4 | 11.0 | 74.8 |
| FY2020 | 218 | 7 | 12 | 11 | 4.8 | 35.1 | 11.0 | 76.5 |
| FY2021 | 239 | 10 | 9 | -18 | 3.8 | 28.7 | 7.0 | 76.5 |
| FY2022 | 261 | 9 | 8 | 11 | 3.0 | 23.1 | 8.5 | 66.4 |
| FY2023 | 263 | 11 | 2 | -24 | 0.8 | 6.7 | 9.0 | 61.1 |
| FY2024 | 273 | 20 | 12 | 10 | 5.0 | 47.3 | 8.5 | 61.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
指月電機製作所は、特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPを強みとする事業モデルではない。汎用的な電子部品を製造しており、無形資産による競争優位性は限定的と判断される。
一部のカスタム製品や長年の取引実績を持つ顧客に対しては、仕様変更やサプライヤー変更に伴うコストやリスクが存在する可能性がある。しかし、標準品が多く、顧客の乗り換え障壁は全体として低いと考えられる。
指月電機製作所の事業は、プラットフォーム型ではなく、個別の電子部品の製造・販売が中心である。ユーザー数の増加が製品価値を向上させるネットワーク効果は期待できない。
長年の製造ノウハウや効率化努力により、一定のコスト競争力は維持していると考えられる。しかし、グローバルな価格競争や原材料価格の変動の影響を受けやすく、構造的なコスト優位性は限定的。
電子部品業界は競争が激しく、指月電機製作所は一定の規模を持つものの、業界全体を寡占するほどの圧倒的な規模の経済性は有していない。規模の面での優位性は中程度と評価される。
競合との比較優位
強気シナリオ
EV化や再生可能エネルギー関連など、成長分野向けの電子部品需要の取り込み
海外市場での販売チャネル拡大による収益源の多様化
コスト削減努力による収益性改善の継続
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客の業績低迷や生産移管による需要減少
競合他社による低価格攻勢や技術革新への対応遅れ
原材料価格の高騰や為替変動による収益圧迫
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
指月電機製作所の投資が失敗するには、同社が保有する技術や製造プロセスが陳腐化し、競合他社がより低コストで高性能な代替品を容易に提供できるようになる必要がある。また、主要顧客が代替サプライヤーへの切り替えを容易に行えるようになり、同社の製品が価格競争に巻き込まれるか、あるいは需要そのものが縮小するシナリオも考えられる。特に、EVや再生可能エネルギーといった成長分野へのシフトが遅れ、既存事業の収益性が悪化する中で、新たな成長ドライバーを見出せない場合、競争優位性は失われ、長期的な衰退に陥るリスクがある。
5年後のモート予測
成長分野への注力と海外展開により、売上・利益ともに緩やかな成長を達成。収益性は改善傾向を維持し、株主還元も安定する。
既存事業を中心に安定推移。成長分野での一定の成果は見られるものの、競争激化により大幅な成長は限定的。収益性は現状維持。
主要顧客の需要減や価格競争の激化により、売上・利益ともに減少。収益性は悪化し、株主還元も抑制される可能性。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 254億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 61.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 18.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 21.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.09倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-30 臨時報告書