ダイコク電機(6430)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 470 | -9 | -17 | -72 | -5.7 | -113.4 | — | 62.1 |
| FY2016 | 407 | 10 | 5 | 76 | 1.7 | 34.0 | — | 62.3 |
| FY2017 | 341 | 12 | 8 | 5 | 2.7 | 53.1 | 50.0 | 67.1 |
| FY2018 | 312 | 15 | 13 | -5 | 4.2 | 85.5 | 40.0 | 68.4 |
| FY2019 | 329 | 14 | 11 | 33 | 3.5 | 71.8 | 40.0 | 71.2 |
| FY2020 | 232 | 5 | 6 | 12 | 2.0 | 41.4 | 40.0 | 74.6 |
| FY2021 | 244 | 12 | 12 | 27 | 3.9 | 83.1 | 40.0 | 75.1 |
| FY2022 | 318 | 40 | 29 | 10 | 8.8 | 198.1 | 60.0 | 69.2 |
| FY2023 | 539 | 120 | 85 | 67 | 20.8 | 572.6 | 70.0 | 68.7 |
| FY2024 | 574 | 122 | 77 | -2 | 17.1 | 526.8 | 120.0 | 79.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
パチンコ・パチスロ業界向け遊技機関連機器(例えば、データカウンターや情報表示機器)における一定のブランド認知と長年の実績がある。しかし、特許や独占的IPによる明確な参入障壁は限定的。
遊技場(ホール)は、機器の入れ替えに初期投資や設置スペース、オペレーション変更のコストがかかるため、頻繁な乗り換えは起こりにくい。しかし、技術革新や他社製品の魅力度向上により、乗り換えの可能性は存在する。
ダイコク電機の製品自体に、ユーザーが増えるほど価値が増すようなネットワーク効果は認められない。BtoBビジネスであり、プラットフォームとしての側面はない。
長年の製造経験による効率化の可能性はあるが、業界全体で価格競争が激しく、構造的なコスト優位性を確立しているとは言えない。競合他社も同様の効率化を進めている可能性がある。
パチンコ・パチスロ業界向け情報機器市場において、長年にわたり高いシェアを維持しており、業界規模に対して最適な少数寡占状態を形成している。この規模が一定の競争優位性となっている。
競合との比較優位
強気シナリオ
パチンコ・パチスロ市場の安定的な需要継続
新規則機への対応や新機能搭載による製品競争力の維持・向上
遊技場向け周辺サービス(データ分析等)の展開による収益源多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
遊技人口の減少や市場縮小
遊技機規則の変更による需要の変動
競合他社による低価格攻勢や技術革新への対応遅れ
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ダイコク電機の投資が失敗するには、パチンコ・パチスロ市場そのものが急速に縮小し、遊技場の数が激減することが必要である。また、遊技機メーカーが自社で情報表示システムを内製化したり、競合他社が圧倒的な低コストや革新的な技術で市場シェアを奪取し、ダイコク電機の「規模の経済」による優位性を無効化する必要がある。さらに、遊技場側が情報システムへの投資を渋り、旧来のシステムを使い続ける、あるいは全く新しい技術(VRなど)が台頭し、既存のデータ表示機器の価値が陳腐化することも考えられる。規制強化による遊技機の多様化や、新たなエンターテイメント形態の台頭も、既存事業の基盤を揺るがす要因となりうる。
5年後のモート予測
パチンコ・パチスロ市場の安定稼働と、新規則機対応やデータ活用サービス強化により、既存事業のシェア維持・拡大と新たな収益機会獲得で堅調な成長が見込まれる。
市場環境の変化に対応しつつ、既存事業の安定性を維持。緩やかな成長または横ばいの業績推移となる可能性が高い。
遊技人口減少や規制強化、競合激化により、市場シェア低下と収益悪化が進む。特に新技術への対応遅れが響くリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 341億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 79.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 85.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 4.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.74倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-25 臨時報告書