スミダコーポレーション(6817)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 811 | 57 | 31 | 33 | 15.5 | 133.0 | 34.0 | 27.4 |
| FY2017 | 902 | 62 | 45 | -56 | 15.0 | 176.4 | 45.0 | 33.9 |
| FY2018 | 975 | 54 | 24 | -105 | 6.8 | 90.2 | 27.0 | 35.9 |
| FY2019 | 943 | 35 | 16 | 6 | 4.6 | 58.4 | 24.0 | 34.2 |
| FY2020 | 844 | 28 | 8 | 24 | 2.4 | 30.5 | 9.0 | 33.6 |
| FY2021 | 1,049 | 53 | 26 | -61 | 6.6 | 96.7 | 28.0 | 32.6 |
| FY2022 | 1,386 | 82 | 51 | 24 | 10.4 | 187.5 | 47.0 | 34.7 |
| FY2023 | 1,477 | 86 | 51 | 76 | 8.8 | 167.5 | 51.0 | 38.6 |
| FY2024 | 1,440 | 45 | 6 | 61 | 1.0 | 18.0 | 53.0 | 39.7 |
| FY2025 | 1,472 | 74 | 36 | 36 | 5.5 | 109.5 | 53.0 | 37.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
スミダコーポレーションは、特定の強力なブランド、特許ポートフォリオ、または規制ライセンスに依存する事業モデルではない。主要な競争優位性は、技術力や製造ノウハウに起因する可能性があるが、外部から明確に認識できる無形資産としての評価は難しい。
自動車や産業機器分野の顧客は、サプライヤー変更に伴う認証プロセスや品質リスクを考慮すると、一定のスイッチング・コストが発生する可能性がある。しかし、部品メーカーとしての性質上、顧客の製品開発動向や価格競争力によって乗り換えリスクは存在する。
同社の事業は、ユーザー数の増加が製品やサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を持つビジネスモデルではない。個々の顧客との取引が中心であり、プラットフォーム型ビジネスのような広範なネットワーク効果は期待できない。
長年の製造ノウハウや効率的な生産体制により、一定のコスト競争力を維持していると考えられる。特に、量産効果やサプライチェーン管理における効率化は、コスト優位性の源泉となりうるが、業界全体での激しい価格競争も存在する。
自動車用コネクタやLED関連部品など、特定のニッチ市場において一定のシェアを確保しており、規模の経済が働く可能性がある。グローバルな生産・販売体制を構築している点は、効率規模の優位性を示唆するが、業界全体を寡占するほどの規模ではない。
競合との比較優位
強気シナリオ
EV化や自動運転技術の進展に伴う車載用コネクタ需要の増加
高機能・高付加価値製品へのシフトによる収益性向上
グローバルサプライチェーンの強靭化による安定供給能力の評価向上
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客である自動車メーカーの生産台数変動リスク
新興国メーカー等による価格競争の激化
技術革新への対応遅れによる陳腐化リスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
スミダコーポレーションの投資が失敗するには、まず主要顧客である自動車メーカーのEVシフトへの対応が遅れ、結果として同社への部品供給量が大幅に減少することが必要である。また、競合他社がより低コストで高品質な代替部品を迅速に開発・供給できるようになり、スミダコーポレーションの技術的優位性やコスト競争力が失われるシナリオも考えられる。さらに、グローバルなサプライチェーンの混乱が長期化し、生産・供給能力が著しく低下することで、顧客からの信頼を失い、事業継続が困難になる状況も想定される。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的競争優位性は崩壊するだろう。
5年後のモート予測
EV・ADAS関連需要の取り込みと高付加価値製品へのシフトにより、売上・利益ともに堅調な成長を遂げる。グローバル展開を活かし、市場シェアを拡大する。
自動車市場の変動に影響を受けつつも、既存事業の安定性を維持。一部新技術分野での成長を取り込み、緩やかな成長軌道を描く。
自動車業界全体の構造変化への対応が遅れ、競争力低下。価格競争の激化により、収益性が悪化し、事業規模の縮小を余儀なくされる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 447億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 37.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -16.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.72倍 |
合格数:3/7 部分的合格