シライ電子工業(6658)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 294 | 9 | 1 | 8 | 2.6 | 6.6 | — | 16.2 |
| FY2016 | 280 | 7 | 3 | 1 | 8.7 | 21.8 | — | 16.9 |
| FY2017 | 285 | 4 | 1 | -8 | 1.5 | 3.9 | 5.0 | 16.1 |
| FY2018 | 286 | 4 | -2 | -9 | -7.2 | -16.2 | 5.0 | 13.7 |
| FY2019 | 261 | -1 | -5 | -0 | -19.9 | -35.8 | 5.0 | 11.4 |
| FY2020 | 224 | 1 | -2 | 2 | -8.4 | -15.0 | 0.0 | 11.4 |
| FY2021 | 294 | 16 | 13 | 19 | 32.4 | 95.3 | 0.0 | 17.6 |
| FY2022 | 329 | 28 | 21 | 27 | 34.5 | 148.8 | 10.0 | 28.6 |
| FY2023 | 288 | 23 | 15 | 32 | 18.8 | 105.0 | 22.0 | 39.8 |
| FY2024 | 293 | 26 | 21 | 24 | 20.6 | 137.6 | 26.0 | 51.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
シライ電子工業は、特定の強力なブランド、特許ポートフォリオ、または規制ライセンスに関する顕著な情報が見当たらない。汎用的な電子部品製造が中心であり、無形資産による競争優位性は限定的と考えられる。
顧客は特定の仕様や品質要求を満たすためにシライ電子工業の製品を採用している可能性がある。しかし、代替サプライヤーへの切り替えコストが極めて高いという証拠はなく、スイッチング・コストによる優位性は弱い。
同社の事業モデルは、ユーザー数の増加が製品やサービスの価値を向上させるネットワーク効果を生むタイプではない。BtoBの部品供給が中心であり、ネットワーク効果は期待できない。
長年の製造経験と効率化努力により、一定のコスト競争力は有している可能性がある。しかし、業界全体で価格競争が激しい可能性があり、構造的なコスト優位性を確立しているとは断定できない。
電子部品業界は競争が激しいが、シライ電子工業は特定のニッチ市場や顧客層において、一定の生産規模と供給能力を持つことで、効率的な事業運営を行っている可能性がある。業界全体から見ると最適化された少数寡占の一角を担っている。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定の電子部品分野における技術力と品質の高さが評価され、顧客からの信頼を獲得し続ける。
生産効率の改善や自動化投資により、コスト競争力をさらに強化する。
新たな成長分野(例:EV、IoT関連)向けの部品開発に成功し、事業ポートフォリオを拡大する。
弱気シナリオ(モート侵食)
より安価な代替部品の登場や、競合他社による低価格攻勢により、収益性が圧迫される。
主要顧客の業績悪化や、サプライチェーンの混乱により、受注が減少する。
技術革新への対応が遅れ、陳腐化した製品ラインナップが拡大する。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
シライ電子工業の投資が失敗するには、同社が長年培ってきた生産効率や品質管理能力が、急速な技術革新やグローバルな価格競争の波に呑み込まれる必要がある。具体的には、主要な顧客層が求める技術仕様が劇的に変化し、同社が迅速に対応できない、あるいは、中国や東南アジアのメーカーが、より低コストで同等以上の品質の製品を供給できるようになり、価格決定権を失うシナリオが考えられる。また、同社が依存する特定の産業分野(例:HDD向け部品)が構造的に縮小し、代替となる成長分野への事業転換に失敗することも、競争優位性の崩壊につながるだろう。
5年後のモート予測
主要顧客との関係を維持・強化しつつ、成長分野への展開が成功。生産効率向上とコスト管理により、安定した収益成長を達成する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。競争環境の厳しさから、大幅な収益拡大は難しいが、堅実な経営を続ける。
価格競争の激化や技術変化への対応遅れにより、収益性が悪化。既存事業の縮小や新規事業の不振により、成長が鈍化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 75億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 51.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 13.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 3.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.76倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-24 臨時報告書