リオン(6823)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 192 | 19 | 14 | 16 | 7.8 | 114.7 | — | 69.3 |
| FY2017 | 204 | 26 | 19 | 12 | 9.6 | 153.8 | 30.0 | 70.4 |
| FY2018 | 213 | 27 | 20 | 9 | 9.5 | 163.1 | 35.0 | 73.9 |
| FY2019 | 215 | 25 | 18 | 17 | 8.0 | 145.0 | 40.0 | 74.5 |
| FY2020 | 205 | 22 | 16 | 9 | 6.9 | 133.3 | 43.0 | 77.3 |
| FY2021 | 226 | 31 | 22 | 19 | 8.8 | 181.4 | 43.0 | 76.3 |
| FY2022 | 239 | 28 | 18 | -15 | 6.8 | 146.3 | 45.0 | 77.0 |
| FY2023 | 257 | 35 | 27 | 2 | 9.1 | 215.5 | 45.0 | 78.7 |
| FY2024 | 279 | 40 | 29 | 18 | 9.1 | 232.2 | 55.0 | 80.3 |
| FY2025 | 285 | 44 | 33 | 34 | 9.6 | 271.4 | 70.0 | 83.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:9/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
リオンは聴覚・視覚関連機器分野で長年の歴史と高いブランド認知度を持つ。特に補聴器分野では、医療機器としての信頼性と専門性から、容易に模倣できない無形資産を築いている。長年の研究開発による特許やノウハウも蓄積されていると考えられる。
補聴器は一度購入すると、耳の形状や聴力に合わせて調整されるため、顧客が他社製品に乗り換える際の調整コストや心理的障壁が高い。また、医療機器としての性質上、医師や販売店の推奨も乗り換えを抑制する要因となる。
リオンの製品は主に個人向けであり、ユーザーが増えることで製品価値が向上するようなネットワーク効果は期待できない。
補聴器などの医療機器は、高度な技術と品質管理が求められるため、一般的に製造コストは高い。リオンが他社に対して構造的なコスト優位を持つという情報は現時点では確認できない。
補聴器市場においては、リオンは主要プレイヤーの一つであるが、グローバル市場全体で見ると、より大規模な競合も存在する。国内市場においては一定のシェアを確保しているが、圧倒的な効率規模の優位性とは言えない。
競合との比較優位
強気シナリオ
補聴器市場の高齢化に伴う需要拡大
技術革新による高付加価値製品の投入
海外市場でのブランド浸透と販売網拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
新興国メーカーなど低価格帯製品の台頭
補聴器以外の代替技術(例:AIイヤホン)の進化
医療機器規制の強化による開発・販売コスト増
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
リオンへの投資が失敗するには、補聴器市場の成長性が鈍化し、同社が技術革新で後れを取り、競合他社がより低コストで高品質な製品を開発・提供できるようになる必要がある。特に、デジタル技術の進化が補聴器の機能を超え、より安価なウェアラブルデバイスが聴覚補助の代替手段として普及するシナリオが考えられる。また、リオンのブランド力が、価格競争力や最新技術への対応力で劣るようになり、顧客が乗り換えを容易に感じるようになれば、現在のスイッチング・コストの優位性も失われるだろう。さらに、主要な販売チャネルである医療機関や販売店との関係が悪化し、新規顧客獲得が困難になることも、同社の競争優位を揺るがす要因となる。
5年後のモート予測
高齢化社会の進展と技術革新による高機能補聴器の需要増により、売上・利益ともに堅調に成長。海外市場でのシェア拡大も寄与し、高い収益性を維持する。
国内市場は安定した需要が見込まれる一方、海外市場での競争激化により成長率は緩やかに推移。技術開発投資が収益を圧迫する可能性もあるが、ブランド力で一定の地位を保つ。
低価格帯製品の普及や代替技術の台頭により、補聴器市場の成長が鈍化。リオンは価格競争力で劣り、技術革新への対応も遅れることで、市場シェアを徐々に失っていく。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 433億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 83.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 22.9% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.24倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準
直近の適時開示
- 2026-06-29 臨時報告書