6718

アイホン(6718)に経済的な堀はあるか

電気機器 電機・精密

株価

現在株価
2,881
2026-09-01
時価総額
445 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 439 28 21 12 4.7 127.1 81.7
FY2017 451 28 15 -18 3.3 94.0 32.0 84.3
FY2018 463 27 23 26 4.8 140.2 32.0 82.3
FY2019 485 28 24 35 4.9 145.2 40.0 81.6
FY2020 461 36 30 18 5.8 184.0 51.0 81.9
FY2021 520 55 42 56 7.6 258.6 65.0 80.5
FY2022 528 38 29 -73 5.0 179.3 91.0 82.7
FY2023 613 53 46 90 7.2 284.0 80.0 82.8
FY2024 633 38 36 50 5.4 221.2 130.0 86.7
FY2025 130.0

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:7/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産0/5

アイホンは、特定のブランド力や特許、規制ライセンスに依存する無形資産による競争優位性は限定的である。インターホンやドアホンといった製品カテゴリーにおいて、技術革新やデザイン性が競争要因となるが、それらが長期的な独占的優位性を築くほどの強固な無形資産とは言えない。

スイッチングコスト3/5

アイホンの製品は、住宅やビルへの設置後、配線工事などが伴うため、既存顧客が他社製品へ容易に乗り換えることは難しい。特に集合住宅向けシステムなどでは、一度導入されると交換・更新には手間とコストがかかるため、一定のスイッチング・コストが発生する。

ネットワーク効果0/5

アイホンの製品は、個々のユーザー間の相互作用やネットワーク効果を生み出す性質を持たない。製品の価値は、個々のユーザーの利便性や機能性に依存し、ユーザー数の増加によって製品自体の価値が向上するようなネットワーク効果は期待できない。

コスト優位1/5

アイホンは、長年の製造ノウハウやサプライチェーン管理により、一定のコスト競争力を持っている可能性はある。しかし、他社と比較して構造的に圧倒的なコスト優位性を確立しているという明確な証拠はなく、価格競争に巻き込まれるリスクも存在する。

規模の経済3/5

アイホンは、インターホン・ドアホン市場において、長年にわたり一定のシェアを維持しており、業界内での存在感は大きい。国内市場においては、一定の規模を持つプレーヤーとして、効率的な生産・販売体制を構築していると考えられる。

競合との比較優位

強気シナリオ

スマートホーム化の進展による高機能製品への需要拡大

リフォーム・リノベーション市場の成長に伴う更新需要の取り込み

海外市場でのブランド認知度向上と販売網拡大

弱気シナリオ(モート侵食)

スマートロックやホームセキュリティシステムとの統合による競合激化

低価格帯の競合製品の台頭による価格競争の激化

IoT技術の急速な進化への対応遅れによる陳腐化リスク

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

アイホンの投資が失敗するには、まず、スイッチング・コストという現在の競争優位性が、技術革新のスピードに打ち負かされる必要がある。例えば、配線工事が不要なワイヤレス技術が急速に普及し、設置の容易さで他社製品がアイホンを凌駕する状況が考えられる。また、スマートホームプラットフォームを提供する大手IT企業が、自社ブランドで低価格かつ高機能なインターホン・ドアホン一体型デバイスを市場に投入し、アイホンの既存顧客層を直接奪い始めるシナリオも考えられる。さらに、アイホンが長年培ってきた国内市場での販売網やブランド力が、急速な市場の変化に対応できず、新規参入企業や既存競合の攻勢に耐えきれなくなる可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用することで、アイホンの競争優位性は失われ、投資は失敗に終わるだろう。

5年後のモート予測

強気

スマートホーム市場の拡大とリフォーム需要の増加を背景に、高付加価値製品の販売が伸長。海外市場でのシェア拡大も進み、売上・利益ともに堅調な成長を維持する。

中立

国内市場での安定した需要を基盤としつつ、スマートホーム関連製品へのシフトを進める。緩やかな成長を続けるが、競合との差別化が課題となる。

弱気

スマートロックやホームセキュリティとの統合が進む中で、競争が激化。価格競争も加わり、収益性が悪化。技術革新への対応が遅れ、市場シェアを失うリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 445億
2. 健全な財務 自己資本比率 86.7%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -5.1%
6. 適度なPER PER 12.3倍
7. 適度なPBR PBR 0.67倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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